【DIY失敗談】安物ケーブルでシフター交換に大苦戦!初心者が陥る「切れない・動かない」落とし穴と教訓
「少しでも安く修理したい!」 自転車のメンテナンスをDIYで行う際、誰もがそう思うはずです。特に消耗品であるケーブル類は、ノーブランドの格安品に目が向きがちですよね。
しかし、その「数百円の節約」が、数時間の苦労と再購入のコストを招くことがあります。
今回は、私がシフター交換の際に安物のアウターケーブルを選んで大失敗した体験談をご紹介します。 「ケーブルなんてどれも同じでしょ?」と思っている方、ぜひ私の屍を越えていってください…。
今回のDIY:シフターとケーブルの交換
愛車のシフター交換に伴い、ケーブル類も新調することにしました。 ショップで見つけたのは、メーカー不明の格安ホワイトアウターケーブル。「安くて色も選べるし、これでいいか」と軽い気持ちで購入したのが、苦難の始まりでした。
ちなみに、ブレーキケーブルの方は安心と信頼のシマノ製(量り売り)を選択。こちらは全く問題なくスムーズに作業が進みました。
発生したトラブル:安物ケーブルの罠
いざ、シフター用のアウターケーブルをカットしようとしたところ、異変が発生しました。
① 全く切れない!
専用のケーブルカッターを使用しているにもかかわらず、中の金属線が硬すぎて切れません。無理やり切ろうとすると、被覆が潰れてしまい、使い物にならなくなります。
② 切断面が整わない
なんとか切断しても、切り口がガタガタ。アウターケーブルの切り口が荒れていると、インナーワイヤーの抵抗になり、変速性能が著しく低下します。 ヤスリで整えようとしましたが、素材が悪いためか一向に綺麗になりませんでした。
③ 変速動作が渋い
苦労して取り付けたものの、レバーを操作した時の「引き」が明らかに重い…。シフターの中でワイヤーが引っかかっているような感触があり、スムーズな変速とは程遠い仕上がりになってしまいました。
比較検証:なぜシマノ製は良かったのか?
一方で、ブレーキ側に使用したシマノ純正ケーブルは、同じ工具を使っても「スパッ」と気持ちよく切れました。
- 切断のしやすさ: 圧倒的にシマノが上。適切な硬さと柔軟性があります。
- 断面の処理: 軽く整えるだけで真円に近い断面になり、ワイヤーの通りもスムーズ。
- 初期性能: 組付け直後から、引きが軽くカチッとした操作感が得られました。
「たかがケーブル」と思っていましたが、メーカー品には加工のしやすさや精度の高さという、目に見えない品質が詰まっていることを痛感しました。
教訓:パーツ選びでケチってはいけない
今回の失敗から学んだことは、以下の3点です。
- ケーブルは信頼できるメーカー製を選ぶ 見た目は同じでも、中身の金属や被覆の品質は天と地ほどの差があります。迷ったらシマノ(SHIMANO)や日泉(NISSEN)を選べば間違いありません。
- 工具とパーツの相性 どんなに良い工具を使っても、パーツ自体の品質が悪ければ性能を発揮できません。
- 時間はコスト 数百円をケチった結果、加工に数時間を費やし、結局買い直すことになりました。「安物買いの銭失い」とはまさにこのことです。
まとめ
DIYの醍醐味は「安く済ませる」ことだけでなく、「自分の手で納得いく性能を引き出す」ことにあります。 作業のしやすさや、組み上がった後の快適な操作感を求めるなら、消耗品こそ良いものを選びましょう。
結局、私は後日シマノ製のシフトケーブルセットを買い直しました(笑)。 これからDIYに挑戦する皆さんは、ぜひ最初から信頼できるパーツを選んで、楽しい自転車いじりを満喫してください!
