自転車も乗らなくなったら処分?春の引越しシーズンに感じたこと

春といえば、新生活の始まり。
会社の近くでは、毎年この時期になると引越し業者のトラックが行き交い、単身者向けのマンションの前はにぎやかになります。
そんなある日、出勤途中に見かけた光景が、ちょっと心に残りました。
大阪市の粗大ごみシールが貼られた輪行バッグ
引越しに伴う不用品の中でも、特に毎年よく見かけるのが「ママチャリの放棄」。
けれど今年は、ちょっと様子が違いました。
なんと、オーストリッチの輪行バッグに詰められた自転車らしきものが、ご丁寧に大阪市の粗大ゴミ回収シールを貼られて、捨てられていたのです。
「誰か拾っていくかもな…」
そう思っていた翌朝には、袋が開けられ中身が確認されている状態。
でも、誰にも持ち帰られずそのままでした。
高そうでも、捨てられる時代
昼休みにブログのネタにと写真を撮りに行ったら、もう姿はありませんでした。
一緒に置かれていた家具もなくなっていたので、恐らく市の回収車が持って行ったのでしょう。
最初は、「高そうなのに、もったいない…」と感じました。
でも、冷静に考えてみれば──
これは「処分の手配をきっちり行った持ち主」が、自転車の役目にきちんと幕を下ろしたということ。
雑に放置されることも多い中で、これは「寿命を全うした姿」とも言えます。
乗り捨てられたロードバイクたち
一方で、大阪市内ではたまに「高そうなロードバイク」や「MTB」が錆びて放置されているのも見かけます。
本格的なモデルが、サドルが抜かれ、チェーンが錆び、ホコリまみれに…。
引越しに間に合わなかったのか、あるいは防犯登録が面倒で誰にも引き取られなかったのか。
理由は様々でしょうが、こうなると“もったいない”を通り越して、ちょっと切なくなります。
まとめ:自転車にも「最期の迎え方」がある
自転車は、ただの道具じゃありません。
通勤・通学、趣味、レース…人の暮らしや思い出に寄り添ってきた“相棒”のような存在です。
だからこそ、乗らなくなったときには「どう手放すか」も考えたいもの。
- 売る(メルカリやヤフオク)
- 譲る(知人や自転車好きな人へ)
- 修理・整備して再利用
- 正式に処分手配をして引退させる
どの選択も、きっと間違ってはいません。
でも一番“もったいない”のは、何もしないまま錆びさせてしまうことかもしれません。
余談:輪行バッグに詰めて処分されたあの自転車
あれはきっと、自転車と一緒に旅をした思い出も多かったはず。
だからこそ、持ち主は「最後まできちんと送り出そう」と思ったのかもしれませんね。
あなたのガレージに、最近乗っていない自転車が眠っていませんか?
ふと、そんな問いかけをしたくなる出来事でした。
写真撮っとくとよかったですね。フレームさえしっかりしていたら再生できますからねえ。勿体ないです。
勿体ないですね。
確かにもったいないですね。
さびさびの状態にしなければいつまでの乗れるのに…
ママちゃりなんてやすいので買えばいいと思っているのでしょうね。
中身が気になりますね。
ままちゃりは放置された盗難車っぽいものもよく見かけますね。
安い商品が出回ると「簡単に手に入るもの」→「ちょっと拝借」で盗難っていうことになっちゃうんでしょうね。
自転車も大事に乗って欲しいものですね。
> moumou様
朝の通勤時に撮ればよかったのですが、後で良いやと思ってネタを逃しました。
色々な意味で勿体ない・・・
>hayazou2002様
輪行袋だけでも結構な金額するので、勿体ないです。
>tac-phen様
盗難品で乗り捨てられているのか、要らなくなったからおいておけってつもりなのか分かりませんが、少しずつ錆びていくのを見るのは悲しいです。
> tsun様
袋の口を開けてあったので、その隙間から見えた情報では、トリプルのSTIではないドロップハンドルだったので、ランドナーだったのかもしれないです。
フレームは見えなかったです。
> こーじ様
安く乗れる乗り物なのはいいのですが、その分お手軽のいい加減さがでてしまうのが、乗り捨てになってしまうのでしょうね。
一度気に入って買ったのだから、大事にして欲しいです。