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[自宅から200km]自転車で名古屋めしを食べに行く

みぞお
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平成最後の大冒険

春になると新しいことにチャレンジしたくなりますよね。

チャレンジの春

毎年この時期になると、相方さんは突発的なやる気スイッチが入ります。

計画立案は2週間前

今年は、10連休だし紀伊半島一周とか無謀なことをしたいようなので、下調べをしましたが、ルートに合わせて宿が取れません。(高級で人気のないホテルなら取れますが問題外です)

当たり前です。連休が始まる2週間前なのですからね。

伊勢に行くか!

そこで代替案として伊勢神宮へ行こうと宿を探しましたが、津市ならリーズナブルで泊まれる宿が取れそうです。

家から自走して、伊勢神宮までは180km位で、参拝後の津市までは40kmの合計220kmは無理ですね。

名古屋まで200km

伊勢神宮は諦めて、津市まで走ってみるだけでも...と話が進みそうでしたが、それなら名古屋まで行けばいいのじゃない?200kmくらいかな?とワタクシが言ってしまい、相方さんは興味を持ちました。

決定・ホテル確保

楽天トラベルを調べると、リーズナブルなホテルが数件空いているね。

ここで、名古屋行きは確定しました。

と、長い前置きがありましたが、自走で名古屋まで走ってみたいと相方さんのやる気スイッチが完全なONになりました。

準備ですべて決まる

ワタクシの戦いは、この時点からスタートです。

ルートプラン

走りやすくて安全で無理のないルートを、名古屋出身の友人や現在に東海地方に住んでいる友人に尋ねながら、決めました。

他にも、当日の装備、走行中の注意点や安全対策、ホテルの場所と、補給ポイントと、ご褒美ポイント、夕食などなどを調べ続けました。

相方さんの負担を減らす

荷物は、相方さんは何も持たない(趣味のカメラは肩からタスキがけで持つ)で、ワタクシが輪行袋や着替え、履き替えの靴、ライトやホテルで充電に必要なものを持ちました。

約10kgの荷物を背負うことになりしたが、調べたルートの難易度では、最後まで相方さんの風除けを続けても、特に問題ないと判断していました。

チャレンジ当日

準備に不十分は否めないですが、一応納得のいく計画ができて、当日を迎えました。

ワタクシの考え方では、自転車旅行は、出かけるまでが勝負です。

サイクリストの朝は早い

当日は、朝4時に家を出発しました。

18時ゴールを目指す

ゴール目標は、名古屋周辺の観光も済ませてから、名古屋のホテルへ14時間後の18時に到着です。

堺市・和泉市:真っ暗

出発は真っ暗でしたが、進んで行けば、どんどんと明るくなってきます。

堺市を抜けるころには、ライトも要らない位に明るくなってきました。
もちろん安全のために、点灯したままですけどね。

羽曳野市:寒い

日が昇る時間になってくると、どんどんと気温が下がってきました。

羽曳野市で石川を渡る頃には、寒すぎてリタイアを考えるほどでした。

カイロを探す

カイロを探して2軒目に立ち寄ったコンビニでラッキーなことに購入することができて、ワタクシは靴の中に入れました。

相方さんは靴の中ではクリートをハメられなくなるので、腰に入れてお腹周りを冷やさないようにしました。

奈良県法隆寺:早朝

体が冷えてしまう位に、寒い時間は続きましたが、無事に県境を超えて奈良に入れました。

サイクリストの朝はまだ早い

法隆寺に着いたのが、7時前でした。

大阪府の町中の信号で止まる時間が多かったので、予定より少し遅れていますが、まだ問題のない時間です。

奈良県内は、大阪府と比べると、信号の数が減るので、少しペースアップしましたが、慣れない早朝から走り始めているので、ストレスはマックスでした。

奈良県平城京跡:気温が上がる

しかし、相方さんが諦めることなく頑張ったので、辛い時間をなんとか乗り越えて、平城京跡に8時前に到着しました。

京都府:少し通っただけ

ここからは、2個目の県境越えで京都府に入りました。

京都府からは三重県の伊賀市まで、車の多い区間を走る予定でしたが、この日は車が少なかったです。

道の駅 お茶の京都みなみやましろ村

コンビニなどは都合よくない区間ですが、それは想定通りなので、道の駅まで頑張って、少し長めの休憩をとりました。

三重県:ランチタイム

ここから3個目の県境越えで三重県に入ります。

100km

三重県に入り、伊賀上野市で、走行距離の半分の100kmです。

ここで、少し早いですが11時でランチです。

ルート上では、大型チェーン店の飲食店が沢山並んでいるゴハンロードなので、なんでも食べられます。

ビックボーイ

相方さんに食べたいものを確認したら、肉を食べようと思うというので、ビックボーイに入りました。

ワタクシは、これで今回のチャレンジは90%成功したと思っていました。

100km走った状態で、まだ肉を食べようと思えるのは内臓がやられていないし、次へのエネルギーを摂取する意思があるので、走り続けることが可能だと思いました。

時間は30分ほどですが、ハンバーグとサラダ、デザートを食べて出発しました。

ここから、ルート上で一番高い峠を越えることになりますが、やる気は十分です。

三重県関宿:気持ちに余裕が・・・

25号線の旧道を走り、無事に鈴鹿山脈を超えて、関宿に到着しました。

13時なので、少し気持ちに余裕を持てる時間に到着しました。

草団子?は美味しかったよ。

国道1号線

関からは、国道1号線を名古屋まで走り続けます

四日市まではバイパスのような道路を車と並走になります

相方さんは体力にも気持ちにも余裕があるみたいで、ペースアップも問題なく走る

愛知県:渋滞イライラ

四日市の中心部で渋滞にハマって、全く進まない時間はありましたが、多少のタイムロスで渋滞を抜けて無事に4個目の県境越えで愛知県に入りました。

家から12時間の16時に愛知県に到着しました。

愛知県弥富市:手乗り文鳥の電話ボックス

愛知県に入ったら、ルートを相談した友人にオススメの観光名所と言われた弥富市の手乗り文鳥の電話ボックスを見ました。

ルート上の国道1号線沿いだったので、タイムロスなく見られて良かったです。

愛知県名古屋市:夕方です

名古屋市に入ってからは、名古屋駅へ行くまでに、ルートを最後まで決められなかった影響で、タイムロスが多かったですが、大きな鳥居を見られました。

太閤通り


太閤通りにあったので、徳川家ゆかりなのか分かりませんが、今現在も調べていないので、不明です。

多分、ワタクシの中では、ずっと不明のままです。

JR名古屋駅

名古屋駅では、すごい人だったので、写真だけ撮って、早々に立ち去りました。

大都会だから当たり前なのですが、すごい人の数でした。

名古屋城

名古屋城は入場時間をすぎていたので、遠目に金のシャチホコを見られたので、満足です。

あとは、ホテルに移動するのみです。

ゴール

少し迷いましたが、無事に18時30分で宿泊ホテルに到着してゴールです。
目標時間を超えましたが、安全に到着できたので、目標達成です。

夕食

ホテルへ自転車を輪行した状態で持ち込んで、身軽になってから夕食を探しに街へ出かけました。

食事難民

しかし、観光客が多すぎて、名古屋らしい食べ物の店舗はどこも大行列でした。

マジックスパイス 名古屋店

このままでは食事難民になると覚悟していたら、そもそも名古屋で何を食べるか?と相方さんと話した時に最初に出たお店の「マジックスパイス名古屋」へ電話したら、無事に入れました。

2店舗制覇

大阪でも食べられるのですが、マジスパのファンとしては、名古屋も押さえておきたかったので、満足です。

食べるメニューも、いつも通りの「チキン涅槃のラッシー付き」です。

200kmライド成功

相方さんにとっては、大きなチャレンジでしたが、ワタクシの計画した通りに、だいたい物事が進んだので、怪我もないし、疲れて動けなくなることもなく200kmを走りきることが出来ました。

おかしな人ですよね

自宅のある岸和田から名古屋まで自走で行くと、自転車に興味のない人に話したら、おかしな人だと言われるようなことですが、自分たちではやりきった満足感で、とても美味しい夕食を食べて、眠りにつけました。

シリーズ投稿

自宅から名古屋まで

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相方さんの視点①

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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