【Garmin eTrex30英語版を日本語化!】地図設定&落下防止まで完全対応|Mac作業の注意点も紹介

「英語版でも、ちゃんと日本語表示できるんです」
そんな実用性を引き出すために行ったのが、Garmin eTrex30英語版の日本語化と地図設定のカスタマイズ。
この記事では、日本語化の手順・地図の導入・USB接続のクセ・Macでの作業ポイント・落下防止対策などを実体験ベースで紹介します。
この記事でわかること
- 英語版Garmin eTrex30を日本語表示にする方法
- 日本語地図(OpenStreetMap)の導入手順と注意点
- MacでGarmin Expressを使う際の接続トラブル対策
- USB接続時の認識遅延とファイル操作のコツ
- モンベルのロープ&カラビナによる落下防止対策
Garmin eTrex30
とっくり氏が買った「Garmin eTrex30」の調子が悪いので、一昨年の旅行以来、殆ど使っていないそうです。
海外モデルは修理が面倒
この機種は、海外モデルなので、修理も面倒だということで、放置されていました。
旅行前ミーティングで
壊れてもいいから、ということで、連休旅行前の軽いミーティングを飯を食いながら出かけた時に、預かってきました。
欧風軒
とっくり氏の最近のお気に入りでよく行くと案内してもらった梅田の第4ビルの欧風軒のボルガライスが美味しかった。
日本語化&無料地図(OSM)の導入手順
英語版 eTrex30(30x)の日本語化手順
- バックアップを取る
- PCにeTrexを接続し、Garminフォルダを丸ごとコピーして保存します。
- 日本語フォントファイル(bin)の取得
- Garmin台湾版 nuvi200 のファームウェアを入手し、
006-D1053-64.bin
を抽出後、006-D0952-06.bin
にリネーム。
- Garmin台湾版 nuvi200 のファームウェアを入手し、
- 日本語言語ファイル(gtt)の準備
- 「etrex20_30J_250.zip」等から
Japanese.gtt
を取り出し、5行目の日本語
をJapanese
に書き換え。
- 「etrex20_30J_250.zip」等から
- ファイルを本体へ転送
- USB接続後、以下のフォルダにファイルをコピー:
-
/Garmin/ExtData/
に006-D0952-06.bin
/Garmin/Text/
にJapanese.gtt
-
- その後、eTrexを起動 → Setting → System → Language で Japanese を選択するとメニューが日本語化されます。
- USB接続後、以下のフォルダにファイルをコピー:
- 将来のアップデートに注意
- Garmin Expressやファームウェア更新で上書きされると再導入が必要です。bin/gttファイルは保管しておきましょう。
- 日本語
.gtt
ファイルの入手方法- 旧Garmin日本語ファームウェアから抽出(日本語版 eTrex 30(Jモデル)のファームウェア「
etrex20_30J_250.zip
」や「etrex20_30J_230.zip
」) - (注意)現在公式サイトから入手できません
- 旧Garmin日本語ファームウェアから抽出(日本語版 eTrex 30(Jモデル)のファームウェア「
無料日本語地図(OSM)のインストール方法
- OSM日本語地図をダウンロード
- 「OpenStreetMap for Garmin」等から、日本語UTF‑8対応の
gmapsupp.img
を取得。
- 「OpenStreetMap for Garmin」等から、日本語UTF‑8対応の
- バイナリエディタで文字コード変更
- 「E9 FD 13 00 04 80」→「A4 03 13 00 04 80」等の置換を実施し、Shift-JIS形式の“ダミーファイル”を作成。
- microSDへ転送
- SDカード内
/Garmin/
フォルダにgmapsupp.img
(ダミー)とgmapsupp.org
(本体用)をコピー。
- SDカード内
- 装着して地図を読み込む
- eTrexにSDを戻して電源ON。初回は地名が表示されません。
- 本番ファイルへ差し替え
- 再度SDをPCで“本番img”にリネーム・置き換えてeTrexに戻すと、日本語地名が正しく表示されます。
メリットと注意点まとめ
- メリット:英語版eTrex30でも、費用を抑えつつ日本語メニュー+日本語地図を利用できる
- 注意点:
- 公式非推奨の手法であり、保証対象外・最悪機器が動かなくなるリスクがある
- ファームウェア更新時には再日本語化&地図差し替えが必要になる
- バイナリエディタを使った文字コード変更など、技術的なハードルがある
Macで設定変更体験記
症状
ホーム画面に戻らなくなっているらしいし、リセットするのは元に戻らなかったら怖いので、何もしていないとの話だったので、起動の確認はしませんでした。
検証
ワタクシは、mac派なので、とりあえずパソコンに繋いで、「Garmin Express」で状況を確認して、ファームウエアのアップデートを行いました。
ガーミンってUSB弱い
Garmin製品は、なぜか伝統的にUSBが遅いので、時間がかかります。
頑張れ!mac
ついでに、ワタクシのオレゴンも久しぶりにアップデートしようとつないで、同時に作業をしました。
他のことをしているうちに、アップデートが終わっていたので、電池を入れて起動させてみました。
解決
普通に起動したし、ホーム画面にも戻ったし、GPSもキャッチできました。
何もしていないレベルですが、直ったよ。
設定変更
許可はもらっているので、設定を出荷状態に戻して、適当に再設定を行いました。
初期設定
Garmin製品は、ファームウェアを更新したら、初期設定に戻した方が幸せになれますね。
無料地図ダウンロード
ついでに、調子に乗って、地図も更新しておきました。
最近は、オープンマップが、よくできているので、下手に純正地図を買うよりも見やすいのですよね。
コンビニが分かれば十分
英語表記だけど、サイクリング中は、大体わかればいいので、コンビニの場所だけあれば、十分です。
落下防止
これで、とっくり氏に返せばいいのですが、ワタクシはオレゴンを落として紛失したことがあり、泣く泣く買い直した経験があるので、気休め程度ですが、命綱をつけています。
モンベルの紐
モンベルなどの山グッズショップで買った3mmのロープとキーホルダー程度のカラビナをつけて、毎回自転車のワイヤーなどにかけています。
カラビナも添えて
これと同じものを取り付けました。
3mmのロープが入らなかったので、2mmのロープとカラビナです。
スマホが便利
とっくり氏は、最近はスマホアプリでナビをしているらしいので、今年の旅行では使わないみたいですが、使えるようにしておきました。
デジタル面白い
久しぶりに、デジタル遊びで頭を使ったので、面白かった。
“Garmin eTrex30英語版は、日本語化すればまだまだ現役”——地図表示&落下防止で安心ナビに
今回の作業では、英語版Garmin eTrex30を日本語化することで、地図表示や操作性を大幅に向上させることができました。
USB接続のクセやMacでの作業ポイント、落下防止の工夫など、実用面でも役立つ情報が満載。
“直して・整えて・守って・使える”——そんな気持ちになれる、Garmin eTrex30英語版の日本語化&設定変更レポートでした。
ボルガライスは、どこでしたか?福井県当たりのご当地グルメでしたね。
ボリュームがもの凄いですね。
> ヨッシーパパ 様
はい。
福井県越前市のご当地グルメです。
ワタクシの好きな食べ物の組み合わせでボリュームのあるので、幸せです。