【MTBカスタム考察】ポジションを変えれば世界が変わる?TREK MARLIN 7のハンドルまわりを妄想カスタム!

MTBのカスタムといえば駆動系やブレーキが注目されがちですが、実は「ハンドルまわり」の変更が最も体感しやすいカスタムかもしれません。
今回は、TREK MARLIN 7のハンドル・ステム・バーエンドバーについて、交換のメリット・デメリットを深掘りしながら妄想を膨らませてみました。
現在の仕様と気になるポイント
MARLIN 7の純正ハンドルは、Bontrager alloy 31.8mm径・15mmライズのフラットバー。
ステムはBontrager Elite 31.8mm・7度・Blendr対応。
いずれも完成車用のエントリーパーツで、剛性や快適性にやや物足りなさを感じる場面も。
ハンドルバー交換のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
幅を広げる | コントロール性UP、下りで安定感 | 狭い道で取り回しが悪化 |
幅を狭める | 登坂で上半身を使いやすい、街乗り向き | 安定性がやや低下 |
ライズを上げる | 前傾が浅くなり、視界が広がる | 登坂時に前輪が浮きやすくなる |
バックスイープあり | 手首が自然な角度になり疲れにくい | 好みによっては違和感あり |
おすすめモデル例
- RACE FACE Chester(幅760mm・ライズ20mm):約5,000円
- DEITY Highside 35(ライズ50mm):約10,000円
ステム交換のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
短くする(例:35〜50mm) | クイックな操作性、下りでの安定感 | 前傾が浅くなりすぎる可能性 |
長くする(例:70〜90mm) | 前傾が深くなり、登坂で踏みやすい | ハンドリングがやや鈍くなる |
おすすめモデル例
- RACE FACE Ride(60mm):約4,000円
- THOMSON Elite X4(70mm):約12,000円
バーエンドバー追加のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
追加する | 手のポジションを変えられ、疲労軽減 | ハンドル幅が実質広がるため、狭い道で干渉リスク |
追加しない | スッキリした見た目、軽量 | 長距離で手が疲れやすい |
おすすめモデル例
- ERGON GP2(グリップ一体型):約6,000円
- BBB ErgoFix:約2,500円
結論:ポジション調整は“体感できる”カスタム!
ハンドルまわりのカスタムは、ライディングポジション・快適性・操作性に直結するため、費用対効果が非常に高いです。
特に街乗りやポタリング用途なら、ライズ高め+短めステム+バーエンドバーの組み合わせが快適性抜群!
サドル&シートポスト編
快適性とパワー伝達のバランスを追求!
サドル交換のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
形状を変える | 骨盤に合った形状で痛み軽減 | 合わないと逆に痛みが増す |
クッション性を高める | 長距離でも快適 | ペダリング効率がやや低下 |
軽量モデルに交換 | 軽量化・見た目のスマート化 | 衝撃吸収性が低下する場合あり |
おすすめモデル例
- GORIX GX-SN733(ショート・クッション性◎):約2,600円
- BROOKS B17(革製・長距離向け):約25,000円〜
シートポスト交換のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
カーボン製に交換 | 軽量&振動吸収性UP | 高価・トルク管理がシビア |
オフセット調整 | ポジション最適化 | 合わないとパワーが逃げる |
ドロッパーポスト化 | 下りでの操作性UP | 重量増・価格高め |
価格帯の目安
- アルミ製(27.2mm):約3,000〜6,000円
- カーボン製:10,000円〜
- ドロッパーポスト:15,000〜30,000円
グリップ&ペダル編
操作性と快適性の“握る・踏む”を見直す!
グリップ交換のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
エルゴグリップに交換 | 手首の角度が自然で疲れにくい | 見た目の好みが分かれる |
ロックオンタイプ | ずれにくくメンテ性◎ | やや重量増 |
素材を変える(コルク・ゲルなど) | 握り心地UP・滑りにくい | 耐久性に差がある場合も |
おすすめモデル例
- GORIX GXR NOVA(ロックオン・エルゴ):約2,500円
- ERGON GP1(定番エルゴ):約4,000円〜
ペダル交換のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
フラットペダルに交換 | 街乗り・トレイルで扱いやすい | ロスが出やすい(特に登坂) |
ビンディング化 | パワー伝達効率UP | 脱着に慣れが必要・転倒リスク |
軽量モデルに交換 | 回転性・加速性UP | 高価なモデルが多い |
おすすめモデル例
- ONEUP Composite(軽量・グリップ◎):約6,000円
- SHIMANO PD-M520(ビンディング入門):約5,000円
結論:体に触れるパーツこそ“自分仕様”に!
サドル・シートポスト・グリップ・ペダルは、体とバイクの接点。
だからこそ、ちょっとした変更が快適性や操作性に直結します。
「なんとなく合わない」を「これだ!」に変えるカスタム、始めてみませんか?
まとめ
TREK MARLIN 7は完成車のままでも充分楽しめますが、パーツの“ちょい足し”や交換だけで世界が変わるのがMTBカスタムの面白さ。本シリーズでは、クランク・ブレーキ・タイヤ・ポジション周りなど、具体的なカスタム案を妄想しながら深掘りしてきました。
ポジション調整編 – “触れる部位”から快適化
- ハンドルまわり:幅・ライズ変更で乗車姿勢が激変!
- ステム:短くするとクイック、長くすると登坂向き
- バーエンドバー:疲労軽減&手の自由度UP
- サドル&ポスト:お尻と腰の救世主!ドロッパー化も視野に
- グリップ&ペダル:握り心地・踏み心地の最適化で疲労軽減と効率UP
妄想こそ最強のアップグレード!
カスタムは一気にやる必要はありません。「ここが少し気になる」→「ちょっと変えてみる」→「めっちゃ快適!」
この“気づきと変化の連鎖”こそが、愛車との距離を縮めてくれます。
MTBカスタム考察シリーズ
![[TREK MARLIN7 2015]MTBを買いました](https://bike-memo.com/wp-content/uploads/2016/04/cycle_B51-320x180.jpg)



