[DIYは自己責任]ロードバイクをカスタマイズした代償
以前からコルナゴさんのムーブ号で、ハンドルが重いと相方さんから聞いておりました。
そういうセッティングのものだと軽く聞き流そうになりながら、先日の掃除の時に少し借りてみました。
結果は、目の前の障害物(駅前にある車止め)を避けようとしたときに、大げさと思われるかもしれませんが、死を覚悟する位に、自転車の反応が遅れていました。
ワタクシのハンドル操作の感覚では、余裕を持って障害物を避けているのに、実際の前輪は障害物のギリギリまで旋回していない感じでした。
ワイヤーが硬いのかな?とワタクシの知識では感じたのですが、知識も少ないし、この問題は命に関わることだからプロに解決をしてもらう為に、いつもの自転車屋へ持っていきました。
まずは事情を話して、お店の前で試乗してもらうと、確かに反応が悪いとの診断で、ハンドルステムの締め付けが強いのか等を調整してくれました。
しかし、結果は変わらずでした。
次に、ムーブ号の形状を検討すると、ハンドルの位置がフロントフォークに比べると後ろにあり、これかな?と言われた時に、大事なことを思い出しました。
このムーブ号は、小柄なコルナゴさんが乗れるギリギリのフレームサイズ(420)だったものを、購入時にステムを100mmから50mmに変更し、ハンドル幅も400mmから380mmに変更していました。
このステム等を変更したことを話したら、元のサイズから小さなサイズへ変更したことにより、反応がクイックになっているとの判断でした。
それに加えて店員さんに指摘されたのが、アセンブルされているフロントホイール(勿論リアも)が重いとのことでした。
試しに、相方さんのフロントホイールと交換して、店前を試乗してみたらビックリする位に、さっきまでの反応とは別物の操作感覚でした。
ワタクシが試乗してもピネオに乗っている感覚と同じスムーズな反応でした。
このホイールの重さがどれ位違うのかを測ってもらうと、ムーブ号のフロントホイール(タイヤ付)が1360gで、相方さんのホイールが約1100g(数値忘れた)でした。
たったの200g程の違いですが、総重量10kg以下のロードバイクの足下の重量だと全く別物の変化が起こるのですね。
コルナゴさんのムーブ号は、重いホイールを長めのステムとハンドルで旋回させることを目的とされている設計のようで、部品交換には色々リスクがあるようでした。
本人も最初からこれしか知らないので、この反応の悪さが通常のことだと思っていたようですが、サイクルモード等で小柄な女性用に販売されているモデルとは明らかに違う事に違和感を覚えていたそうです。
そういえば、なんでも無いところで、よろけたり、転んだりしていたことを考えると、実は深刻な問題だったと思います。
対策としては、軽いホイールに交換することを、店員さんに勧められました。
3万円台のULTEGRA WH-6800位が良いとのアドバイスですが、こればっかりはお金のかかることなので、しっかり計画を立てて検討するそうです。
相方さん達に好印象を与えてくれる岸和田の自転車屋さんは、無理矢理すすめることもなく、高いものだから無理せずに安いお店で買ってくださいとのご意見でした。
良くしてもらっているから、出来ればここで買いたいとの女子2名の反応でした。
今回に教訓を得たのが、乗れるようにすると、快適に乗れるは別物で、メーカーが出荷しているものをカスタマイズするには、それ相応のリスクがあるということなのですね。
買ったお店でも反応がクイックになることを説明してくれていたと思いますが、理解できていなかったのも良くないと、次から気をつけるポイントです。
相方さんのイクスペリエンスも同様に、100mmのステムを60mmに、400mmのハンドルを380mmに変更しているのですが、こちらはKzumiさんに軽量ホイールを頂くことが出来ていたので、このトラブルは起こっていませんでした。
Kzumiさんには大変感謝しております。
ちょっとビックリですね。
勉強になりました。
勉強になりました。
> tsun様
ワタクシもビックリです。
男性と女性、身長差が、想像と違う結果で問題になりました。
今後の教訓にしたいと思います。
> koni 様
カスタムをするにも、それぞれにメリット、デメリットがあることを学びました。
特に、無理矢理には注意が必要ですね。