【車のパンク対処法】スペアタイヤがある場合の交換手順と注意点|初心者でも15分でできる応急対応

「車のタイヤがパンクした!」
そんなとき、スペアタイヤが積んであれば“その場での応急対応”が可能です。
今回は、ポタリング帰りに仲間の車がパンクし、
その場でスペアタイヤに交換した実体験をもとに、
初心者でもできるタイヤ交換の流れと注意点をまとめました。
作業を担当したのは、頼れる先輩・新田氏。
筆者はジャッキアップの経験はあるものの、タイヤ交換は初体験。
「見てるだけでいいよ」と言われつつも、
実際の作業を間近で見て学べたことは多く、
「いざという時に備えておいてよかった」と実感できる内容でした。
🛞 この記事でわかること
- スペアタイヤ交換の基本手順(ジャッキアップ〜締め付けまで)
- 固着したボルトの外し方と“力技”の実例
- 作業に必要な工具と“取扱説明書”の重要性
- 最近の車にスペアタイヤがない理由と“ロードサービス”の活用法
- 「自分の車にスペアがあるか?」を確認しておくべき理由
タイヤがパンクした
友人の車がパンクしたので、仲間でワイワイと修理しました(スぺタイヤ交換)
帰り道でトラブル発生!
ポタリングの帰り道、ビアンキさんが 「車のタイヤがパンクしてしまった!」 と困っているとのこと。
仲間が困っているなら助けるのがポタリング仲間の精神! ということで、そのままタイヤ交換に取り掛かることに。
…と言っても、実際に作業したのは新田先輩ですが(笑)。
タイヤ交換開始!
ワタクシもジャッキアップの経験はあるものの、タイヤ交換は未経験。
そんな中、新田氏が手際よく作業を進めていきます。
① まずはジャッキアップ!
これはワタクシにもできる作業なので、工具を準備して手伝おうとしましたが、
「すぐ終わるから見てていいよ!」 と言われ、見学モードへ。
② タイヤを外すのに苦戦…!
ここが一番の難関でした。
ホイールカバーを外すのも一苦労で、かなり力を入れて取り外し。
さらに、ボルトが固くて回らず、 男二人がかりで工具を蹴って緩める という力技に(笑)。
③ スペアタイヤに交換&締め付け
無事にタイヤを外し、スペアタイヤと交換。
ただし、トルクレンチがなかったため、ボルトの締め付けも 二人がかりでしっかり固定 しました。
作業完了! そして今どきの車事情
作業は 取扱説明書(マニュアル)を確認しながら 進め、最終チェックも入念に。
道具を片付けて 約15分 で無事に作業完了!
あとは、後日ビアンキさんが ディーラーで正式に修理してもらう ことになりました。
最近の車にはスペアタイヤがない?
作業を終えた後、新田氏がこんな話を。
「最近の車って、保険にロードサービスが付いてるから、スペアタイヤやジャッキを積んでない車種が増えてるんだよ。」
なるほど…!
実際、保安基準の変更によって、スペアタイヤを標準装備していない車も多くなっているそうです。
「自分の車にはスペアタイヤがあるか?」
「いざという時にロードサービスを呼ぶべきか?」
一度、確認しておくと安心ですね!
“備えあれば憂いなし”——スペアタイヤがあるなら、交換方法を知っておこう
タイヤ交換は“段取りと工具”がすべて
ジャッキアップ→ボルト緩め→タイヤ交換→締め付けという流れは、
慣れれば15分ほどで完了。
ただし、ボルトが固着している場合は“蹴って緩める”という力技も必要になることも。
取扱説明書は“最強のマニュアル”
車種によってジャッキポイントや工具の位置が異なるため、
作業前に取扱説明書を確認するのが鉄則。
「説明書なんて読まんでも…」と思っていた筆者も、
今回ばかりはありがたみを痛感しました。
最近の車は“スペアタイヤ非搭載”が増加中
作業後に新田氏が教えてくれたのは、
「最近の車はスペアタイヤがないことも多い」という事実。
保険に付帯するロードサービスの充実や、
車両重量・燃費対策のために、
スペアタイヤやジャッキを積まない車種が増えているそうです。
これまでクルマを運転するようになって28年、今までパンクは一度もないです。スキーをやっている頃は自宅でのタイヤ交換は何度もやっていますが、雨の中や郊外の真っ暗なところでのタイヤ交換はイヤですね。
タイヤ交換が必要だったことは、過去に二回ありましたが、JAFにお願いしました。
> tsun様
ワタクシも車でのパンクは初めて遭遇しました。
慣れていないと、男2人はいないとタイヤ交換は無理だと思いました。
> ヨッシーパパ様
保険のロードサービスでは、家の敷地内のトラブルは対象外だそうです。
JAFも呼べたのですが、折角おっさん2人いるのでやってしまいました。
先輩は、なかなかできない体験で面白かったと楽しんでいたみたいです。
私も車のタイヤ交換をしたことがありません。
というか車自体持ったことが一年しかないので全くの車音痴です。(笑)
ポチ。
ホンダなんかも新しい車種はパンクキットが入っていて空気入れで空気を入れるようになっていますよね。自転車みたいですけど(笑)。
> tac-phen様
さすが自転車乗りの鑑です。
車を持っていてもタイヤ交換を自分では、そうそうしないと思います。
> moumou様
お店やガソリンスタンドに自走できれば良いという考えなんでしょうね。
スペアタイヤや工具を積むと重くなるしコストも上がるから、自転車みたいに直しましょうなのかもしれないです。
先日はお疲れさんでした。
実はこのタイヤ交換、あんまり久々だったから手順を間違えてたんだよね。
1:ホイルカバーを外す
2:ジャッキアップ、ただし、タイヤの接地は確保
3:ナットのトルクを緩める(完全には外さない)
4:ジャッキアップ、タイヤを地面から浮かせる
5:ナットとタイヤを外し、スペアタイヤを装着
6:ナットを仮締め
7:ジャッキダウン、タイヤを接地させて止める
8:ナットを本締め
9:ジャッキダウン、工具を片付けて作業終了。
が正解。先にタイヤ浮かせたのが失敗だったけど、ちゃんとした手順でやれば女性の力でも十分出来る作業ですよ〜
>新田先輩
なるほど、タイヤを設置しておけば、二人掛かりでやったナット外しは楽になるかもしれませんね。
でも、女性ができかは疑問に感じます。