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サポート終了でもまだ戦える!MacBook Pro 2012をDIYで延命する方法

みぞお
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「古いけど、まだ使いたい」
そんな思いを抱えているMacユーザーにとって、MacBook Pro 2012はまさに“最後の砦”。
今回は、友人から譲り受けたこの機体を、バッテリー交換とディスプレイのコーティング剥がしで再生した記録です。

macOS High Sierraが動作し、Adobe CS5や古いJavaアプリも使えるこのモデル。
Boot CampでWindows10も動作するなど、“古さ”がむしろ強みになる場面も多いのが魅力です。
ただし、サポートはすでに終了。メーカー修理も受けられないため、DIYでのメンテナンスが前提となります。

今回は、バッテリー膨張による筐体の歪みと、Retinaディスプレイのコーティング剥がれという2大トラブルに対応。
Amazonで購入した交換バッテリーと工具キット、そして100均のシール剥がし液を駆使して、
1時間ほどで作業完了&快適な動作環境を取り戻すことに成功しました。

🔧 この記事でわかること

  • MacBook Pro 2012のバッテリー交換手順と注意点
  • Retinaディスプレイのコーティング剥がしと保護シート貼付け
  • 型番の見分け方とバッテリー購入時の落とし穴
  • 必要な工具と代用品(100均アイテム活用術)
  • “まだ使える”から“まだまだ使いたい”へ変わる満足感
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MacBookPro2012・2013

友人から買い替えて不要になったノートパソコンをもらっていたのですが、バッテリーが膨らんでいるので、そのうち修理しようと思いながら、問題ないかと使い続けていました

古いアプリケーションが動作する

Adobe CS5まで動作するOS「macOS High Sierra」が稼働するので、古いアプリケーションを使っているユーザーには大変ありがたい(JAVA6動作可)

静かに、速く、美しく。iMac 2017をSSD換装で“現役マシン”に復活させる
静かに、速く、美しく。iMac 2017をSSD換装で“現役マシン”に復活させる

Boot Camp

2013年位に販売されていた機種なので、Windows10をインストール可で、これも便利な機能

問題点

古いPCなので、アップルサポートは切れクラシックに分類されて、メーカー修理は行えないので、DIY修理を行う必要があります

ディスプレイ

2012~2017年モデルくらいまでのRetinaディスプレイはコーティングが化学反応を起こし、斑模様のような剥がれが起こりました

このディスプレイも、同現象が起こっていますし、サポート中に修理しなかったので、自分で解決します

バッテリー膨張

急激に稼働時間が伸びた2012年モデル以降、バッテリーの劣化が早く・本体の膨張が起こる問題も、この機種でも起こっています

写真では分かりにくいですが、キーボードの一部が盛り上がっていて、本体底部も膨らんでいるので、真っ直ぐ机の上にのせても、PCが動く(回る)

DIY修理

ネットなどにバッテリー交換方法が公開されているので、自分で液晶コーティング問題・バッテリー交換を行います

コーティングメンテナンス

まだら模様でも使えなくはないのですが、デザイン作業を行う時に、ないはずの模様が見えては都合が悪いので、残ったコーティングを剥がして、保護を検討します

綺麗なエリア

もともと、掃除用クリーナーでモニターを拭いていたので、一部は綺麗にコーティングがはがれていました

このクリーナーだと、コーティングを剥がすことが可能であると思われます

ピカール

一家に一本のピカールも用意したけど、出番はなさそう

マツキヨオリジナル商品

安く買えるので、ガンガン使っているクリーナーは電解水を含んでいるんで、これが良いみたいです

拭くだけ

クリーナーを惜しむことなくディスプレイを何度も拭いたら、ボロボロのコーティングが剥がれました

端の方など、少し残っていますが視界の邪魔にならないので、80点でOKです(持論)

保護シート

Amazonで買った適当な保護シートを貼りました

バッテリー交換

本体を分解する必要があるバッテリー交換を行いました

バッテリー購入

Amazonで年式・画面サイズなどで検索すると、色々種類があります

macの画面上で、2013年モデルと表示されていたので、これを購入したけど、実際は2012年モデルでした

色々揃っている

交換バッテリー以外に、工具類もセットになっているので、作業がしやすい

その他必要なもの

工具類は揃っていますが、両面テープで固定されているバッテリーを剥がすためのアルコールやシール剥がしが必要です(100円ショップで対応)

開けて気が付く

バッテリー交換キットの工具を使いながら、裏蓋を外したら、事実に気がつく

外したネジは無くさない・元の位置を覚えておく必要があります

モデル違い

型番をちゃんと確認せずに購入したので、ここで気が付きました

買ったものとバッテリーの形が違うので、再度購入する必要があります

ホコリだけ飛ばす

せっかく開封したので、蓄積したホコリだけ綺麗に掃除しておきました

自作PCにはエアダスター必須

膨らみがヤバい

ケーブルが圧迫されているくらいバッテリーが膨らんでいるので、交換しないと危険すぎます

再度バッテリー購入

今度は型番を間違えず購入しました

交換作業

再びバッテリー交換作業を行います

参考サイト

交換方法は、バッテリーメーカーのHPが分かりやすい

MacBook Pro 13インチ Retina Display Late 2012 バッテリーの交換
MacBook Pro 13インチ Retina Display Late 2012 バッテリーの交換

保護シート

先に購入したキットと比べると、付属品にディスプレイ保護シートが含まれていました

ゴム手袋

ゴム手袋も用意せずに、付属していたので、それを使いました

ネジは無くさない

特殊なネジで、長さも間違えると困るので、戻す位置が分かるように紙に貼りました

丁寧な作業

説明HPや付属のガイドを参考に、断線しないように丁寧な作業を心がけます

シール剥がし

付属のカード状工具を使って、バッテリー下部に液体を流し込みます

シール剥がしが浸透する2~3分待ってから、少しずつ剥がしていきます

残ったシール部とシール剥がし液は綺麗に拭き取ります

戻すのみ

古いバッテリーを剥がしたら、逆手順で新しいバッテリーをセットし、元に戻します

1時間程度

写真を撮ったりしていたので、1時間くらいで作業終了です

慣らし充電

説明書にも推奨されていた慣らし充電が、ある意味大変でした7時間放電するため、動画流し放置していました

まとめ

サポートが切れたMacBookPro2012をDIY修理しました

モデル注意

OS上では2013年モデルですが、2012~2013モデルと、2013年モデルが存在しているので、型番をしっかり調べる必要があります

電解水クリーナー

ディスプレイコーティングが剥げてきたら、マツキヨの電解水クリーナーでガシガシ拭けば綺麗になる(コーティングがなくなるので、保護シートを貼った方がいい)

バッテリー交換

手順通り作業をすれば、1時間程度で交換できます

まだまだ戦える

簡単なデザイン作業には古いAdobeを使用している投稿者は、今回の修理でまだまだ使い続けられるので、大変コスパの良い修理でした

MacBook Pro 2012を延命して感じた、DIYの価値と“古いMac”の魅力

型番確認は慎重に!

OS上では「2013年モデル」と表示されていたものの、実際は2012年モデル。
バッテリーの形状が異なり、一度目の購入は失敗
型番(A1425など)をしっかり確認することの大切さを痛感しました。

バッテリー交換は“準備が9割”

付属の工具キットとシール剥がし液を使い、膨張したバッテリーを安全に取り外し
ネジの位置を紙に貼って管理するなど、丁寧な作業が成功のカギでした。

ディスプレイのコーティング剥がしは“視界の快適さ”に直結

まだら模様が気になっていたRetinaディスプレイも、電解水クリーナーで丁寧に拭き取り
仕上げに保護シートを貼ることで、作業用モニターとしても快適に使えるようになりました。

“古いMac”だからこそ、手をかける価値がある

最新OSは使えなくても、Adobe CS5や古いアプリが快適に動く環境は貴重。
「買い替えなくても、ここまで快適になる」——そんな満足感が得られるDIYでした。

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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