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【自転車組立メモ】フレーム加工に必要な工具まとめ|古いクロモリフレームをいじる前に

みぞお
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自転車を組むとき、「フレームは完成済みのものをそのまま使う」という方がほとんどだと思いますが、今回購入したフレームはちょっと事情が違いました。
いくつか加工が必要な箇所があり、それに応じて専用工具を揃えることになったので、自分用のメモとしてまとめておきます。

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必要だった加工&工具一覧

1. ダブルレバー台座のネジ切り加工(5mm)

  • 使用工具:5mmネジ切りドリル(タップ)
  • 目的:アウターストッパーの取り付け

購入したフレームには、ダブルレバー台座が潰れた状態で残っていたため、まずは成形が必要でした。
成形後、アウターストッパーを固定するためにネジ穴を切る作業が必要になります。

ネジサイズはおそらく「M5」でいけると思っていますが、
万が一サイズが合わないと台無しになるので、作業前に再確認を忘れずに。

2. キャリパーブレーキ裏の穴拡張(8mm)

  • 使用工具:8mmドリル
  • 目的:リアキャリパーブレーキのナット収まり加工

今のロードバイクは、キャリパーブレーキを取り付けたとき、ナットがフレーム内側に収まるよう設計されています。
そのため、ブレーキ裏のネジ穴はやや大きめに広げられています。

しかし、今回の古いクロモリフレームにはその加工がなかったため、
8mmのドリルで裏側の穴を少し広げる必要が出てきました。

要注意ポイント
  • 穴を広げすぎると固定が甘くなり危険です。
  • ドリル作業時は慎重に行い、少しずつ調整するのがベスト。

フレーム加工=一発勝負。下調べと慎重な作業が肝心

こうした加工は、ほんの1mmのズレが致命的になることもあります。
「DIYでなんとかなる」と思っても、事前に必要な工具やネジサイズを確認しておくことが重要です。

また、加工が必要な場合は以下も忘れずにチェック:

  • フレーム素材(アルミ、クロモリ、カーボンで難易度が変わる)
  • 加工後の強度(安全に乗れるか)
  • パーツの互換性(古いフレームほど注意)

おわりに:古いフレームの再生は楽しいけれど…

古いクロモリフレームには独特の味があり、それを活かしたカスタムはとても楽しい作業です。
しかし、安全性やパーツのフィットなど、現代の規格とのギャップに悩まされる場面も少なくありません。

今回の加工も「なんとかなるだろう」でやるのではなく、
工具・パーツの規格、作業のリスクをしっかり確認した上で臨むことが大切だと再認識しました。

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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