[2006年GW]トラブルも笑いに変えて!2年連続しまなみ海道サイクリングで再確認した“聖地”の魅力

2006年のゴールデンウィーク。
昨年に続き、仲間たちと再びしまなみ海道へ。
前回の“雑魚寝地獄”を教訓に、今回はしっかり個室を確保してフェリー対策も万全!……のはずが、まさかのトラブルが発生。
それでも、しまなみ海道の絶景と出会いが、すべてを笑い話に変えてくれました。
🚴♂️ 今回の旅のハイライト
- フェリーは個室で快適!……と思いきや、まさかの自転車トラブル
- クロスバイクで海を渡る“代打”参戦
- 来島海峡大橋の絶景と、昨年も見た懐かしい風景
- 愛媛の空の下で、まさかの知人と再会
- 「九州まで行く」と言い残し、風のように去っていった男
2年連続”しまなみ海道”
この年もとっくり氏とKzumiさんと三人で、しまなみ海道へ遠足ポタリング。
昨年の失敗を生かす
前年の失敗を元に、ちゃんと部屋付でフェリーをとりました。
自転車がないって?
フェリー対策万全のはずが、Kzumiさんは自転車をマンションの駐輪場整理の時にゴミとして処分されているって!
サイクリングできるように用意した
とっくり氏のサブ自転車を借りての参戦。
後に、相方さんの弟くん号に変わる前の勇姿。

普段乗りクロスバイクが、まさか・・・
とっくり氏は、まさかこの自転車が海を渡るとは思わなかったって!
昨年も見た景色
景色よし
サイクリング楽しい
愛媛県を走る
意外な人に会う
大阪の自転車屋の店員さんがここに?
愛媛の空の下で、自転車屋の兄さんに会うとは・・・。
一緒に来島大橋を渡って昼食を食べたら、来た橋を引き返していきました。
九州へ行けるのか
「九州まで行く」と言い残し、風のように去っていった
2年目だからこそ見えた、しまなみ海道の奥深さ
フェリー対策は完璧……のはずが
昨年の雑魚寝の反省を活かし、今回はしっかり部屋付きで予約。
ところが、仲間の一人が自転車を駐輪場整理で“処分”されるという予想外の展開に。
急遽、サブバイクでの参戦となりましたが、それもまた旅の思い出に。
クロスバイクで海を渡る
普段は街乗り用のクロスバイクが、まさかのしまなみ海道デビュー。
「まさかこの自転車が海を渡るとは…」という持ち主の驚きも、旅のスパイスに。
偶然の再会と、一期一会の出会い
愛媛の道中で出会ったのは、大阪の自転車店の店員さん。
観光地で知人に会うという奇跡に、旅のテンションは最高潮に。
一緒に橋を渡り、昼食を共にした後、「九州まで行く」と言い残して颯爽と去っていく姿に、旅人のロマンを感じました。
初心者から旅人へ——“しまなみ”が教えてくれたこと
旅の準備力がアップした
1年目は「雑魚寝で寝不足」「朝食を食べすぎて苦行スタート」など、準備不足が旅の質に直結していたけれど、2年目はフェリーの個室予約や装備の見直しなど、事前準備に余裕が生まれました。
そのおかげで、トラブルが起きても慌てず対応できる“旅の耐性”がついた気がします。
景色だけじゃない、旅の“文脈”を楽しめるように
初回は「橋を渡ること」が目的だったけれど、2回目は「去年もここで写真撮ったな」「この坂、去年より楽に登れたかも」と、過去の記憶と重ねながら走る楽しさがありました。
同じルートでも、経験があるからこそ味わえる“物語性”が加わったのは、2年目ならではの醍醐味です。
“旅の余白”を楽しむ心のゆとり
1年目はとにかく走ることに必死だったけれど、2年目は道端の花や島の人との会話、偶然の出会いにも目を向けられるように。
「旅の本質は、目的地じゃなくて道中にある」——そんな言葉が、少しだけ実感として腑に落ちた気がします。
成長した?
項目 | 2005年(初訪問) | 2006年(2年目) |
---|---|---|
フェリー | 雑魚寝スペースで寝不足に | 個室を予約し快適に過ごす予定が…自転車トラブル発生 |
自転車 | 本命バイクで参加 | 仲間のバイクが撤去され、急遽クロスバイクで代打参戦 |
旅の目的 | 初めてのしまなみ海道を走ること | 昨年のリベンジと、旅の“質”を楽しむこと |
心境 | 不安と期待が入り混じる | 余裕と懐かしさ、そして旅慣れた落ち着き |
トラブル対応 | 想定外の坂や迷子に戸惑う | トラブルも笑いに変える余裕が生まれる |
出会い | 景色や橋との出会いが中心 | 偶然の知人との再会や一期一会の出会いが印象的 |
旅の視点 | 景色や距離に集中 | “誰と走るか”“どう感じるか”に意識が向く |
成長の実感 | 体力的に精一杯 | 旅の準備・心構え・楽しみ方に成長を感じる |