【DIY失敗談】ケーブルの加工で大苦戦!
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はじめに
自転車のカスタマイズを楽しんでいる方にとって、シフターやブレーキのケーブル交換は比較的簡単なDIY作業のひとつです。しかし、適当にパーツを選ぶと意外な落とし穴が待っていることもあります。今回は、筆者が実際に経験したシフターケーブルの加工失敗談を紹介します。
シフターとブレーキケーブルの交換作業
今回の作業では、自分の自転車のシフターを交換することにしました。お店の在庫を見たところ、白色のアウターケーブルが安く売られていたため、シフター用にはそれを選択。ブレーキケーブルにはシマノ製の量り売りケーブルを使用することにしました。
まず、ハンドルをステムごと取り外し、新しいステムとハンドルを取り付けました。その後、ブレーキケーブル(シマノ)を取り付ける作業に取り掛かりました。
スムーズに進んだブレーキケーブルの交換
ブレーキケーブルの交換作業は順調に進みました。以前、作業時にブレーキの左右を逆にしてしまったことがあったので、今回は慎重に確認しながら取り付けました。その甲斐あって、特に問題なくスムーズに作業を進めることができました。
しかし、問題はこの後に待っていました。
失敗の原因は安物のシフターケーブル
いよいよシフターケーブルの交換作業に取り掛かりました。ところが、ここで思わぬトラブルが発生。
- ケーブルが切りにくい
シフター用に購入した安価なアウターケーブルは、専用のケーブルカッターを使ってもなかなか切れません。何度も試しましたが、切断面がボロボロになり、非常に時間がかかってしまいました。 - 切り口が綺麗にならない
せっかく切っても、切断面がガタガタしているため、シフターの動きに影響が出る可能性がありました。ヤスリで整えようとしましたが、なかなか綺麗にならず、調整に手間取ることに。 - ケーブルの抵抗が大きい
交換後、シフターの動作を確認してみると、何か引っかかるような感覚がありました。スムーズに動かず、調整しても違和感が拭えませんでした。
過去の経験と比較
以前、友人のFCR2(ロードバイク)のシフターケーブルを交換した際には、シマノの量り売りケーブルを使用しました。その時は特に問題なくスムーズに作業が進んだのですが、今回はまったく違いました。
この経験から、ケーブルの品質が作業のしやすさや最終的な操作感に大きく影響することを実感しました。
失敗から学んだ教訓
今回のDIY作業を通じて、以下のことを学びました。
- ケーブルは品質の良いものを選ぶべき
シフターケーブルは見た目だけで選ばず、実績のあるブランドのものを選ぶのが賢明です。特にシマノ製は信頼できる品質のため、次回からはシマノのものを使用することにします。 - 適切な工具を使用する
ケーブルカッターを使ったにもかかわらず、安価なケーブルは切りにくかったことから、工具とケーブルの相性も重要であることが分かりました。 - 安物買いの銭失いに注意
安価なパーツに飛びつくと、結果的に手間が増えたり、買い直しが必要になったりすることがあります。長い目で見れば、品質の良いものを選んだ方がコストパフォーマンスは高いと言えます。
まとめ
今回のDIY作業では、安価なシフターケーブルを選んだことで予想外のトラブルに見舞われました。ケーブルが切りにくく、切断面が綺麗にならず、結果として動作に支障が出るという失敗を経験しました。
結局、後日シマノのシフターケーブルを購入し直すことになり、「安物買いの銭失い」を痛感しました。自転車のカスタマイズをする際は、パーツ選びに慎重になり、信頼できるブランドの製品を使うことが大切です。
これからDIYで自転車のメンテナンスを考えている方は、ぜひ今回の失敗談を参考にして、スムーズな作業を心がけてください!