ポタリング旅行のコース設定について、師匠と議論する
黄金週間の連休旅行は、何度か行っているしまなみ街道(来島大橋)と、初めての広島県の江田島へ行くことになり、ホテルとフェリーの手配をして、輪行ポイントの駅と時刻表を調べて、とっくり一派のツアコンであるワタクシの仕事は終わり、とっくり氏にコース設定をしてもらう引き継ぎをしました。
引き継ぎと言っても、旅のしおりと大体の道をメールで送って、「大体決めましたので、後はよろしくお願いします。」って、隣に座っているとっくり氏に言うだけなのですけどね。
そこで、先日のピンクリボンサイクリングの時に出会った女性の意見を聞いて、コース設定に注文を付けてみました。
み「今回のコースに細かい目標設定と、登り等の達成感のあるコース設定をお願いします。」
と「なんで?ルートは引いてGPSに入れとくし、いつも通り車の少ない道を走るよ?」
み「いえいえ、ピンクリボンの時に出会った女性の話を聞いて、長距離を走るときは、平坦路をただ走るより登り等が途中にあったり、どこまで行けば休憩や何かがあると考える方が達成感があって、また走れるらしいです。」
と「そうなの?」
ワタクシの説明が悪いこともあり、とっくし氏は困惑気味でした。
ちょっと話し合いをしていたら、とっくり氏が
と「なるほど、以前に読んだ記事で、アメリカの女性の学者が、女性は地図が苦手じゃないことを実証しようと女性がよく分かる地図を作ったらしい。」
み「どんなのですか?」
と「それは、スタート地点から各目標物を本来の地図の形は関係なく書き込んで、その場所毎に曲がったりする指示を書き込んだものらしい。」
み「なるほど、そのポイント毎に達成して、新たな目標を目指して進むということですね。」
と「その通り。今回の話と同じことだね。」
と「ちなみに、その実証しようとした地図は、男が見るとさっぱり分からないものだったらしい。」
み「確かに、それは地図じゃなくてナビゲーションの説明で、全体が見えなくて分かりにくいかもしれないです。」
と「男は地図をまず俯瞰で見てから、各ポイントを調べる考え方だから、地図を覚えようとするし、進み方にも融通が効く、だから細かいポイントはそれほど重要じゃないんだ。」
と「それに対して、女性は俯瞰で地図を見ようとせずに、どこへ進んだら目標物があって、それを確認してから曲がる等の次の行動をするというステップ方式で地図を読もうとするんだ。だから、目標を見失うと迷子になりやすいし、みぞおが言っていた達成感があると、次へ進もうとすると思うんだ。」
み「なるほど。」
このような会話をしてから、
と「だから、九州へ行った時に、チネリさん(相方さん)が、遠賀川や海沿いの快適な開放感のある道を走ったことにそれほど感動がなくて、佐多岬のアップダウンの激しい道の方が印象が強いのかもしれないね。」
み「まさに達成感なのかもしれないですね。」
と「分かった。今回のコースは、そのことを考慮して考えてみるよ。」
このような結論になり、今年のコース設定は登りが多少あることを覚悟してください。
誰に言っているのか?っと思っているそこのKzumiさん!自転車が数段階レベルアップしたのだから、余裕で登ってくださいよ。
あ!旅行の最大の楽しみである地元の美味しいごはんを食べるお店を調べておくのを忘れていた!すぐに、調べないと!!!!
戯れ言でした。
旅行に行かれるのですか、うらやましい!
ちょうど私も旅ごころがうずきはじめているところです。
旅行は計画段階から楽しいですよね。
男性と女性で地図の見方が違うんですね。
すごく面白いアプローチです。
どんな達成感のあるコースにしたのか楽しみです。
なんだかすごい会話ですね。
でも確かに女性はそういう傾向があるかもしれません。
良い旅になるといいですね。
> tac-phen様
5月の連休旅行は、毎年恒例になっていまして、それを楽しみに一年を待っている感じです。
コースはとっくり氏に一任なので、当日になるまでどうなるか分かりません。
> moumou様
ありがとうございます。
楽しみ方の違いとモチベーションの保ち方の違いがスポーツの楽しみ方に現れていて、面白いと思っています。
余裕は無理にしてもがんばります…
地図が読めるかどうかは分かりませんが、目印の登り広告なんかがかわると確実に迷います…
> Kzumi 様
ペースは年々ゆっくりになっているので、あまり無理はしなくても大丈夫でしょう。
あなたには文明の利器であるナビがあるではないですか。いなくなっても探しませんので、集合場所にたどり着いてください。