【クランクレストア準備】古い自転車パーツの小傷チェックと磨き前の下見ポイント|SUGINO VP再生記録

「ピカールで磨いたのに、なんかくすんで見える…」
そんな違和感の正体は、光沢の奥に潜む“細かい傷”や“打痕”でした。
今回は、ヤフオクで手に入れたSUGINO VPクランクを本格的に磨く前に、
どこにどんな傷があるのかを確認し、
“どこまで仕上げるか”の方針を立てるための“現状チェック”記録です。
「ピカールだけでは限界がある」という前回の反省を踏まえ、
今回は紙ヤスリやコンパウンドを使った段階的な磨きに備えて、
傷の深さや範囲をしっかり把握することが目的。
「写真では伝わらないけど、実物はけっこう傷だらけ」という
“レストアあるある”も交えながら、
DIYメンテナンスの第一歩としての“観察と計画”の大切さを実感しました。
🔍 この記事でわかること
- ピカールだけでは落とせない“くすみ”の原因
- クランク表面に潜む小傷・打痕の見つけ方
- 写真に写らない傷をどう判断するか
- 磨き作業の前にやっておくべき“現状確認”のポイント
- 今後のレストア方針と“手磨きでどこまでやるか”の見極め
クランクの傷をなくしたい
ピカールだけでは無理
ピカールを塗布して磨いて、それなりに光沢が出ているように見えますが、それがくすんで見えてしまう原因が、大小ある傷です。
写真に残せない
あまり良いカメラを持っていないので寄り切れていませんが、使用による擦り傷や潰れている場所が沢山あります。
これが、仕上げの見た目に影響するわけです。
大きな傷もある
よく見ると、こんな大きな傷もあったりします。
これだけ深さがあると、簡単に汚れがたまります。
レストアするなら綺麗にしたい
レストアをするなら、いつか通る道だと思うので、部品磨きを頑張ります。
バフとポリッシャーを持っていないので、ヤスリで地道に頑張ります。
その後、磨いた結果

“磨く前に観察せよ”——仕上がりを左右する下準備の重要性
傷の深さ=仕上がりの限界
浅い擦り傷ならピカールで光るけれど、深い打痕はヤスリで削らないと消えない。
「どこまでやるか」を決めるには、まず“どんな傷があるか”を知ることが大切です。
写真に写らない=油断しがち
スマホでは写らない細かい傷も、光の角度を変えると浮かび上がる。
「見えないからOK」ではなく、「見えないけどある」を前提に作業計画を立てるのがコツ。
“完璧を目指さない”という選択肢も
すべての傷を消すには時間も労力もかかる。
「どこまでやるか」「どこで妥協するか」も、DIYならではの楽しみ方です。
これは今回磨いた後なんでしょうか?
よく見ると確かに傷が多いですが、ここまできれいにしたからこそ見えるのでしょうね。
ポチ。
> tac-phen様
これは、汚れを拭いて、ピカールで磨いただけの状態です。
おっしゃる通りで、綺麗にすると粗が目立ちます。
出来るだけ綺麗にしていきます。