ロードバイクの膝痛・腰痛が改善?Unityのバイクフィッティング体験レポート

ロードバイクに乗るたびに感じる身体の不調。
「フォームが悪いのかな?」「サドルの高さが合ってない?」と悩みながらも、結局は自己流でごまかしていませんか?
私もまさにその一人でした。
なんとなく違和感を抱えたまま走り続け、気づけば膝や腰に慢性的な疲労が…。
そんなときに出会ったのが、プロのフィッターによる「Unity」のバイクフィッティングサービスでした。
この記事では、実際に体験したフィッティングの流れ、そして何より“身体の変化”について詳しくレポートします。
「ポジションが合っていない気がするけど、何をどう直せばいいか分からない」
そんな悩みを抱えるサイクリストの方に、少しでもヒントになればうれしいです。
ステップアップのきっかけは“膝の痛み”だった|自己流ポジションの限界とプロの力
ロードバイクを始めて1年が経った友人・B-worksさん。
距離も伸びてきて、ついに100kmライドに挑戦したものの、膝に痛みが出てしまったことで「自分のポジション、本当に合っているのか?」という疑問が湧いてきました。
自己流の調整では限界がある
私自身も、これまでの経験や知識をもとにサドル高やハンドル位置を微調整してみたのですが、
やはり素人の試行錯誤では“根本的な改善”には至らず。
むしろ、「間違ったポジションで乗り続けることが、身体に悪影響を与えるのでは?」という不安すら感じるようになっていました。
“正しいフォーム”を学ぶためにフィッティングを決断
B-worksさんは、かつてゴルフをしていた経験から、
「フォームの重要性」をよく理解しており、
“正しい乗り方をプロに見てもらおう”と、バイクフィッティングを受ける決断をされました。
信頼できるフィッターとの出会い
そこで私が紹介したのが、以前からご縁のあったフィッター・溝端祐一さん(以下、先生)。
先生がアドバイザーを務めるアスリートカフェに、仕事終わりに2人で訪問することにしました。
フィッティング相談へ|偶然のタイミングが“予約のきっかけ”に
フィッティングを受ける決断をしたB-worksさんと一緒に、
先生がアドバイザーを務めるアスリートカフェを訪れたのは、仕事終わりの遅い時間帯。
すでに店内は営業終了の準備中で、商品も片付けられている最中でした。
偶然の“空き時間”がチャンスに
しかしこのタイミングが、私たちにとってはむしろ幸運。
ちょうど先生がフリーだったため、その場でフィッティングについてじっくり相談することができました。
- フィッティングの流れや所要時間
- どんな悩みに対応できるのか
- 初心者でも受けて大丈夫か など
疑問点を一つひとつ丁寧に説明していただき、そのままB-worksさんの予約を確定。
「今すぐにでも受けたい」という気持ちが、先生の柔らかい対応でさらに後押しされました。
フィッティング当日|“正しいポジション”がもたらす変化と気づき
フィッティング当日は、ここまで付き添ってきた流れもあり、私も同行することに。
さらに、相方さんも興味を持ってくれて、3人でアスリートカフェを訪問しました。
セミナー形式でのフィッティング体験
先生は快く私たちの同席を承諾してくださり、フィッティングの考え方を理解できるように、セミナー形式で約3時間も丁寧に解説してくださいました。
- フィッティングの目的は「速くなること」ではなく、“自転車を長く楽しむための身体づくり”
- 正しい知識を持てば、誰でも痛みなく快適に乗れるポジションを見つけられる
- スピードはあくまで副産物であり、身体の動きが整えば自然と結果はついてくる
この考え方に、私たちは深く共感しました。
先生の人柄と説得力
先生は、元プロロードレーサーであり、海外のアイアンマンレースで日本人最高位を記録した実績の持ち主。
それでも「速さ」よりも「身体を大切にすること」を重視する姿勢が、むしろ格好良く映りました。
(実際はとても速い方なのですが…!)
ポジションが劇的に変わる瞬間
セミナーの後、いよいよB-worksさんのフィッティングが本格スタート。
横で見ていた私の目にも、まるで別のバイクに乗っているかのように、身体の動きが力強く変化していくのが分かりました。
本人も「自転車が自分の身体に合わせてもらえた」という感覚をしっかり実感していたようです。
相方さんも思わず質問攻めに
最初は静かに聞いていた相方さんも、途中からは興味津々で質問を連発。
それだけ、先生の話が分かりやすく、納得感のある内容だったということだと思います。
フィッティング予約と“美味しい準備”|アスリートカフェで心も身体も整える
フィッティングセミナーを通じて、相方さんもすっかり興味を持った様子。
「これはきっと受けたくなるだろうな」と思い、その場で先生にお願いして、相方さんのフィッティング予約も確保しました。
アスリートカフェでランチ&準備万端
予約日は、ちょうど秋の大型連休の最終日・午後。
せっかくなので、リニューアルされたアスリートカフェでランチを楽しんでからフィッティングに備えることにしました。
- メニューは栄養バランスがしっかり考えられていて、身体づくりを意識する人にもぴったり
- それでいて、味も本格的でとても美味しい
- 食事をしながら、前回のセミナー内容を振り返ったり、ポジションの話で盛り上がったりと、気持ちも高まっていきました
再びのフィッティングセミナー|“身体に合った動き”がペダリングを変える
ランチを終え、先生との雑談でリラックスした後は、再び3時間にわたるフィッティングセミナーがスタート。
今回は、前回フィッティングを受けたB-worksさんもギャラリーとして参加し、相方さんのセッションを一緒に見守りました。
クリート&バイクセッティングを大幅調整
- 相方さんの身体特性や柔軟性に合わせて、クリート位置やサドル高、ハンドルリーチなどを細かく調整
- 特にペダリング効率に直結するクリートの角度やQファクターの見直しが印象的でした
- セッティング変更後は、フォームが自然になり、ペダリングが明らかに力強くスムーズに
“理想的な身体の使い方”を丁寧に解説
- 先生は、単に数値を合わせるのではなく、「なぜこの動きが必要なのか」まで丁寧に説明
- 相方さんも、身体の動きとバイクの反応がリンクする感覚をしっかりと掴んでいた様子
- 見ていた私たちにも、“正しい動きがフォームを変える”という実感が伝わってきました
“聞くだけ”でも変わる|知識が行動を後押しするフィッティングの力
相方さんとB-worksさんのフィッティングに立ち会い、合計6時間にも及ぶセミナー形式の解説を聞くことができた私。
その中で得た知識や気づきは、単なる“見学者”の枠を超えて、自分自身のライディングにも大きな影響を与えるものでした。
“正しい知識”が行動を変える
- フィッティングの目的や身体の使い方、ポジションの考え方を体系的に学ぶことで、
「自分のバイクも見直してみたい」という気持ちが自然と湧いてきた - これまで“なんとなく”で済ませていたポジション調整も、
「なぜそうするのか」が分かると、行動に移すハードルが一気に下がる
“自分の身体に合ったバイク”を目指して
これまでの経験や感覚に頼るだけでなく、身体の構造や動きに基づいたフィッティングを取り入れることで、
より快適で、長く乗り続けられるバイクライフを実現できるはず
お問い合わせ先
溝端祐一先生のフィッティングスタジオ
ポジションは大事ですね。
他の人がフィッティングされてるのを横で見て話を聞けるのって良いですね。
これで更に遠くへ走れそうですね。
> koni 様
スポーツ全般で、フォームやポジションが大事なことに、この年で気が付きました。
6時間もプライベートセミナーを聞けたので、自分のバイクならセッティングできるようになった気がします。
故障なく永く自転車を楽しみたいと思います。