【自転車クランク磨き】メタルコンパウンド×ピカールで金属パーツを光沢仕上げ|SUGINO VPレストア実践記

「ここまでやったら、もう自己満足の世界やな」
そんな気持ちで挑んだのは、SUGINO VPクランクを“紙ヤスリ→メタルコンパウンド→ピカール”の3段階で磨き上げるDIYメンテナンス。
今回は、前回の反省を活かして下処理から丁寧に行い、
“鏡面仕上げ一歩手前”まで仕上げたレストア作業の記録です。
使用したのは、ワコーズのメタルコンパウンドと定番のピカール。
紙ヤスリで表面の凹凸を整えたあと、
コンパウンドで曇りを取り、
最後にピカールで艶を出すという王道の磨き工程。
「工具を使えばもっと綺麗になるけど、
手磨きでもここまでできる」という達成感が残る仕上がりになりました。
✨ この記事でわかること
- クランクを磨くための下処理〜仕上げまでの手順
- メタルコンパウンドとピカールの使い分けと注意点
- 作業中に起きた“黒く曇る現象”とその対処法
- 室内作業の“臭い問題”と今後の対策
- 磨いたクランクのスペックと“使い道未定”の余韻
光るまで磨く
メタルコンパウンド
以前から続けているクランク磨きで、コンパウンドに手を出しました。
Amazon便利
アマゾンは何でも買えて便利ですよね。
磨き開始
やすりで磨く
表面のでこぼこや傷をヤスリで磨きました。
大分頑張りましたが、この位がワタクシの気合いの持続の限界です。
工具を使ったら、もっと綺麗に出来ると思います。
メタルコンパウンド登場
次、コンパウンドを塗ります。
黒くなる?
ウエスで塗り込んで、磨いていくと表面が黒くなります。
不安になる位に、黒くて曇っていきます。
黒くなったコンパウンドを綺麗なウエスで拭き取ります。
光った!
コンパウンドを綺麗に拭き取ったら、こんな感じになりました。
まだまだ突っ込まれそうですが、一応の仕上がりに納得です。
仕上げはピカール
最後に、ピカールで磨きます。
ヤスリがけ同様にワタクシの気合いの持続では、鏡面加工のようにするまでは無理ですが、多少写り込むようにはなりました。
(写り込んでいるのはカメラのレンズ)
完成
チェーンリングを戻して、今回のワタクシの目標は達成です。
力尽きた・・・
気合いが続かなかったので、チェーンリングは汚れを軽く拭いた位で、磨いてはいません。
臭い注意
この時に、部屋の中に鼻につく臭いが残り相方さんに怒られたので、今後この作業をするときは室外で行う約束になりました。
磨いたのはいいけど?
磨きを楽しめたけど、このクランクは何に使おうか?
クランク:SUGINO VP (クランク長165mm)
チェーンリング:Shimano FC-4500から外したもの(50-34T)
“磨くほどに愛着が湧く”——手磨きレストアで得られる満足感と教訓
メタルコンパウンドは“曇り取りの主役”
ヤスリで整えた表面にコンパウンドを塗り込むと、
一気に黒く曇って「大丈夫かこれ?」と不安になる。
でも、綺麗なウエスで拭き取ると、
そこにはしっかりと光沢が現れていました。
ピカールで“艶と写り込み”をプラス
仕上げにピカールを使うことで、金属の深みと艶がさらにアップ。
「鏡面とまではいかないけど、カメラが写り込むくらいにはなった」という満足感が得られました。
室内作業は“臭い問題”に注意
作業後、部屋に残った金属磨きの臭いで相方さんに怒られたため、
今後は屋外作業を誓うことに。
DIYは楽しいけれど、周囲への配慮も忘れずにという教訓です。
お疲れ様です。
前回の時とかなり違いますね(^・^)
> tsun様
友人どもには突っ込まれそうですが、納得の仕上がりになりました。
前回よりも手間をかけると綺麗になるものですね。
徹底的にやりますねえ。
その臭いは揮発性のオイルが入っているんですかねえ。
前回と比べると光沢が違いますねー。
皆さんも納得してくれることでしょう。
ポチ。
> moumou様
まだまだ甘いところはありますけど、出来るだけ頑張ってみました。
コンパウンドとピカールはガソリンと同じ揮発性の刺激臭がします。
> tac-phen様
仕上げを丁寧にすると光沢が蘇りますね。
この仕上げでは、まだ甘いとダメ出しだと思います。
ワタクシが逆の立場ならそうだと思うので、間違いないです。