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【注意喚起】西日本シティ銀行で顧客情報が流出。行員のSNS投稿(BeReal)から学ぶ『写り込み』の恐怖

みぞお
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皆様、こんにちは。

今回は、私たちが日常的に使っているSNSの落とし穴と、情報セキュリティの重要性について考えさせられるニュースを共有したいと思います。

本日(4月30日)、西日本シティ銀行に関する非常に気がかりなニュースが報じられました。行員が執務室内で撮影した動画がインターネット上で拡散し、銀行側が公式に謝罪する事態となっています。

事の経緯と、そこから私たちが学べる教訓についてまとめてみました。

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執務室からのSNS投稿で顧客情報が流出

報道によると、事の発端は西日本シティ銀行の行員が、営業店の執務室内を撮影し、SNSに投稿したことでした。

この動画は「BeReal(ビーリアル)」という、日常のリアルな瞬間を共有するSNSアプリで投稿されたものとみられています。それが4月29日ごろからX(旧Twitter)など他のSNSにも転載され、一気に拡散してしまいました。

一番の問題となったのは、その動画(および画像)の背景に「顧客7人の氏名が記載されたホワイトボード」がはっきりと写り込んでいた点です。 金融機関という、最も厳格な個人情報保護が求められる場所での出来事だったため、ネット上ではセキュリティ管理に対する懸念や厳しい批判の声が相次いで寄せられました。

いま話題の「BeReal(ビーリアル)」ってどんなSNS?

ニュースで名前を聞いて「それって何?」と疑問に思った方も多いかもしれません。

BeRealは、これまでのSNSとは全く異なるユニークな特徴を持った写真共有アプリです。

  • 1日1回、突然の通知: 毎日ランダムな時間にアプリから通知が届き、そこから「2分以内」に写真を撮影して投稿するルールになっています。
  • 「イン」と「アウト」の両面同時撮影: シャッターを押すと、自分の顔(インカメラ)と、自分が見ている目の前の景色(アウトカメラ)がほぼ同時に撮影され、1枚の画像として組み合わされます。
  • 加工・フィルターは一切なし: 写真を綺麗に見せるための加工機能がなく、撮った写真がそのまま投稿されます。
  • 自分が投稿しないと見られない: 自分がその日の写真を投稿して初めて、友達の投稿を見ることができる仕組みです。

どこの国で作られたの?

BeRealは、2020年1月にフランス(パリ)で開発・リリースされたSNSです

その後、欧米を中心に爆発的に広がり、日本でもここ数年で一気に利用者が増えました。

なぜ今、若者の間でこれほど流行っているの?

InstagramやTikTokなど、すでに人気のSNSがある中で、なぜBeRealが若者(Z世代)の心を掴んでいるのでしょうか。そこには「SNS疲れ」が関係しています。

  • 「映え」や「盛り」からの解放: 従来のSNSで求められる「キラキラした生活」や「完璧に加工された自分」を演じることにうんざりしている若者にとって、加工できない「盛れない」仕様が逆にリラックスできる空間になっています。
  • 他人との比較がない: フォロワー数やつながっている人数が表示されないため、「自分は友達が少ない」「いいねがもらえない」といったプレッシャーを感じずに済みます。
  • いつ来るかわからないスリル: 通知が来る時間は誰にもわからないため、授業中やパジャマ姿の時など、予期せぬタイミングで撮影しなければならないゲームのような面白さがあります。

今回の流出事故から見える「BeReal」特有の問題点

若者に人気のBeRealですが、今回の西日本シティ銀行の件のように、重大なトラブルを引き起こす特有の「落とし穴」があります。

最大の原因は、「2分以内という時間制限」と「イン・アウトカメラの同時撮影」です。

通知が来て「早く撮らなきゃ!」と焦るあまり、周囲の環境や背景を確認する余裕がなくなってしまいます。

さらに、自分の顔(インカメラ)に気を取られている間に、アウトカメラが職場の機密書類や顧客名簿、同僚のパソコン画面、または偶然すれ違った他人の顔などを無意識に撮影してしまうのです。

「加工されないリアルな日常」を共有するアプリだからこそ、職場や学校など、プライバシーや機密情報が関わる場所での使用には、他のSNS以上に細心の注意を払う必要があります。

銀行側の対応と謝罪

この事態を受け、西日本シティ銀行は4月30日に公式サイト等で謝罪文を発表しました。

銀行側は、「当行職員がインターネット上に投稿した営業店執務室内を撮影した動画や画像が、拡散された事案が判明いたしました」と事実関係を認めています。 また、情報が漏えいしてしまった対象のお客様7名に対しては、個別に連絡を取り、謝罪と事情の説明を行うとしています。

謝罪文の中では、「社会的・公共的に大きな役割を担い、信用を旨とする金融機関として、かかる事態を招いたことについて、役職員一同深く反省いたします」と述べられており、今後は再発防止に努める姿勢を示しています。

私たちも他人事ではない「背景の写り込み」

今回のニュースを見て、私自身も非常にハッとさせられました。

スマートフォンが普及し、誰もが手軽に写真や動画を撮影・共有できる時代です。職場の休憩時間や、ちょっとした日常の風景を撮影したつもりでも、背景に「社外秘の書類」「顧客の連絡先」「同僚のパソコンの画面」などが写り込んでしまえば、取り返しのつかない情報漏えい事故に繋がります。

特に「BeReal」のような、通知が来てすぐに撮影するスタイルのSNSや、24時間で消えるからと油断しがちな「ストーリーズ」などの機能は、周囲の確認がおろそかになりやすいため注意が必要です。

一度インターネット上に拡散してしまった画像や動画(デジタルタトゥー)を完全に消し去ることは不可能です。 皆様も職場や公共の場でスマートフォンを使う際は、「背景に機密情報や他人のプライバシーが写っていないか」を、投稿ボタンを押す前に今一度確認するよう心がけてみてくださいね。

根拠となる参考情報

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ABOUT ME
みぞお
みぞお
おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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