ポタリング
PR

【日本横断ライド】姫路から城崎温泉へ!秋の絶景ルートと温泉ご褒美ライド【2015実走記録】

みぞお
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「ただのツーリングじゃ物足りない…」
そんなサイクリストの欲を叶えてくれるのが、“横断ライド”。

今回は兵庫県・姫路からスタートし、ゴールは名湯・城崎温泉
100km超えのロングライドと、旅の終わりの温泉というご褒美──
まさに「がんばった体に沁みる」ルートでした。

この記事では、ルートの見どころ、休憩ポイント、景色、温泉街の魅力までたっぷり紹介します。
「今度の旅ライド、どこ行こうかな…」と思っている方の参考になれば嬉しいです。

スポンサーリンク

大人の遠足

瀬戸内と日本海をグルングルンと、かき混ぜようぜ!

秋の大型連休を利用して、とっくり氏と遠足ライドへ行ってきました。
今回のメンバーは、とっくり氏とみぞお夫婦、B-worksさんの4人です。
K-zumiさんは仕事で不参加です。
大人の遠足は、何故か4人になることが多いです。

現地集合

B-worksさんと岸和田から輪行をして、無事に大阪駅から新快速に乗り継ぎます。

帰りに乗る特急はこれ

写っている電車に乗った訳ではないが、帰りに乗ることになることを、この時は知らない・・・。
・・・ワタクシ達が電車の種類を知らないだけだったりします。

姫路到着

輪行をしての集合場所は、姫路駅です。

予定よりも前倒しで姫路駅で待っていてくれた「とっくり氏」と無事に合流できました。

日本横断ライドスタート

姫路駅を遠目に確認して、日本海側の城崎温泉駅を目指して出発です。

瀬戸内の水

大人の遠足企画

瀬戸内と日本海をグルングルンと、かき混ぜようぜ!

B-worksさんが企画してくれた「瀬戸内と日本海をグルングルンと、かき混ぜようぜ!」を実行する為に、岸和田の海水を汲んできてくれました。

容器を特には突っ込まない!

北上すると道路状況が悪い

スタートしてから福崎までの312号線は向かい風な上に車が多くて、相方さんの顔色が徐々に悪くなってきました。

旧道が走りやすい

ルート上にコンビニを設定するには312号を走り続けないといけないのですが、このままではリタイヤ確実なので、福崎駅からは旧道を通ることにしました。

車との並走のストレスからは開放されましたが、異常に湿度が高くて、やはり相方さんの調子が悪くなる一方でした。

休憩ポイントがない

おまけに、コンビニがないのでまともな休憩がとれずに1時間半以上を走り続けています。
このままではまずいと、近くのコンビニを検索して、312号線へ戻ることにしました。

体調管理大事

コンビニで補給をしてからは少し顔色が良くなりましたが、相方さんは辛そうです。
出来るだけ並走する旧道を通りながら、進んで行きました。

ランチ

比較的車も少なくなっていたので、312号線も走れるようになったくらいで、B-worksさんが「あれは、パソ屋?パン屋がありますよ」と古民家のパン屋さんを発見してくれてました。

建物を見た瞬間に、相方さんが「あれに行きたい!」と少し表情が明るくなり、古民家へ進路をとりました。

美味しいパンで休憩

そこは、有名な食パンのお店だったらしくて、イートインで昼食を食べることにしました。

予定よりも進む時間は遅いですが、相方さんのテンションが明らかに良くなり、普通に走れるようになりました。

ルート唯一の峠越え

今回唯一の峠を越えることができました。

本来の予定より1時間半遅れです。

予定より遅れているから、DNFか?

帰りの特急に間に合わないようなら、途中で中止して近くの駅から帰れば良いと、仲間に確認をしました。

瀬戸内と日本海をグルングルンと、かき混ぜようぜ!

姫路から城崎温泉を目指して、ワタクシの出発前のタイムスケジュールより1時間半遅れで生野峠を越えることができました。

小さな峠があった

この先に生野北峠と言うのがあったのですが、細かいことは気にしない。

下り基調

この辺りから、城崎温泉までは下り基調です。
先ほどに1時間半遅れと書きましたが、昼食を先にとっているので、30分ほどの遅れです。

時間が遅れている

帰りの特急に間に合わす為には、少し頑張らないといけないのですが、まだ相方さんの様子を確認しないといけないし、本格的なペースアップは控えました。

一人、開放する

そうすると、ずっと後方で待機をしてもらっていたB-worksさんが、思いっきり足を回したい衝動から、少しずつ飛び出すようになりました。

温存するべし

ワタクシの計画ではここから、下り基調の続く20〜30km位の区間を巡航30km/hで引いてもらって、時間に余裕をもつ予定だったのですが、そのことは言わずに、とにかく殿をしておいてと、下がってもらっていました。

間に合うかな?

ワタクシの頭の中のシミュレーションで思惑が交差しながら進みます。

朝来市到着

そして、車が少なくなった312号線を気分良く走りながら、朝来市に到着です。

竹田城跡

ここは、あの有名な竹田城跡があります。
自転車で走りながら遠目に見ただけです。

風情のある町並み

竹田駅周辺は、元々ある風情の良い街道沿いで、ブームに乗る気満々の町づくりが進んでいました。

来年位には、オシャレなお店が増えていると思います。

体調が回復してきた

相方さんも多少のペースアップにも、笑顔で着いて来れる位になったところで、和田山駅前に到着しました。

全員の意思確認は続行

ここで中止にして帰るかと確認したら、進みたいと満場一致で決定したので、多少は無理をして必死に走ってもらうことが決定しました。

確認は何度も

心の中では、特急の止まる駅で、続けるか中止するかを再度確認しようと思っていました。
ワタクシが30km/h程度で引き始めて、少しやり過ぎかな?と思って後方を確認すると、相方さんもそれに対応できていました。

時間大丈夫

これなら、特急の時間に間に合うと確信できたので、ペースアップ開始です。

師匠遅れる

30km/h巡航を始めると「とっくり氏」が少しずつ遅れ始めたので、膝の痛みが再発したのかと恐る恐る確認したら、「最近は時間がなくて自転車に乗れなくて練習不足だから、ペースが少し辛いだけだよ。ルートは分かっているし、後からついていく。」と言ってくれていたので、一安心です。

最後の力を発揮してもらう

ここで、ずっと後方待機で温存していたB-worksさんの本領を発揮してもらうことにして、相方さんを引いて30km/h巡航で先行してもらうことにしました。
ワタクシは「とっくり氏」が遅れ始めたら、少しペースを落として引くことにして、信号が殆どない道を、進んで行きました。

ハイペースでゴール

ワタクシ達で、このスピードを維持して3時間(休憩含む)近く走ったのは初めてです。

城崎温泉

そうしているうちに、予定の時間と殆ど変わらずに、城崎温泉の入り口に到着です。

目標達成

大事なミッションをここで遂行します。

本来は海まで海水を運んだ方が面白いのですが、海に通じている川で岸和田(瀬戸内海)の海水を放水し、かき混ぜツアーは成功です。

サイクリング終了

ミッションを済ませた後は、17時27分に城崎温泉駅に到着で、サイクリングは終了です。

理想は17時前に到着して、美味しいものを食べる余裕もある位ですが、この日のうちに岸和田へ帰られる特急に遅れなくてよかったです。

温泉に入る

110kmも走って温泉街に来たのだから、温泉に入りたいところです。

足湯でもリラックス

18時16分発の特急まで、時間もあまりないので、足湯に入ります。

交代で輪行をしながら、足湯で疲れを癒しました。

5分程度の足湯でも温泉は気持ちいいですね。

電車で帰る

帰りは3時間以上電車の中なので、駅弁を買って、楽しく帰路につきました。


電車旅の楽しみの駅弁です。

とっくり氏は福知山駅で、山陰線の特急に乗り換えて、ワタクシ達よりも先に帰れたようです。

走り終えて

多少無茶な計画をしてしまいましたが、仲間の協力のおかげで、楽しい大人の遠足でした。

またチャレンジしたい

気になるお店もあったし、もう少し計画を練り直して、また日本列島(本州)横断を挑戦してみたいです。

まとめ

日本海を目指して走る道中は、田園の景色あり、峠の緊張感あり、
そして最後に待っているのは、足をのばせる極上の温泉

ロングライドに挑戦してみたい人も、非日常を感じる旅をしたい人も、
姫路〜城崎温泉ルートは間違いなく“記憶に残るライド”になるはずです。

「ただの移動」ではない、「走ることそのもの」が旅になる。
そんな自転車の魅力を、これからも走って伝えていきたいですね。

スポンサーリンク

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
みぞお
みぞお
おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました