[2013年 岸和田]10月祭礼(だんじり祭)、年2回?
岸和田だんじり祭り
2013年に岸和田だんじり祭り(10月)を観覧した記録です
【岸和田だんじり祭】9月だけじゃない!10月の「上の祭」とは?
岸和田のだんじり祭と聞くと、多くの人が 9月に行われる本祭(約30万人が集まる大規模なもの) を思い浮かべるかもしれません。
しかし、岸和田では9月の祭りを 「下の祭」 と呼び、それとは別に 「上の祭」 が10月に開催されます。
【「上の祭」と「下の祭」の違い】
岸和田では、南海本線より 海側を「下」、山側を「上」 と呼びます。
つまり、9月の「下の祭」は海側エリア、10月の「上の祭」は山側エリアで行われるのです。
「上の祭」も2日間にわたり開催されるうえ、 貝塚市や和泉市などの近隣地域でも同日に祭りがある ため、この期間は泉州地域一帯が大混雑。
車での移動が非常に困難になります。
【だんじりが家の前を通る! でも…】
私が住んでいる地域の祭りは 「上の祭」 に該当し、近所の 兵主神社 への宮入が行われます。
そのため、自宅の前をだんじりが通るのですが…。
実は、意外なことに 私の町内にはだんじりがありません。
「えっ、岸和田ってどこでもだんじりがあるんじゃないの?」
そう思われるかもしれませんが、 岸和田市内でもだんじりを持たない町がいくつか存在する のです。
岸和田出身の相方さんは、「自宅前をだんじりが通るのが嬉しい!」と大興奮。
日曜日の朝から準備万端で、だんじり囃子が聞こえた瞬間に 外へ飛び出し、夢中で鑑賞 していました。
【宮入後の静寂と、夜のだんじり】
宮入が終わると、だんじりは次の目的地へと威勢よく駆け抜けていきます。
3町の宮入が済むと、あれほど賑やかだった家の近くも一気に静かに。
日中は山側を中心に走り回っているようですが、夜になるとまた違った雰囲気に変わります。
私はランニングついでに、 夜のだんじりを眺めながらコースを回ってみることにしました。
【昼とは違う、夜のだんじり行列】
夜のだんじりは、昼間のように激しく駆け回るのではなく 子供たちが主役の行列 となります。
昼間の迫力とは違い、どこか幻想的な雰囲気。
「そういえば、岸和田に来て 夜の祭りをしっかり見たのは今回が初めて かもしれない…。」
昼間の勇壮な姿だけでなく、夜の静かで厳かな雰囲気もまた、だんじり祭の魅力なのだと改めて感じた夜でした。
中学生の時は友達の家に泊まって、灘のけんか祭りを見に行ってました。
中学生の私たちはかつぐことはできませんが、唯一早朝に屋台蔵から出すときにかつがせてくれたのです。
祭りは大人になっても、ワクワクしますね(笑)
> charingo様
子供の頃に何度か見た記憶が鮮明で、灘のけんか祭りはワクワクします。
大人が一生懸命にやっているから、見ていても楽しいのでしょうね。
上や下があることも、夜の静かなだんじりがあることも、初めて知り、勉強になりました。
> ヨッシーパパ様
岸和田の9月の祭礼がテレビ等でも有名なだんじり祭りの日になっていますが、10月も地元の人は真剣にだんじりをひいています。
地元独特のルールが色々あるのだと思います。