【DNS判断のリアル】伊吹山ヒルクライム2018遠征記|悪天候と仲間との時間、走らない選択も“経験”になる

「走るために来た。でも、走らないという選択もある」
そんな葛藤の中で迎えたのが、2018年4月開催の伊吹山ドライブウェイヒルクライム。
この記事では、前日入りして仲間と決起集会を行い、当日朝にDNS(Did Not Start)を決断するまでの流れと、
その後の過ごし方や気持ちの整理を体験ベースで記録しています。
ヒルクライムレースにおける“走らない選択”が、どんな意味を持つのか——
遠征や仲間との時間も含めて、サイクリストのリアルな判断を振り返ります。
この記事でわかること
- 伊吹山ヒルクライムの開催概要とドライブウェイコースの魅力
- 前日入りでの仲間との決起集会(長濱浪漫ビール)
- 当日朝の天候判断とDNS決断の背景
- 雨のヒルクライムとダウンヒルのリスク
- ラコリーナ近江八幡での気分転換とバームクーヘン体験
- 信楽ライドとのつながりと遠征の意味
伊吹山ドライブウェイヒルクライム
前日入りまでした伊吹山ドライブウェイヒルクライムは、天気が悪かったのでDNSしました。
仲間と長浜に宿を取り決起集会もやりました。
長濱浪漫ビール
自転車仲間と決起集会
長浜浪漫ビールのビアホールで乾杯です。
この時に、翌朝6時に開催するかの連絡がメールで来ることになっていました。
レース当日
翌朝は、雨が上がって走れそうだし、風が強いのでショートコースでの開催も決定しましたとのメールが届いたので、準備して関ヶ原の会場を目指しました。
雨無理。DNS
到着して、当日入りの仲間と合流していたら、雨が降り出し、雨脚も強くなってきたのでDNSを決めました。
雨のヒルクライムとダウンヒルが心配だったので、現地まで行ったけど走るのをやめました。
帰阪
その後は、帰るしかないので、雨でも走る仲間のスタートを見送って帰りました。
ラコリーナ近江八幡
滋賀まで行っているので、帰る途中に、クラブハリエのラコリーナ近江八幡に立ち寄りました。
できたてのバームクーヘンを食べました。
前日に信楽ライドをしたから、少し気は紛れますが、遠征までして走らないのは、心苦しいですね。
縁のない大会
この伊吹山ヒルクライムは、毎年に走れるかどうかでトラブっている気がします。
普段走れない自動車専用道路だから面白そうだけど、来年以降は参加は見送るかな。
【まとめ】“走らない選択も経験になる”——DNSは悔しさだけじゃなく、次への準備でもある
今回の伊吹山ヒルクライムでは、遠征して現地まで行きながらも、
天候と安全を考慮してDNSを決断するという“苦渋の選択”を経験しました。
雨のヒルクライムとダウンヒルはリスクが高く、
“走ること”よりも“無事に帰ること”を優先する判断は、
サイクリストとしての成熟でもあると感じました。
また、仲間との前夜の時間や、DNS後の観戦・観光も含めて、
“走らなくても得られるものがある”という気づきも。
ラコリーナ近江八幡でのバームクーヘンや、前日の信楽ライドが心を癒してくれたのも印象的でした。
伊吹山ヒルクライムは、毎年天候に悩まされる大会でもあり、
今後は参加を見送るか、別のレースを検討するかも含めて、
“自分に合ったレーススタイル”を模索していきたいですね。