「この傷さえなければ…」を解消!タッチペンで簡単ロードバイク補修術

― たった数百円、15分でまた“愛車に自信”が戻る ―
「気にしてた傷…誰にも見られたくない」の心を救う瞬間
ロードバイクの美しい塗装。
それだけに、ちょっとした転倒や立てかけミスでつくガリ傷が、物すごく目立つときってありますよね。
僕も「あの傷、次のライドで目立つかな…」と不安になっていました。
でもこれで、また胸を張って走れます。
“数百円”で実現した驚きの補修術
購入したのは ホルツ・タッチアップペン(車用)500円程度。
選んだ色はブラックだけでなく、シルバーやマットブラックもラインナップされていて、自転車のロゴやフレームカラーに合わせやすい
作業ステップはまさに3ステップ
- マスキングテープで傷以外を保護
- 精密な仕上がりにするため、周囲に色がつかないようにガード。
- タッチペンで凹みに塗り込み
- 筆先にしっかり塗料を付け、重ねるように塗ると自然。
- 乾く前に優しく拭き取り
- 数分で硬化。余分はウェスで拭いて整えればOK。
- 研磨仕上げ
- マスキングテープをはがし、コンパウンド細め→極細の順で仕上げていきます。
簡単に済ませたい・傷のサイズによっては、手順4は不要
補修にかかる時間は わずか10‑15分。
工具も不要、難しい技術もなしです。
before→after — 気持ちも一新
- 屋内で確認 → 「言われなきゃ分からないくらい綺麗!」
- 日光下でもOK → 光の当たり具合では多少凹凸が見えるものの、単に引き立てていた“ショック”がかなり軽減
なぜこれで満足できるのか?
- 壊さず、削らず、ごまかさず:パテ盛り不要の自然さ
- 価格以上の効果:500円で心理的ダメージを軽減
- 誰でもできる:素人でもプロっぽい仕上がりに
補修しながら知っておきたいポイント
「なんとなく塗ってみたけど、仕上がりが微妙だった…」
そんな失敗を防ぐために、作業中に意識したい5つのコツをまとめました。
① 色選びは“自然光で確認”が鉄則
室内照明の下だと、実際のフレーム色とタッチペンの差が分かりづらく、
「塗ってみたら想像以上に色が違った…」という落とし穴に。
ポイント:
- タッチペンのテスト塗りは、必ず屋外の太陽光の下でチェック
- 特に「黒」は、艶あり・マット・ガンメタなど複数種類があるため注意
おすすめ:
自転車店でフレームに近い車種のカラーナンバーを聞くとベスト。
② マスキングは“ガード”だけでなく“仕上がりのライン作り”
マスキングテープは「色がはみ出さないようにする」だけではありません。
実は、
「傷の境界線をぼかす or クッキリさせる」ための意図的な枠作りでもあるんです。
ポイント:
- 傷の形に沿って斜めに貼ると、塗り跡が目立ちにくい
- ロゴやライン部分に近い場合は、縁取りとして使うと美しい仕上がりに
注意:
マスキングを剥がすタイミングは塗ってすぐがベスト(乾く前です。
③ 塗る量は「盛る」より「重ねる」が基本
タッチペンでよくある失敗が、厚塗りでボテッとしてしまうこと。
フレームのなめらかな質感を損なわないためには、数回に分けて重ねる方が美しく仕上がります。
ポイント:
- 1回目は「ベースとして薄く」、2回目以降で色を乗せていく
- 毎回しっかり乾かしてから次を塗ると、ムラが出にくい
補足:
ドライヤーで軽く風を当てると乾燥が早まり、時短になります。
④ 凹みの補修は「色+光の反射」で仕上がりを読む
傷に深さ(凹み)がある場合は、塗る色だけでなく反射の加減でも補修跡が見えます。
対策:
- 凹みに対して塗料を押し込むように筆先を垂直に使う
- 光を斜めから当てて、仕上がりを左右から観察する
ワンポイント:
凹凸が気になる場合は、クリア(透明)タッチペンを上から薄く塗ると光沢がなじみやすいです。
⑤ 仕上げは“軽く磨く”のもアリ(乾燥後)
乾燥後の段差が気になる場合は、研磨剤入りコンパウンドで軽く磨くと自然に仕上がります。
注意点:
- コンパウンドは“極細目”以上(粒子が細かいもの)を選ぶ
- 強くこすると周囲の塗装まで削れてしまうので要注意
- 1〜2日乾燥させてから使うこと(生乾きはNG)
完璧じゃなくていい。だけど“丁寧”は伝わる
プロのような完璧な補修を目指す必要はありません。
でも、「あ、ちゃんと手をかけたんだな」っていう丁寧さは、補修後の満足度を大きく左右します。
見た目が整うと、気分も整う。
タッチアップは、そのための一歩です。
ロードバイクを“大事にできる習慣”として
補修前は「ズボラだったのかもしれない…」と罪悪感も。
でも、傷が復活感を与える瞬間は、
「自分はこのバイクを、ちゃんと大切にしてる」
という気持ちを取り戻してくれました。
まとめ:今すぐ気持ちを“リセット”できる補修法
- 500円程度の投資で、傷も心のモヤも解消
- 作業時間10‑15分、特別な道具不要
- 自転車がまた“自信を持って乗れる相棒”に
「この傷が気になってたんだよね…」というあなたへ。
まずはタッチアップペンを手にとって、サッと補修してみてください。
走り出すと、傷のことなんて忘れていましたよ。
マスキングテープ??
これはどういうふうに使うのでしょう。
ポチ。
こういうツートンカラーは修復が難しそうですね。
結構立てかけておいて傷が付くんですよねえ。
> tac-phen様
出来るだけ塗料したところが目立たないように、傷だけに塗料を塗りたいので、それ以外の場所はマスキングしています。
手間はかかりますけど、仕上がりが良いですよ。
> moumou様
フレームに色が多いと、傷が多かったりすると大変ですよね。
この傷は、花壇の石のところに不安定で寄掛けて、倒れてしまったのです。
不安定なところに不安定な置き方をしてしまったミスです。