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【自作ツール】自転車スポーク長計算器|左右同時・片側・2:1組対応

みぞお
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手組ホイールに挑戦する際、最も重要なのが「正確なスポーク長の計算」です。 ネット上には様々な計算サイトがありますが、自分の用途にぴったり合うものがなかなか見つからなかったため、HTMLで自作しました。

基本の「左右同時計算」「片側のみ」に加え、計算が複雑になりがちな「2:1組(32Hハブ×24Hリム)」専用の計算器も用意しています。スマホ・PCどちらでも使えますので、ホイール組みのお供にご活用ください。

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ツールの使い方・用語解説

1. リムの入力項目

  • 有効リム径 (ERD): ニップルの溝底から、反対側のニップル溝底までの直径です。実測値を推奨します。
  • リム穴オフセット: アシンメトリック(非対称)リムの場合に入力します。センターから穴がどれだけズレているかの数値です。通常リムの場合は「0」です。

2. ハブの入力項目

  • ロックナット間距離 (OLD): エンド幅のことです。(例: フロント100mm、リア130mm/142mmなど)
  • PCD: スポーク穴のピッチ円直径です。ハブの仕様書を確認するか実測してください。
  • C-F距離 (Center to Flange): ハブの中心からフランジまでの距離です。
    ※ハブの仕様書に「WL (Left) / WR (Right)」等の記載がある場合はその数値を入力してください。
  • ハブ穴径: 通常は2.4mm〜2.6mm程度です。分からなければ「2.5」のままでOKです。

3. 2:1組(変則組)計算の注意点

「2:1組計算器」は、ハブ32H・リム24Hの組み合わせ専用に調整されています。

  • 左側(反フリー): 32Hハブの穴を1つ飛ばしで使う「ラジアル組」として計算されます。
  • 右側(フリー): 32Hハブの穴を全て使う「タンジェント組」として計算されます。交差数は2または3を選択してください。

ご注意

計算結果は理論値です。リムやハブの実測誤差、スポークの伸びなどを考慮し、最終的な長さ決定は自己責任で行ってください。一般的に、計算値から小数点以下を切り捨て、または四捨五入した長さ(奇数・偶数)を選択することが多いです。

スポーク長計算器

スポーク長を算出できるように、計算器を作成しました。

左右同時

標準スポーク長 計算器

リム (Rim)
有効リム径 (ERD) mm
リム穴オフセット mm
ハブ・組み方 (Hub)
ハブ穴径 mm
ロックナット間 (OLD) mm
スポーク数
交差数
項目 左 (Left) 右 (Right)
PCD mm
C-F距離 mm
(中心〜フランジ)
左スポーク長 (mm) 右スポーク長 (mm)

片側

ノギスなどの実測で使いやすいように、「C-F距離 mm(中心〜フランジ)」ではなく、「ナット-フランジ間 mm」に変更しています。

スポーク長 計算器 (片側用)

リム (Rim)
有効リム径 (ERD) mm
リム穴オフセット mm
ハブ・組み方 (Hub)
スポーク左右
ハブスポーク穴PCD mm
ロックナット間 (OLD) mm
ナット-フランジ間 mm
ハブ穴径 mm
車輪のスポーク数
スポーク交差数
計算結果 (スポーク長)
mm

スポーク長計算器(2:1組用)

2:1組 計算器 (32Hハブ・24Hリム)

リム (Rim)
有効リム径 (ERD) mm
リム穴オフセット mm
ハブ・組み方 (Hub)
ハブ穴径 mm
項目 左 (反フリー)
ラジアル
右 (フリー)
タンジェント
PCD mm
C-F距離 mm
(中心〜フランジ)
交差数
左スポーク長 (mm) 右スポーク長 (mm)

まとめ:ご利用にあたっての免責事項

今回自作した「スポーク長計算器」は、幾何学的な計算式(三平方の定理・余弦定理)に基づいて正確に数値を算出するように設計されています。

しかし、実際の手組ホイールにおいては、リムやハブの個体差、スポークの伸び、ニップルの座り方など、計算だけでは補いきれない要素が存在します。ご利用の際は、以下の点にご注意ください。

  • 計算結果は「理論値(参考値)」です
    • 本ツールを使用して算出された数値により、スポークの長さが合わなかった場合(長すぎる・短すぎる等)や、それによる損失(部品代等)、組み立て後の事故・トラブル等が発生しても、当ブログでは一切の責任を負いかねます。最終的な長さの決定は、必ずご自身の判断(自己責任)で行ってください。
  • ERD(有効リム径)の実測を推奨します
    • カタログ値のERDは、実際の製品と数ミリ異なることが多々あります。可能な限り、ご自身の手元にあるリムとニップルを使って実測した数値を入力することを強く推奨します。
  • 計算結果の整理について
    • 計算結果は小数点で表示されます。市販のスポークは1mmまたは2mm刻みであることが多いため、一般的には計算値から「小数点以下を切り捨て」または「±0.5mm以内の近い整数」を選ぶことが推奨されますが、組み方やニップルの長さによっても適正値は変わります。
  • 複数のツールでの確認を
    • 計算ミスや入力ミスを防ぐため、DT Swissやメーカー公式の計算機など、複数のツールで計算し、結果を比較・検証することをおすすめします。

手組ホイールは「計測8割、組み2割」と言われるほど事前準備が大切です。
このツールが、あなたの最高のホイール作りの助けになれば幸いです!

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ABOUT ME
みぞお
みぞお
おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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