ドライブトレイン関係
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【シマノハブのギア枚数対応まとめ】10速ハブでも11速化できる?オールドパーツで広がるカスタムの可能性

みぞお
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「昔のホイール、まだ使える?」
そんな疑問に答えるべく、この記事ではシマノ製リアハブのギア枚数対応と、オールドパーツを活用した11速化のヒントを紹介します。
特にCS-HG800-11やCS-HG700-11など、10速ハブでも使える11速スプロケットの存在は、カスタム派にとって見逃せない情報です。

この記事でわかること

  • シマノハブのギア枚数対応と進化の流れ
  • 10速ハブでも使える11速スプロケットの種類と注意点
  • CS-HG800/700の互換性とスペーサーの使い方
  • MTBコンポとの違いとギアピッチの謎
  • オールドパーツを活かすDIYカスタムの考え方
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オールドパーツ

自転車部屋に溜まっている部品が飽和しているので、少しずつメルカリ販売を始めました

古いパーツ

そこそこ使えて、古いものが多いので、あまり売れませんが、ハブについて問い合わせがありました

HB-7400/FH-7400

問い合わせ内容

問い合わせ
問い合わせ

このハブは、何速対応ですか?

このハブが、何速まで使えるか質問がありました

質問に対する返答

みぞお
みぞお

8〜9速、スペーサー有り10速で使えました

11速および12速は対応しておりません

問い合わせ
問い合わせ

10S 対応であれば必要ありません

8~10速対応だと返答しましたが、よく考えると間違っていることに気が付きました

条件ありですが、11速まで対応可能

DURA-ACE 7400

7400系とは

発表・販売開始:1984年

対応ギア数:8速

次世代:1996年に7700系へ移行(9速化)

8速対応

約30~40年前のコンポーネントなので、対応しているのは、8速です

9速対応

9速化したときに、カセットの形状変更がなかったので、9速でもFH-7400使用可能でした

10速対応

2003年発表の7800系に移行と同時に、10速化しました

より広い多段化に伴い、ハブ形状に変更がありましたが、スペーサーを追加することで、今までのカセットで対応できました

2008年に7900系が発表されましたが、変速ギア数10速は変更なし

※7900系発表時のホイールは、10速カセット専用形状になり、9速以前のスプロケット取付不可になりました(ややこしい)

11速非対応

2012年、R9000系発表と同時に、11速化しました

カセット形状が大幅に変更され、これまで使われていた10速まで対応ホイールがすべて使えなくなりました

ユーザーの切り捨て、強制買い換え需要だと、大騒ぎが起こりました

11速一部対応

サイクリスト(ユーザー)の増加に伴い、ワイドレシオギア需要が高まり、あまり大きな話題にならないまま、既存10速までのカセットに対応したスプロケットが発表されていました

CS-HG800-11

ULTEGRAグレードで、ギア数11-34モデル

CS-HG700-11

105グレードで、ギア数11-34モデル

MTB技術

世界では、ロードバイクよりもユーザーの幅が広いMTBコンポーネントは、11速化した時も既存のカセットを使えるまま進化しました(7900シリーズのような10速限定もない)

この技術を使って、発表されたのがCS-HG800とCS-HG700なのですが、時期が悪く、ギアの歯数がワイドレシオすぎ、ブレーキシステムがディスクへ変わりつつあったので、ユーザーが飛びつかないまま次のシリーズへ移行しました

12速非対応

2016年にR9100シリーズが発表され、ギアが12速、ブレーキシステムもディスク(一部キャリパー)に移行され、リムブレーキシステムは衰退するしかない状態になりました

カセット形状も大幅な変更があり、今後対応することもないと思います

シマノスプロケット・まとめ

オールドパーツのリアハブは、8~9速対応時代のモデルの問い合わせは、一部11速対応でお答えしようと思います

適応ギア数

8~9速は問題なく対応できます

条件有ギア数

10速はスペーサーを使って対応

11速は、スプロケットが(CS-HG800-11またはCS-HG700-11)を使えば対応可能

問い合わせがあった場合

みぞお
みぞお

スプロケットの種類の条件がありますが、11速まで対応可能です

10速までではないと言っていこうと思います

歯数11-34対応

もともと大きなギアを使っているバイクじゃないと、リアディレイラーがGSモデルではない可能性が高いので、買っても色々お金がかかります

  • スプロケット本体
  • リアディレイラーをGS化
  • チェーン変更(今までよりも長くなる可能性あり)
  • 作業工賃

他のハブでも同様

10速まで時代のコンポーネントを沢山持っているので、他の製品でも同様の対応をしようと思います

【まとめ】“オールドパーツは、工夫次第で今も現役”——シマノハブのギア枚数対応を知れば、カスタムの幅が広がる

今回の記事では、シマノのリアハブとスプロケットの互換性を整理することで、オールドパーツを活かしたカスタムの可能性を再発見できました
CS-HG800やCS-HG700のような“10速ハブでも使える11速スプロケット”は、古いホイールを延命させる救世主
ギアピッチやスペーサーの扱いなど、細かい部分に注意すれば、DIYで理想の構成を組むことも可能です
“古いから使えない”ではなく、“古いからこそ工夫できる”——そんな視点で自転車カスタムを楽しむヒントが詰まった内容でした

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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