【ANCHOR RNC7】ブレーキ不調の原因はどこに?メーカー対応と販売店への疑念

ロードバイクに乗るとき、「ブレーキの効き」ほど命に関わる問題はありません。
どんなに高価なバイクでも、どれだけ軽量でも、止まれなければ意味がない——そう感じた出来事がありました。
今回は、ANCHOR RNC7で発生したブレーキトラブルと、その原因、そしてメーカーの対応と販売店への不信感についてお話しします。
発端:なぜかブレーキの効きが悪い
購入してから間もない段階で、ブレーキの利きが極端に悪いという違和感を感じました。
ハンドル交換の際にも症状は変わらず、明らかに通常の挙動ではありません。
このままでは公道で走るのが怖い。
そこで、メーカーに直接問い合わせることにしました。
メーカーからの丁寧な返答:原因は“アウターの固定”
メーカーからは、以下のような丁寧な説明がありました。
- 通常、アウターケーブルは固定しないのが正しい構造。
- アウターが固定されてしまうと、ワイヤーが正常に動作せず、ブレーキアームを正しく押せない。
- 解決策は、ワイヤー長の調整とアウターの交換。
- 信頼できる販売店なら、正しい長さで測定・修理対応が可能。
納得のいく、理にかなった説明でした。
しかし、最大の問題は「購入店が信用できないこと」
本来であれば、メーカーの言う通り購入店に持ち込めば済む話。
ところが、ここに大きな問題があるのです。
この自転車を購入した販売店。
実は、過去にFCR2の組み立て不備でも問題を起こした同じお店でした。
今回も、ハンドル交換の際に持ち帰る途中でブレーキ不調が発生。
「もしかして、最初からこの状態だったのでは?」という疑念が強く残ります。
放置できない、でも持ち込むしかない——葛藤と決意
このままでは危険。
けれど、信頼できるショップが近くになく、頼れるのはこの店だけ。
「ちゃんと直してもらえるのか?」
「また何かごまかされるのではないか?」
そんな思いを抱えながら、時間を見つけて再度持ち込む決意をしました。
同じ思いをしている人へ伝えたいこと
もし、あなたのロードバイクにも違和感があるなら、「こんなものか」と思わずに、必ず確認してください。
特にブレーキまわりは、命に関わる重大なパーツです。
そして、もし購入店に不信感があるなら、セカンドオピニオンを求めるのも大切です。
いまや全国に専門店はありますし、メーカーも親切に対応してくれることが多いです。
まとめ:機材への信頼と、店選びの重要性
ロードバイクの性能は、パーツの精度だけでなく、組み立て精度にも左右されます。
そして、どんなに良い機材も、信頼できるショップとつながっていなければ台無しです。
あなたの命を預ける機材だからこそ、
しっかり向き合い、納得いくまで手を入れていきましょう。
いつもの自転車屋にこの件を伝えると、「長さはハンドルとかで短くなった分で、今の長さが切らずにベストな状態です。」とのことなので、少し様子を見てみます。
素人考えですが、リアのブレーキキャリパーの不具合かもしれないですね。