【ロードバイク購入記】悩んで、見て、納得して。「買う」という決断の裏側

「今週末もまた自転車探し?」
そう思った方もいるかもしれません。実際その通りで、ここ数週間、友人のロードバイク探しに付き合って、何度も何度も梅田界隈を歩き回っていました。
でも、今回は違いました。
ついに、「運命の一台」に出会ったのです。
目移りするほど選択肢があるからこそ、迷う
夏真っ盛り、強い日差しと人混みと車の渋滞の中で、今回もいくつかの自転車ショップをまわりました。
その中で注目していたのは、出始めたばかりの【2012年モデル】のロードバイク。
写真で見た瞬間、「これいいかも」と友人が感じた一台でしたが、本人いわく「実物を見ないと不安」とのこと。
そこで、お店の方に相談すると…
「このモデルはすぐ売れちゃうと思うけど、実物を見てから決めても大丈夫ですよ」
なんと柔軟な対応!
ありがたいことに、仮発注という形で手配してもらえ、数日後には入荷の連絡が。
写真と現物のギャップ。見たからこそ分かることもある
実物を見てみると、カタログで感じた印象よりも、少し濃い色合い。
しかも、細部を見ると仕様が違っていました。
- ハンドル幅が400mm(カタログは380mm)
- クランク長も165mmのはずが…未確認
- フレームサイズがやや大きめ?
正直、「あれ?」と思う部分も多く、決断を鈍らせる要素は確かにありました。
それでも、店員さんの丁寧な対応や、実車の美しさは抜群。
最新モデルらしく、フレームの断面が台形になり、より空力性能が上がってそうな雰囲気。
価格も、前モデル+他社製品と比較しても十分魅力的でした。
気持ちを整理するためのランチと…まさかのペダル調達劇
「一旦冷静になろう」
ということで、お昼にちゃんこ鍋「寺尾」でランチ。美味しかったです。
その最中に、自転車仲間のKzumiさんから連絡が。
K「自転車、決まった?」
み「まだ。悩んでる」
K「使わなくなるペダル、持って行こうか?」
み「よろしく!」
徹夜明けなのに、快く用意してくれるKzumiさん…ほんと感謝しかありません。
そして後日、三ヶ島の高級ペダルをゲット。これだけでもテンション上がります。
「初心者がいきなり有名ブランドを買っていいのか?」
友人が一番悩んでいたのは、実はここでした。
「気に入ったけど、いきなりロードバイクらしいロードバイクを買っても大丈夫かな」
でも、それを否定する必要はありません。
好きだから、乗りたいから。それが十分な理由だと、自転車乗りとして思うのです。
最後のひと押しと、「買います」の言葉
再びショップへ。Kzumiさんも合流。
「さて、どうしましょうか?」
「買います」
まさかの即決!
驚きつつも、ここまでの悩みや時間が、ちゃんと気持ちを整理させてくれたのだと思います。
ハンドルとステムは自分に合うようにカスタム。
バーテープも好みに合わせて吟味。
最後に、もらったペダルをお願いして装着。
この日はお店も忙しかったので、受け取りは翌日になりましたが、無事、成約となりました。
読者のあなたへ:迷っているなら、動いてみると見えてくる
自転車選びは、スペックだけでなく、感情でも動く買い物です。
- 本当に欲しいのか
- 他に選択肢はないか
- この価格で後悔しないか
色んな思いが頭をよぎるけど、「実際に見る」「相談する」「またがってみる」ことで、少しずつ答えが見えてきます。
迷ってるなら、それは本気で選びたい証拠。
悩んだ末の「これにする」という決断は、後悔しない選択になると思います。
淀川の花火大会昔行きました☆
気に入った自転車を買うのが
一番だと思います。
お見合いみたいなものですもんね。気に入ったものを買うのが一番ですよね。それにしてもみぞおさん、気長にそうやって付き合ってくれるなんていい人ですね。
> hayazou2002様
淀川の花火は大玉が多くて綺麗ですよね。今は人が多すぎて見に行きにくい位です。
本当に気に入って納得したものを買うのが長く付き合えますよね。
> moumou様
高い買い物だから、気に入って長く乗れるものを買うことが楽しい自転車ライフのスタートだと思っています。
これから一緒に遊ぶ仲間の自転車選びだから、長く楽しんでもらいたいと思って付き合ってます。そして、自分も選び事を楽しんでいます。