キンタナが引退前のブエルタを欠場。モビスター選外の理由と本人が語った本音

みぞお
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今シーズン限りでの現役引退を発表しているコロンビアの英雄、ナイロ・キンタナ選手(モビスター)。キャリアの集大成として、10年前に総合優勝を果たした思い出の大会「ブエルタ・ア・エスパーニャ」での有終の美を期待していたファンも多いのではないでしょうか。

しかし、開幕を直前に控えた中、発表されたモビスターの出走メンバー8名の中にキンタナ選手の名前はありませんでした。

コンディションも良く、出場に自信を持っていた本人は、長年連れ添ったチームからのこの決断をどう受け止めたのでしょうか。

本記事では、海外メディアの報道をもとに、キンタナ選手が語ったブエルタ落選に対する率直な本音、選外の背景にある「UCIポイント」の事情、そして現役最後のレースに定めた世界選手権への思いについて詳しくまとめました。

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ナイロ・キンタナ、現役最後のブエルタ落選に本音

今シーズン限りでの現役引退を表明している36歳のナイロ・キンタナ選手(モビスター)。しかし、キャリアの集大成となるはずだったブエルタ・ア・エスパーニャ2026の出走メンバー8名から外れるという、本人にとって予想外の知らせが届きました。長年連れ添ったチームからの決断に、複雑な心境をのぞかせています。

この記事のポイント
  • キンタナ選手は今シーズン限りでの現役引退を表明済み
  • モビスターは今年のブエルタ出走メンバーにキンタナ選手を選出せず
  • 本人は現在のコンディションに自信を持っており、選外は「予想外」だったとコメント
  • チームとの関係は良好であることを強調しつつ、選考の背景にはUCIポイント事情があると説明
  • 現役最後の大会は9月の世界選手権ロードレースになる見通し

10年前に総合優勝を果たした思い出の舞台、しかし出走は叶わず

キンタナ選手にとってモビスターは、コロンビア人選手としてキャリアを通じて所属し続けてきたホームチームであり、これまでの最大の実績もこのチームで積み重ねてきました。だからこそ本人は、自身の実績と現在のコンディションを踏まえれば、このチームで華々しく現役生活を締めくくれると確信していたといいます。しかし実際には、また別の形での引退シーズンを受け入れざるを得ない状況となりました。

キンタナ選手は今回の決定について、驚きと落胆を隠しませんでしたが、これまで大変お世話になってきたチームとの間に対立を生みたくはないとしたうえで、次のように心境を語っています。「モビスターとの関係は今も良好です。生涯を通じて所属してきたチームであり、これまで数え切れないほどのレースを走らせてもらいました。自転車界がどう変化してきたかを理解する必要がありますし、チーム全体に最良の成長をもたらすためにこうした決断が求められる状況も理解できます。私たちが一緒に築き上げてきたこの素晴らしい歴史、そしてそれがコロンビアのスポーツ史の一部になっていることに、ただただ感謝しかありません」。

選外の背景に「UCIポイント事情」

キンタナ選手は、自身が8名のブエルタ出走メンバーから外れた背景には、現在のチーム運営において決定的な要素となっているUCIポイントの事情があるとの見方を示しています。「今年は現役最後のシーズンという特別な事情もあります。10年前にこのブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝を果たしたので、できればあの舞台で締めくくりたかった」としつつも、最終的にはチームもビジネスである以上、全選手から最大限のパフォーマンスを引き出す必要があり、現在のポイント制度がこうした技術的な判断を求めているのは理解できる、という趣旨のコメントを残しています。

「今、良いコンディションにある」という本人の手応え

キンタナ選手は、もし出走できていれば今大会でチームに十分貢献できたはずだという自信をのぞかせています。ヨーロッパでチームと共に集中的に調整を重ねてきており、良いコンディションにあると説明。他の候補選手たちとともに選考の行方を見守っていたものの、最終的には他チームの布陣なども踏まえたうえで、今後控えるステージ構成にふさわしい形でチームとして最良のパフォーマンスを引き出せるメンバー編成が優先された、という趣旨の説明をしています。

本記事に先立つ関連報道では、モビスターが今回のブエルタ選考において、キャリア11年間で未勝利ながらも34歳の選手を優先的に選んだとも伝えられています。今回のキンタナ選手のコメントは、その決定を受けての心境を語ったものです。

現役最後の舞台は「世界選手権」に

キンタナ選手はすでに、自身のプロキャリアを締めくくる場所を世界選手権ロードレースに定めています。本人は、この大会が現役最後のレースになることについて、母国コロンビアを代表して大きな舞台に立てることを嬉しく思うとともに、この素晴らしいスポーツ人生の一区切りを世界選手権という形で締めくくれることに満足していると述べています。

引退後は「後進の育成」に注力へ

引退後の展望についても、キンタナ選手はすでに長年構想を温めてきたことを明かしています。自身が自転車競技から受け取ってきたものを、母国コロンビアとこのスポーツに還元していきたいという強い思いがあるとのこと。若い選手たちを育て、プロの舞台、特にヨーロッパへと送り出せるような育成プロジェクトに携わっていきたいとしています。加えて、妻がコロンビアで手がけているグランフォンド(市民参加型サイクリングイベント)関連の取り組みなど、様々な形でスポーツに関わり続けていく意向も示しました。

まとめ

現役最後のシーズンで迎えた今回の選外は、キンタナ選手にとって決して望んだ形ではなかったものの、本人はあくまで冷静に、そしてチームへの感謝を軸にこの状況を受け止めている様子がうかがえます。9月の世界選手権に向けて、コロンビアの英雄がどのような走りでキャリアを締めくくるのか、注目が集まります。

出典

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おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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