【サイクリング回想録】瀬田川を下る冒険|石山から宇治・伏見へ(2004年)

今回は、昔の写真を整理していたときに出てきた、2004年のサイクリングの思い出を振り返ります。
場所は、滋賀県の石山駅から京都府の伏見駅まで。ロードバイクを始めたばかりのころの、ちょっとした冒険です。
輪行で滋賀・石山へ
当時は、ロードバイク(スコット)を買ったばかり。
そして、輪行を教えてもらって、知らない場所をサイクリングしました。
電車に乗って、滋賀県の石山駅まで移動。そこから京都の伏見を目指して走ることに。
正直、当時は「ちゃんと最後まで走れるかな…」と不安でいっぱい。
コンビニもなさそうな山道に、もし何かあったらどうしようと、内心びびっていたのをよく覚えています。
でも、頼れる“とっくり氏”と一緒だったので、安心してついていきました。

瀬田川沿いの道を走る|カーブが楽しい山道
ルートは、瀬田川沿いをずっと南下するコース。
川の流れに沿って、ぐねぐねとカーブが続く山道は、
車で走っても楽しいようなワインディング。
自転車でも景色がどんどん変わって、飽きることがありません。
まだ走り始めたばかりのころでしたが、
「サイクリングって楽しいな」と実感したのがこの日だったかもしれません。
偉人たちと出会う道中の記録
このルートでは、たくさんの歴史上の偉人の像に出会いました。
松尾芭蕉像(石山駅前)
旅のスタート地点で、旅人の象徴とも言える芭蕉に出迎えられるなんて、ちょっと縁起が良い感じでした。

紫式部像(宇治)
源氏物語ゆかりの地・宇治で出会う式部像。古都の情緒が漂う瞬間です。

坂本龍馬像(伏見)
ゴール地点・伏見には、幕末の英雄が待っていました。坂本龍馬が駆け抜けたこの土地を、自分の脚で走ったんだと思うと感慨深い…。

サイクリングをしながら歴史に触れるという、まさに一石二鳥の旅でした。
まとめ|あの日の不安とワクワクは、今も原動力
こうして振り返ってみると、
あの2004年の石山〜伏見ライドは、自転車旅の楽しさと達成感を教えてくれた最初の一歩でした。
- 初めての輪行
- 山間の自然あふれる道
- 偉人との“出会い”
- ちょっとの不安と大きなワクワク
すべてが新鮮で、ちょっとした冒険のような一日。
今の自分の“サイクリングの原点”かもしれません。