【駐輪場対策】自転車の盗難・いたずら防止に「スキュワー交換」という選択肢

普段使い用の自転車を安全に外に停めるには、盗難やいたずらへの備えが必須です。
今回は、普段使い自転車として再整備されるGIANT FCR2(通称:エドワード)の防犯対策についてご紹介します。
なぜ「クイックリリース」は防犯的に危ないのか?
スポーツバイクに標準で採用されていることが多い「クイックリリース」。
レバー1本で簡単にホイールの脱着ができる便利な仕組みですが、防犯面では弱点になりやすいんです。
- 工具なしでホイールが外せてしまう
- 駐輪中にいたずらや盗難の標的になりやすい
- ホイールごと持ち去られる危険性
とくに外の駐輪場や無人スペースに停める場合は要注意です。
スタンド装着×屋外駐輪=盗難リスク増
今回の計画では、GIANT FCR2にスタンドを取り付けて、日常の足として屋外に駐輪する予定。
つまり、ホイールが誰でも簡単に外せる状態は避けたいところです。
防犯対策の選択肢:ロックナット or スキュワー交換
調べてみると、ホイール盗難防止の手段としては主に2つが挙げられます。
1. ロックナットに交換(高価)
専用工具が必要なロックナットタイプもありますが、
- 部品代が高め(数千円〜)
- 工具の管理が必要
- 一般的な輪行時やトラブル時にやや不便
という理由で、コストや実用性の面で見送りとなりました。
2. スキュワー交換(現実的な選択肢)
そこで注目したのが、「スキュワー交換による盗難対策」。
具体的には、クイックレバーではなく六角レンチなどの工具で締めるタイプのスキュワーに交換する方法です。
おすすめは「BBB ホイールフィックス スキュワー」
今回見つけたのが、「BBB ハブパーツ ホイールフィックス スキュワー」という製品。
特徴:
- 六角レンチでの取り付け(レバーなし)
- オフロード向けに設計(=外れにくい)
- メンテナンスは工具必須=防犯効果◎
- 手持ちの携帯工具でも対応可能=輪行もOK
実際にはMTB用に開発されたものですが、防犯対策として都市部での利用にも効果的です。
他メーカー製も多数あり
BBB以外にも、TIOGA・KCNC・PINHEADなどからも防犯スキュワーが販売されています。
鍵付きや専用工具式など、ライフスタイルに合わせて選べるのが嬉しいですね。
まとめ|日常使いの自転車こそ「防犯意識」を
高価なロードバイクに限らず、コンビニや駅前などで短時間でも駐輪するなら、防犯対策は必須。
今回のように、レバーなしスキュワーへ交換するだけでも、盗難やいたずらのリスクを大幅に下げることができます。
ポイントまとめ
- クイックリリースは便利だが防犯面では弱点
- ロックナットは高価なのでスキュワー交換が現実的
- BBBの六角固定スキュワーは輪行・日常利用どちらにも◎
- 屋外駐輪の際は、鍵+ホイール対策の両方を忘れずに
将来の「うっかり盗難」や「謎のイタズラ被害」を避けるためにも、早めの対策を検討してみてはいかがでしょうか?
こんなものがあるんですね、知りませんでした。
高価なホイールをつけている人には朗報ですね。
> tac-phen様
クイックリリースの簡便性が勝って、あまりメリットのない商品のような気がしますが、盗難を考えると使えると思いました。
探せば、色々な商品がありますね。