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ロードバイクを買って最初に変えたくなるパーツ、それが「ホイール」。 「鉄下駄」と呼ばれる完成車付属ホイールからの卒業先として、長年覇権を争っているのがMavicの「Ksyrium S」とCampagnoloの「Zonda」です。
2026年の今、カーボンホイールも低価格化していますが、「アルミハイエンド」の耐久性と信頼性は依然としてトレーニングやロングライド派に絶大な人気を誇ります。
今回は、この2大巨頭を「重量」「チューブレス性能」「ハブ・回転性能」「価格」の4点で比較し、あなたに合うのはどちらか結論を出します。
基本スペック比較(ディスクブレーキモデル基準)
まずは2026年現在の主要スペックを比較します。(※数値はカタログ値および実測平均)
| 項目 | Mavic Ksyrium S Disc | Campagnolo Zonda DB |
| リム素材 | マクスタルアルミ合金 | アルミニウム |
| 重量 | 約 1,670g (ペア) | 約 1,675g (ペア) |
| リムテープ | 不要 (FOREテクノロジー) | 不要 (Momagテクノロジー) |
| タイヤ対応 | USTチューブレス / クリンチャー | クリンチャー (2-Way Fitなし) |
| スポーク | ID360 (インスタントドライブ) | カップ&コーン (USBではない) |
| スポーク組み | イソパルス (レスポンス重視) | G3組 (見た目・バランス重視) |
| 実勢価格 | 約 8〜9万円前後 | 約 7〜8万円前後 |
※価格は為替変動やショップにより異なります。
徹底比較:ここが決定的な違い!
① チューブレス運用のしやすさ(Mavicの圧勝)
2026年のロードバイク界は、タイヤ性能の向上により「チューブレスレディ」または「TPUチューブ活用」が主流です。
- Mavic Ksyrium S:
- 最大の特徴は「FOREテクノロジー」。リムの内側にスポーク穴が開いていないため、リムテープが不要です。これにより、チューブレス運用の最大の壁である「気密性の確保」が容易で、タイヤの着脱も素手でできるほど簡単です。「チューブレスで乗りたい」なら迷わずこちらです。
- Campagnolo Zonda:
- Zondaも穴なしリム(Momag)でリムテープは不要ですが、公式には「クリンチャー専用」とされるケースが大半です(2-Way Fitモデルは上位機種に多い)。TPUチューブ+クリンチャータイヤで運用する人には最適ですが、チューブレス化には向きません。
② ハブの回転とメンテナンス性
- Campagnolo Zonda (カップ&コーン):
- カンパニョーロの伝統である「カップ&コーン式」ベアリングを採用。適切に玉当たり調整されたゾンダは、驚くほど滑らかに回ります。下り坂で足を止めた時の伸びは「さすがカンパ」です。ただし、定期的なグリスアップなどのメンテナンスが必要です。
- Mavic Ksyrium S (ID360):
- 現在のMavicは「インスタントドライブ360(ID360)」というラチェットシステムを採用。ペダルを踏んだ瞬間の「掛かり(反応)」が非常に良く、ダイレクト感があります。メンテナンスも工具なしでグリスアップ可能で非常に楽です。
③ 見た目と所有欲
- Zonda:
- 独特の「G3組(3本まとまったスポーク)」は、一目でカンパニョーロと分かる美しさがあり、バイクのドレスアップ効果が高いです。
- Ksyrium S:
- 質実剛健なフラットスポークとマットなリム仕上げ。どんなバイクにも合うシンプルさが魅力です。
結論:あなたにおすすめなのはこっち!
Mavic Ksyrium S を選ぶべき人
- 「チューブレスタイヤ」を使いたい人(最重要)
- リムテープ交換などの面倒なメンテをしたくない人
- 信号待ちからのスタートなど、ペダリングの反応速度(キビキビ感)を重視する人
- 将来的にグラベルや太めのタイヤ(28c〜32c)も履きたい人
Campagnolo Zonda を選ぶべき人
- 「クリンチャー(TPUチューブ含む)」で運用する人
- 「G3組」のデザインに惚れている人
- 足を使わずに惰性で進む時の「滑らかな回転」を重視する人
- 少しでも予算を抑えたい人(実勢価格はゾンダの方が安い傾向あり)
2026年の総評
かつては「とりあえずゾンダ」が一択の時代もありましたが、2026年現在は「チューブレス運用のしやすさ」と「ID360のメンテナンス性」で、Mavic Ksyrium Sが一歩リードしている印象です。
特に、リムテープ不要でチューブレスが使えるメリットは巨大です。 しかし、クリンチャー派にとってZondaの耐久性と回転性能は依然としてコスパ最強です。自分のタイヤの好みで選べば間違いありません。
【参考・根拠サイト】
本記事のスペック比較は、以下の公式サイトおよび主要取扱店の情報を基にしています。
- Mavic 公式サイト
- Campagnolo 公式サイト
- ワイズロード(Y’s Road)オンライン
- ワイズロード
- 2026年(現在)の実勢価格、在庫状況の傾向確認。
ABOUT ME

自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。