【2011年】友人のロードバイク納車記|1ヶ月で理想の1台に出会えた話

この夏、ある一台の自転車が、ひとりの友人の生活を変えようとしています。
今回は、相方さんの友人がついにロードバイクを購入した日の記録。
「1ヶ月のリサーチ期間」「緊張の納車日」「そして軽さに感動した瞬間」まで、感情の起伏が詰まった“自転車納車物語”をお届けします。
理想のロードバイク探し、1ヶ月で完結!
相方さんの友人が「ロードバイクが欲しい」と言い始めたのが、ちょうど1ヶ月前。
そこからKzumiさんの協力も得ながら、自分たちが持つ知識と経験を総動員し、梅田周辺のショップを巡る日々が始まりました。
気になるお店をピックアップして、一緒に現地へ。
対応の丁寧さ、商品の説明の分かりやすさ、そして“感じの良さ”。
最終的に、「ここで買いたい」と本人が納得できるお店と1台に出会うことができました。
納車当日、まさかのド忘れ
納車当日は、車でお店まで向かいます。
購入したてのロードバイクを交通量の多い市街地で自走させるのは、ちょっと怖かったので。
ただ…家の掃除や準備に追われていて、肝心の「緩衝材」を忘れるという痛恨のミス。
昨日は輪行袋まで持っていたのに、今日はまさかの手ぶら(笑)
「まぁ、段ボールをもらえば何とかなるだろう」と気を取り直し、お店へ急ぎました。
納車の瞬間は、まるで人生の転機
お店の前で友人と合流したとき、明らかに緊張している様子。
「昨夜は興奮して眠れなかった」と笑うその顔には、どこか誇らしさもにじんでいました。
丁寧に仕上げられたバーテープ。
お気に入りのメーカーのロゴ入りで、ちゃんと使い回しされていたのも嬉しいポイントだったようです。
いよいよ、お会計と取り扱い説明。
そして、箱詰め作業を終えて、ついに納車です。
軽すぎて「うわっ!」と声が出た
お店前で記念撮影を終え、自転車をちょっとだけ持ち上げようとしたその時。
「うわっ…軽っ!」
初めてその軽さを体感した友人の反応は、まさに「衝撃」。
サイズが小さいとはいえ、カーボンフレームの軽さは想像以上だったようです。
「納車後あるある」も体験…!
「新車購入あるある」として語り継がれる、“店の前で立ちゴケ→そのまま修理”という悲劇。
それを事前に笑い話で伝えて注意喚起したつもりだったのですが…
まさかのギアが最重設定のままで、スタート直後にバランスを崩し転倒寸前!
たまたま自分が真横にいたので即キャッチ。
友人もバイクも無傷だったのが、せめてもの救いでした。
ここは完全にこちらの確認ミス。反省しかありません。
納車後は、我が家で一時預かり
そのまま車に積み込んで友人宅へ――とはならず、今回は我が家で一時保管することに。
というのも、お盆期間中に家を空ける予定があり、自宅周辺で空き巣被害も出ているらしく、防犯面で不安があったためです。
大切なバイクを安心して迎え入れる準備が整うまでは、我が家で大切に預かることになりました。
うっかり「自転車台数」ルール違反(笑)
実は、うちでは「これ以上自転車を増やさない」という暗黙のルールがあったのですが…
気づけば、また一台増えました(笑)
もちろん一時預かりなので問題なしですが、以前から預かっていた先輩のバイクは、即返却が決定。
さらにKzumiさんの「お盆に遊びに行って、自転車を置いて帰る」プランも中止に。
最後はやっぱり…お茶とロードバイク
帰宅後は、自宅の中に自転車を搬入。
新品のフレームを見つめながら、冷たいお茶で一息つきました。
目の前にあるのは、友人が選び抜いた1台。
これから始まる自転車ライフを思いながら、その姿を眺めていると、自然とこちらまで嬉しくなってしまいます。
まとめ:ロードバイク納車は、やっぱり特別な瞬間
納車は単なる「受け取り作業」ではありません。
購入までの悩みと決断、手にしたときの感動、そして初めて走り出す時の高揚感と緊張感。
それらが全部詰まった、かけがえのない時間です。
今回のように、誰かの“最初の一台”に立ち会えることは、自転車好きとして何よりの喜び。
その人の人生に、少しだけでも良い変化を与えられたかもしれない――そんな気がしています。
嬉しい納車なのに、一晩も一緒に過ごせないのが可哀そうですね(笑)
お疲れ様でした。
> tsun様
友人は、しばらくお別れなので、写真をいっぱい撮ってましたね。
実家に帰った時に自慢するそうですが、来年は輪行して一緒に帰られるようになってもらいたいです。
納車の日の朝は眠れませんよねー。楽しくて嬉しくて。
> moumou 様
やっぱりそうなんですね。
友人は心から嬉しそうで、見ているこちらも嬉しくなりましたよ。