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【悲報】カンパニョーロ「ケンタウル (Centaur)」が廃盤へ。シルバーコンポの選択肢はどうなる?

みぞお
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「いつかクロモリフレームを組む時は、カンパのシルバーで…」 そう考えていたサイクリストに、冷たい現実が突きつけられています。

カンパニョーロ(Campagnolo)のラインナップから、エントリーグレードである「Centaur(ケンタウル)11速」が姿を消しつつあります。 事実上の「廃盤(カタログ落ち)」です。

かつては海外通販などで安く手に入りましたが、大手サイトの閉鎖や事業縮小もあり、入手難易度は極めて高くなっています。 今回は、ケンタウル廃盤の現状と、これからシルバーで組みたいユーザーに残された選択肢を解説します。

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ケンタウル廃盤の現状(2025-2026)

かつてShimano 105のライバルとして存在した「Centaur」。 2026年現在、その扱いは以下のようになっています。

  • 公式サイトからの消失:
    • メインのグループセット一覧から外れ、アーカイブ扱いとなっています。
  • 新品在庫の枯渇:
    • 国内代理店経由の入荷はストップ。かつて「カンパの在庫倉庫」のようだった海外通販大手(Wiggle/CRC等)も事実上の廃業・体制変更により利用できなくなり、新品セットを見つけるのは至難の業です。
  • 後継モデルなし:
    • ケンタウルの後継となる「12速のアルミエントリー」は発表されていません。

なぜ廃盤になったのか? 3つの理由

なぜ名作ケンタウルは消えてしまったのか? そこにはカンパニョーロの明確な「戦略転換」があります。

① 「高級路線(ラグジュアリー)」への完全シフト

近年のカンパニョーロは、Shimanoとの価格競争から完全に降りました。 「Super Record Wireless」などの超高級機材にリソースを集中させ、「高級車のためのブランド」という立ち位置を明確にしています。利益率の低いアルミコンポを作るメリットがなくなったのです。

② ディスクブレーキ&電動化の波

ケンタウルは「リムブレーキ・機械式変速」の象徴でした。 しかし市場はディスクブレーキが完全に主流化。エントリー層向けのディスクコンポ開発コストをかけるより、撤退を選んだ形です。

③ 「シルバーパーツ」需要の減少

ケンタウル最大の魅力は、美しい「シルバーポリッシュ」のラインナップがあったこと。しかし、現代のカーボンフレームにシルバーは似合いにくく、世界的な需要は減少していました。

ケンタウル廃盤が痛すぎる理由

単に一つのモデルが消えただけではありません。

  • 「シルバーコンポ」の絶滅:
    • 現行の新品で買える、信頼性の高いシルバーコンポ(グループセット)が、これでほぼ全滅しました。(Shimanoも黒のみ、SRAMも黒中心)
  • 「10万円以下でカンパ」の終了:
    • ケンタウルが消えたことで、カンパニョーロを組むための最低予算が跳ね上がりました。次は「Chorus(コーラス)」になりますが、カーボン製で価格帯が倍近く違います。

これからどうする? 残された入手ルートと代替案

Wiggleなどの「駆け込み寺」もなくなった今、どうしても手に入れたい人はどう動くべきでしょうか?

ルート① 欧州系通販(Bike24 / Merlin)をチェック

英国のWiggleはなくなりましたが、ドイツの「Bike24」や、英国の「Merlin Cycles」などは健在です。 特にドイツはカンパニョーロの在庫が豊富な傾向があります。円安と送料で割高にはなりますが、新品デッドストックを探すならここが最後の砦です。

ルート② 国内の「プロショップ」の棚卸し在庫

意外と穴場なのが、昔ながらのプロショップやロードバイク専門店です。 「ショーケースの隅に数年前から置いてある」というパターンで残っている可能性があります。ネット検索だけでなく、足で探す価値はあります。

ルート③ ヤフオク・メルカリ・eBay

新品は諦め、状態の良い「中古美品」を狙うのが最も現実的です。 特に「eBay(イーベイ)」は世界中から出品があるため、日本よりも見つかる確率が高いです。「Campagnolo Centaur 11s Silver」で検索アラートをかけておきましょう。

代替案:ミックスコンポで組む

コンポ一式を揃えるのを諦め、目立つクランクやブレーキだけ他社のシルバーパーツを使う方法です。

  • クランク: ENE CICLO、Dixna、Blue Lugオリジナルなど
  • 変速機: カンパ(黒でも造形は美しいので妥協する)

まとめ:見つけたら「即保護」推奨

機能性だけで言えば、現行のShimano 105(12速)の方が優れているかもしれません。 しかし、「握りやすいエルゴパワー」「アルミの美しい造形」「所有する喜び」を、あの価格帯で提供してくれていたケンタウルの代わりは存在しません。

海外通販の頼れる在庫も消滅した今、ケンタウルは正真正銘の「絶版部品」です。 もし運良く見かけることがあれば、迷わず確保することをおすすめします。

【根拠・参考情報】

本記事の内容は、以下の市場状況を基にしています。

  1. Campagnolo Official Site
    • Campagnolo Groupsets
    • 現行ラインナップにおけるCentaurの除外・アーカイブ化の確認。
  2. 海外通販・市場動向
    • https://www.bike24.com/
    • https://www.merlincycles.com/ja-jp/
    • Wiggle Chain Reaction Cycles (WCRC) の経営破綻と事業譲渡(2023-2024)による、日本向け販売の実質的な機能停止。
    • 代替としてのBike24(ドイツ)、Merlin Cycles(イギリス)、eBay等の在庫流通状況。
  3. 自転車メディア
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ABOUT ME
みぞお
みぞお
おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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