旅記録
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[夏の山遊び倶楽部]奈良県大台ケ原山へ行ってきました

みぞお
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夏の山遊び

毎年恒例行事にしようということで、今年も夏の山遊びへ行ってきました。

奈良県大台ケ原山

行き先は、奈良県の大台ケ原です。

前乗り・早朝出発

ネットでは駐車場が混むと書いてあるので、早めに行っておこうと気合いを入れて仲間に前入をしてもらい、朝の4時にみぞお家を出発です。

雨の可能性

雨の心配があったので、最悪中止にするかの不安をもちつつ出かけるのです。

屋久島に次ぐ雨の多さの山へ行くので、賭けです。

ドライブ

とっくり氏の運転で、安定して奈良県吉野辺りを走っていると、幻想的な風景です。

幻想的な風景は

持っているカメラでは、全く雰囲気が撮れなかったので、割愛しますが、奈良県で映画を撮りたがるはずだよって思う様な綺麗な朝の風景でした。

これだけで、早起きした甲斐があります。

通行止め

車は進み、大台ケ原のドライブウェイにさしかかると通行止めです。

迂回路

あれ?そんなことネットに出ていた?と先日買ったばかりのiPhoneで調べてみると、迂回して入山できるとあるので、そちらに向かうと、もの凄い急斜面で狭い旧道です。

(大台ケ原ドライブウェイに途中で合流しても大して広さは変わらない気がしました)

ヒルクライマー(車の運転)

しかし、ここで「ヒルクライマーとっくり」の本領発揮です。

非力なはずのパッソ号が、大人4人も乗せているのに60km/hで山道を駆け上がって行きます。

「こういう時は、回転を安定して、リズムよく登らないと行けないんだ。そうしないと車が壊れる。」

と説明をしてくれながら、大変そうに登っている排気量の大きな車を抜いてどんどん進んで行きます。

この車は1000ccしかないはずですよ?と思いましたが、自転車同様にヒルクライムはテクニックがいるのだと実感しました。

大台ケ原

出発時間を1時間遅らせたのに、予定よりも早い時間に到着です。

到着

余裕を持った時間設定をしていたとはいえ、とっくり氏の登りで大分時間を短縮した気がします。

朝7時半に着いたからなのか、殆ど人がいません。

空いている

ネットに出ていた8時で駐車場満車はいつの話だろうか?と思いましたが、入口が通行止めになっているので、今は止めている人が多いのかもしれません。

山遊び

インフォメーションも開いてないし、準備をすませて、適当に出発です。

熊が出るらしいですよ。

ハイキング

綺麗な景色で、少し霧がかかって、これまた幻想的な雰囲気の中をハイキングです。

カメラでは撮れていないですが、雨を心配して強行で来ているだけに、これだけ見るだけで満足と思っていました。

日出ヶ岳 展望台

日出ヶ岳の展望台(頂上じゃないところ)で、熊野灘や伊勢湾が見えます。


富士山まで見えるらしい

条件が良ければ、富士山が見えるとのことで、目を凝らしていると、見える場所であるところに、山の形は肉眼では見えた気がするのですが、写真では確認できませんでした。

見えたと思い込んでおくことにします。

ここが、富士山が確認できる最南端だそうです。

運が良い

雨が降っても仕方ないと思いながら、大台ケ原へ行ったのに、ここまで雨に降られずに来ていて、富士山まで見えると幸運すぎますよね。

山歩き

日出ヶ岳で休憩したあとは、立ち枯れが見える正木峠へ向かいます。

ハイキング

階段が整備されていて、とても歩きやすいです。

日出ヶ岳

三重県最高峰の日出ヶ岳の頂上に登りたかったとっくり氏は名残惜しそうです。

雨が降りそうだし、まだまだ先が長く体力に自信のない女性がいるので、次回に登ることで折り合いがつきました。

立ち枯れ

峠の下りにさしかかると、一面立ち枯れです。

昨年に上高地へ行った時とは、全く違う雰囲気の立ち枯れだと思って、説明看板を読んでみました。

鹿

ここの立ち枯れは鹿がスギの根元の皮を食べて、その影響で枯れてしまったもので、50年程前はスギが沢山生えて、緑がもっと豊かだったそうです。

鹿が原因なのですが、その鹿がここに増えた原因は人間なので、今は元の状態に戻すように努力をしているそうです。

保全活動

ワタクシが倒した訳ではないですよ。

進むか戻るか

立ち枯れを見て、自然の凄さを実感しながら、尾鷲辻の分岐に到着したので、選択です。

雨等が心配なので、このまま進むか、ショートカットで戻れる道を帰るかです。

とっくり氏は大蛇嵓を見たいわけですが、体力などの心配もあるので、一旦戻ることにしました。

途中の道も綺麗な自然がいっぱいでした。

一旦駐車場

11時位に一旦駐車場に戻りましたが、とっくり氏とワタクシは帰るのかな?と思って、コーヒーを飲みにお店に入ります。

お客さんはそれほど増えていない様子です。

雨もぱらぱら降ってきました。

帰る?

ハイキング再開

コーヒー飲んで、帰り支度をしましょうかと言うのかと思ったら、相方さんと、女子が、もう少しなら歩けるということで、ハイキング再開です。

女性は根性あります。

大蛇嵓

先ほどを前半戦として、後半戦は反対周りをして大蛇嵓へ行きましょうとスタートします。

うん?急坂注意?

急坂注意

とっくり氏と前調べしていたのは、大変な登りは正木峠位のはずですよね?と思いましたが、少しキツい位でしょうと、気にせずに進みます。

しかし、間違いでした。

アップダウン

道しるべ通りの急坂の上り下りが続きます。

無言

昨年の葛城山同様に、辛くて無言で進んで行きます。

道も悪くて、アクティビティ状態です。

吊り橋

シオカラ谷のところで、吊り橋があり水がきれいでした。

もう少し

この後も、激しい登りと下りを進んで、大蛇嵓手前の分岐に到着です。

靴崩壊

この直後に、ワタクシの靴の底が剥がれて、足の踏ん張りが利かなくなります。

さっきの峠で壊れなくて良かったと思いましたけど、自分の失敗です。

道具の手入れを怠ってはいけませんね。

大蛇嵓

それでも、無事に大蛇嵓に到着です。

周りに囲いのない切り立った岩の先です。

我々は、これ以上先で立つことが出来ませんでした。

ワタクシは、靴が壊れなければ、立てると言い張ったので、また来て挑戦して、鎖が写っていない写真を撮ってきたいです。

野生のシカ

この後に牛石ヶ原へ向かっていくと、野生の鹿の群れに遭遇しました。

美しい

動物園や奈良公園で見る鹿を綺麗と思ったことはなかったですが、野生の鹿は美しかったです。

神話の中で神の使いだから奈良公園で飼われているわけで、それを見ても気高さなどは微塵も感じたことはなかったけど、ここの鹿は気高いと思いました。

駐車場に戻る

この後に、前半戦で通った中道でスタート地点に戻りました。

そのときに他の登山客を見て分かったのですが、ガイドブックなどで、正木峠が一番キツいと書いてあったのは、シオカラ谷を通らずに、大蛇嵓で折り返しているからなんだと理解しました。

あの谷を越えないのなら、サンダルで歩いている人がいると言うのも納得です。

結果的に、全行程を楽しむことができたので、楽しみ盛り沢山の夏の山遊びでした。

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  1. ヨッシーパパ

    富士山って凄いですね。
    奈良県からも、見える場所があるなんて。

  2. せいまる

    奈良から富士山見えるなんて、初めて知りました!

  3. hayazou2002

    大台ケ原、行って見たかったです。
    日本100名山なので、たのしそう!!!

  4. tac-phen

    大台ケ原は自然そのものって感じですね。
    事件が続いた、というのがめちゃ気になります。
    続きが楽しみです。
    ポチリ。

  5. みぞお

    >ヨッシーパパ様
    丁度この場所から、富士山まで高いものがないので、見えるそうですよ。
    富士山がとても高い山なので見えるのだと思います。

  6. みぞお

    > せいまる様
    ワタクシも今回のことで調べるまで、全く知りませんでした。
    富士山は遠くのもので、関西から見えるとは想像できないですよね。

  7. みぞお

    > hayazou2002様
    本当に良い山でした。
    機会があれば是非行ってください。
    あと、9月にヒルクライムの大会もあるみたいですよ。

  8. みぞお

    > tac-phen様
    自然豊かでしたし、自然と人がやったことがとても分かりやすい場所でした。
    事件というか、意外なことが起こる珍道中です。

  9. moumou

    奈良にも熊がいるんですねえ。
    自然豊かなところですね。

  10. みぞお

    > moumou様
    奈良でもかなりの山奥なので、自然が豊かでした。
    修験道が有名なので、厳しい環境でもあると思います。

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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