【GIRO REPUBLICソール修理】SPDシューズの“かかと剥がれ”をDIYで直す!特殊形状でも30分で復活する方法

「お気に入りのSPDシューズ、捨てるには惜しい」
そんなときこそ試してほしいのが、GIRO REPUBLICのソール剥がれをDIYで修理する方法。
この記事では、かかと側の特殊形状ソールの貼り直し・必要な工具・接着剤の選び方・再発防止のコツなどを実体験ベースで紹介します。
この記事でわかること
- GIRO REPUBLICのソール剥がれの原因と構造的特徴
- DIY修理に必要な工具と接着剤の選び方
- ソール材の型取り・穴あけ・貼り付けの手順
- 土踏まず側の補修も同時に行うメリット
- 接着不良による再剥がれと再修理のポイント
GIRO REPUBLIC
相方さんが使っているシューズの靴底が剥がれました

靴箱から出したときに、何か落ちたと報告を受けて、確認したら、茶色の踵側ソールの接着面が崩壊していました
修理開始
過去何度も修理しているのは、土ふまず側なので、踵側は初作業です
ソール材カット
数れた部品を参考に、少し大きめに靴底の型をつくります

左右対称を2セット作りました(靴左右分)
穴をあける
ネジ部が飛び出しているので、ソール材に穴をあけます(ねじを使わないので埋めてしまってもいい)

元のネジ穴を参考に位置を決めて、穴あけポンチで打ち抜きます

4つとも穴あけ完了

貼り付ける
接着剤で貼りつけます

1個完了

残っている靴底を剥がす
これが一番大変でした
しっかり接着されているので、簡単に剥がせず、ナイフなどで剥ぎ取りました
四か所貼り直し
張り付けた後、ハサミで形を整えます(見えない部分なので、大体でいいと思います)

ついでに、土ふまず側も張り替え
土ふまず側も傷んでいたので、ついでに張り替えました

完成
30分以下で、貼り直し完了です

後日談
接着剤の貼り付けが甘かったみたいで、ソール材が剥がれました
土ふまず側
歩く時の癖で、体重が乗る箇所が剥がれました

踵側
踵側も同じく体重を乗せる側でした

原因
原因は、接着剤が少なかったからだと思います
作り直し
同じように、大体の型を作って、貼り付けて、形を整えて終了です

簡単に直せるので、”剥がれたから、直そう”って感じでストレスが減りました
ソール修理・まとめ
靴の修理は、ソール材と簡単な工具があればできます
ソール材
厚みなど好みがあると思いますので、実際に手に取って買えるなら、靴の修理屋などで購入をお勧めします
※クリートを使うので、あまり分厚いものはオススメしません
工具

この靴は、穴をあける必要があるので、目印をつけるための目打ち代わりのキリと穴あけポンチ+金槌がありますが、ハサミだけで十分です(見た目を気にするなら整える用のヤスリが必要)
接着剤
ゴム製品用なら何でもいいと思います

作業時間
慣れるまで、少し手間取りますが、1時間もあればできますし、慣れれば30分もかかりません
オススメ
簡単な作業なので、オススメします
メーカーから補修パーツがなくなって、靴を処分したり、我慢したまま履くより、自転車を楽しめると思います
【まとめ】“SPDシューズの寿命は、自分で延ばせる”——GIRO REPUBLICのソール修理は、工具と工夫で誰でもできる
今回のDIY修理では、特殊形状のGIRO REPUBLICでも、ソール材と基本工具があれば十分に対応できることがわかりました。
接着剤の選び方や穴あけの位置決めなど、少しの工夫で仕上がりが大きく変わるのもDIYの面白さ。
再剥がれしても“また直せばいい”という気楽さがあり、靴を処分せずに使い続けられるのは大きなメリット。
メーカー補修パーツがない場合でも、DIYなら自分の手で復活させることが可能です。
SPDシューズの修理に悩んでいる方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください——思った以上に簡単で、満足度の高い作業です。