“歩けるSPD”を探して——KEEN Commuter SPDで叶えた理想の一足

「“歩きやすくて、ちゃんとSPD対応の靴が欲しい”」
そんな相方さんの願いを叶えるために始まったのが、KEEN Commuter SPDとの出会いを描いたシューズ探しの旅です。
この記事では、お気に入りだったヴィットリアの靴が早く傷んでしまったことをきっかけに、ローテーション用の靴を探し始めた経緯から、女性用SPDシューズの選択肢の少なさ、そして最終的にKEENの「Womens Commuter III」にたどり着くまでのリアルな葛藤と決断が綴られています。
「デザインに妥協したくない」「サイズが合うか不安」といった悩みを乗り越え、“黒い靴にパッションピンクのソックス”という遊び心も加わった、納得の一足との出会いが描かれています。
KEEN Commuter SPDの購入検討につい
今回ご紹介するのは、私自身のものではなく、相方さんが使用する予定のSPDシューズについてです。
ビットリアの靴の劣化が予想より早かった
相方さんが長年愛用していたVittoria(ビットリア)のSPDシューズが、想定よりも早く傷んでしまい、このまま使用を続けるとお気に入りの一足が履けなくなってしまう恐れが出てきました。

ローテーション用としての新調を決意
そうした事態を見越して、より歩きやすく、ポタリング用途に適したシューズを用意しようと、数ヶ月前からローテーション用の靴を検討してきました。
女性用モデルの選択肢が少ない
実際に購入を決めようとすると、女性向けモデルの選択肢が非常に少なく、デザインや機能性に納得がいく商品を見つけるまでに時間がかかりました。
店頭で実際に商品を確認し、足に合うかどうかサイズを試す必要があるため、靴選びの旅がなかなか終わらなかったのです。
「なぜここまでデザインが大味で的外れなのか……」と、メーカー各社に問い合わせたくなるほど、相方さんの好みにぴったり合う一足が見つかりませんでした。
シマノ「CLICK’R」シリーズにいったん落ち着く
そんな中、先日のサイクルモードに出展していたgbcブースにて、シマノのCLICK’Rシリーズを発見。
実際に試着もでき、サイズもピッタリのモデルが見つかり、ひとまず候補として落ち着きそうな流れとなりました。
ずっと気になっていた「KEENのSPDサンダル」
しかしながら、心のどこかにデザインへの妥協が残っていたのかもしれません。
というのも、会場で一度だけ見かけた「KEENのSPD対応サンダル」がずっと気になっており、実際に試着しなかったことを後から少し後悔していたようです。
KEEN「Womens Commuter III」SPDサンダルとの出会い
先日の忘年会後に立ち寄った自転車ショップで、偶然にも相方さんの足にぴったり合うKEENの黒色SPDサンダル(在庫はなんと残り1点)と出会いました。
試着してみるとフィット感は申し分なく、さらに店員さんから
「靴が黒だから、ソックスのカラーで遊んでみてはいかがですか?」
というアドバイスをいただき、試しにパッションピンクのソックスを合わせてみたところ、相方さんの心はかなり傾いていたようです。
ただ、即決とまではいかず――というのも、カタログ上には他のカラーバリエーションも掲載されていたため、そちらも見てから最終判断したいということで、その場ではいったん保留に。
その後、仲間と別のショップへ移動する途中、相方さんから
「買うとしたら、いつもの自転車屋さんで買うよね?」
と聞かれたので、
「サイズがなくて注文になるならそうするけど、今目の前に気に入ったものがあってサイズも合うなら、今日買うよ。 それに、あとから“もうメーカー在庫がありません”なんて言われたらショック大きいからね」
と返したところ、
「それなら、みんなと解散したあとに買って帰る」
と決心されたようでした。
クリスマスプレゼントとしての購入
こうして、いろいろと考えた末に、今年のクリスマスプレゼントとして「Womens Commuter III」を購入することに決まりました。
相方さんは以前からKEENのSPDサンダルの存在をご存知で、モデルチェンジごとに少しずつ改良されているという点にも魅力を感じていたようです。
サイクリングがもっと楽しくなる予感
新しいシューズを迎えたことで、これからのサイクリングがさらに快適で楽しいものになってくれると思います。
…そして私はというと
この機会にかこつけて、自分用に新しいデジカメを買いたくなってきました。
Kzumiさんが購入された、コンパクトながら画質の良いあのモデルが気になっているのです…。
まとめ
SPDシューズ選びは、機能性だけでなく“歩きやすさ”や“デザインの好み”も大切にしたいもの。
この記事は、相方さんのこだわりと実際の試着体験を通して、“自分に合った一足”を見つけるまでのリアルなプロセスを教えてくれます。
「SPDデビューしたいけど、どれを選べばいいか分からない」——そんなあなたにとって、“歩けるSPD”という選択肢を考えるきっかけになる一記事です。
次の一足を探す前に、ぜひ読んでみてください。
現在は廃盤
KEEN Commuter SPD(SPD対応のサイクリングサンダル)は、いくつかの国内外のサイトで取り扱いが確認されています。ただし、すでに生産終了しているため、在庫状況には注意が必要です。
国内サイト
- KEEN公式オンラインストア(日本)
現在はCommuter SPDの取り扱いは確認できませんが、他のモデルは豊富に揃っています。 - 「KEEN MEN COMMUTER-2 SPDサンダル」の商品ページがあります。ただし、現在は取り扱い終了となっているようです。
海外サイトでの購入について
KEEN Commuter SPDは海外でも人気があり、eBayやAmazon.comなどで中古またはデッドストック品が出品されていることがあります。
- サイズ表記(USサイズ)と日本サイズの変換
- 送料・関税
- 返品・交換の可否
購入のコツ
- 「KEEN Commuter SPD」や「KEEN SPD Sandals」でGoogleショッピングやeBayを検索
- 「Commuter III」「Commuter 4」など、モデル名を変えて探す
- 中古品も視野に入れる場合は、メルカリやヤフオクもチェック
購入可能サンダルタイプSPDシューズ(2025年版)
① SHIMANO(シマノ)
商品名:SD5(SH-SD501)
- 特徴:SPD対応。素足でも快適なライニング。2本のストラップで調整可能。通気性・歩行性も高い。
- 価格:定価 ¥19,800/市場価格 ¥13,663〜¥16,236
- 購入先:
② Exustar(エグスター)
商品名:E-SS503
- 特徴:SPD対応。軽量・メッシュ構造で通気性抜群。調整ストラップつき。街乗りライド向き。
- 価格:約 ¥12,000〜¥15,000(国内在庫にばらつきあり)
- 購入先:
- Amazon検索リンク
③ Lake(レイク)
商品名:MX105
- 特徴:SPD対応のサンダル風デザイン。レザー使用で高級感あり。フィット性・耐久性も◎。
- 価格:約 ¥20,000〜¥25,000(海外通販中心)
- 購入先:
- BikeInn公式サイト などの海外通販
④ DZR(ディーゼットアール)
商品名:H2O
- 特徴:SPD対応。完全防水。スニーカー風デザインで街乗り・通勤にも最適。全天候に対応。
- 価格:約 ¥18,000〜¥22,000
- 購入先:
- DZR公式サイト
⑤ CHROME(クローム)
商品名:Kursk AW Pro
- 特徴:SPD対応スニーカー。防水仕様で街乗り・通勤向け。アウトソールの耐久性が高く、歩行性にも優れる。
- 価格:約 ¥17,000〜¥22,000
- 購入先:
- CHROME公式サイト
- Amazonでも在庫がある場合あり(検索リンク)
補足ポイント
- サンダルタイプにこだわるならSHIMANO SD5が最も入手しやすく、国内在庫も安定しています。
- ExustarやLakeは海外モデルが中心ですが、個人輸入や並行輸入で購入可能です。
- DZRやCHROMEはスニーカー寄りのデザインですが、通気性や歩行性に優れ、夏場の代替候補としても◎。
一時期、ローラー専用でサンダルのシューズが欲しかったことがありますが、結構いい値段するんですよね。
> tsun様
確かにいい値段をしていました。
シマノのサンダルが少し安かった気がしますが、最近は出していない気がします。
サンダルとは言え結構いい値段しますね。
自転車関連商品は何でも高いですね(;_;)
> koni様
このKEENのサンダルは、つま先が保護されるようにしっかりした作りになっていたりとか普通のサンダルよりも良く作られているので、値が張るのは納得しています。
自転車は、人気が高まってきたけど、まだまだ消費の少ない市場だから、お得感があるほどのコストダウンはないですね。
一足早いクリスマスプレゼント、素敵な旦那さんですね。
> ヨッシーパパ様
相方さんが楽しく自転車を続けてくれると、ワタクシも楽しく好きなものを買ったり遊んだりできるからなのです。
感謝の気持ちです。