【COOSPO BC26レビュー】中国発GPSサイコンの実力は?マウント互換性&アプリ連携を徹底検証!

「COOSPO BC26って、本当に使えるの?」と気になったあなたへ。
この記事では、中国・深セン発のリーズナブルなGPSサイクルコンピュータ『COOSPO BC26』を、実際にハンドルにセットして徹底的にレビューしました。Garminマウントとの互換性、ストラバとのアプリ連携、気になる走行ログの精度やバッテリー持ち、防水性能など、あらゆる角度からその実力を検証。さらに、Amazonでは約4,000円という驚きの価格帯(セール時は2,999円)も見逃せません。あなたの“コスパ重視のサイコン選び”に、明快な判断材料をお届けします。
この記事でわかること
- COOSPO BC26のスペックと価格帯(Amazonで約4,000円〜)
- GPSロガーとしての使い方と精度
- 専用アプリ「CoospoRide」の設定方法とStrava連携
- ガーミン互換マウントでの取り付け自由度
- 画面の見やすさ・バッテリー持ち・防水性能(IPX7)
COOSPO
台湾の自転車用品メーカー「COOSPO」を使ってみたレビューです
格安商品
Amazon期間限定セールで、GPS内臓サイクルコンピュータが2,999円で販売されていました
※セール期間外は3,999円
ネット通販で海外メーカーを安く買えるのに、まだ店舗で割高商品を買いますか?
購入
現在使っているサイクルコンピュータに不満があったので、買い替えることにしました

今使っている機器の不満点
バッテリーの持ちが悪い
- 長期使用によるバッテリー性能低下
- 規格が古いため、元々の電池容量が少ない
代理店扱い?
イベント出品している代理店が、ジャージプレゼントキャンペーン販売していました

XOSS G+ Gen2
つい先日にも、格安サイクルコンピュータを購入していますので、それと比較したいと思います

人柱好き
投稿者は、人柱的に面白いと思う製品を試すのが好き
小型電動ポンプ
自転車界隈で話題のCYCPLUS AS2Proも、廉価版なら1/3で購入可能(うまくいった事例)

使い勝手をよくする試行
標準で使いにくければ、何かを組み合わせれば上手くいく(場合がある)

COOSPO BC26
購入したBC26は、最低限の機能しか持っていないGPSサイクルコンピュータというより、GPSロガー(走行記録装置)です

※電源を入れています
パッケージ内容物
パッケージに含まれているもの

- サイクルコンピュータ本体(BC26)
- USB充電ケーブル(miniUSB)
- 自転車取付マウント
- 説明書(多言語対応の分厚いもの)
充電端子
一世代前のUSB端子になってきているminiUSBを搭載しています

初期設定
電源を入れればそのまま使えます

アプリ
Android・iOS用の管理アプリ「CoospoRide」があり、データの管理や設定などはBluetooth接続して行います
時計設定
本体・アプリで、時計の時差を+9時間に変更する必要があります(時計見ないならそのまま)
- 台湾時間(標準時間+8時間)
- 日本時間(標準時間+9時間)
時刻の設定が生産国の台湾に設定してあるので、日本と1時間時差があります
マウント
ガーミンと共通マウントサイズなので、Amazonなどでお好みのマウントに変更可能(高級なものから安価なものまで選べます)
XOSS/COOSPO初期比較
ほぼ同時期に購入した「XOSS G+ Gen2」と比較します

箱
色々な国で販売するための箱って感じです

内容物
本体付属品などは、同じ構成のものが入っています(ケーブルの種類は違う)
- サイクルコンピュータ本体
- USB充電ケーブル
- 自転車取付マウント(ハンドルマウント用)
- 説明書
データ管理
操作は、専用アプリを使ってスマホから設定やデータ管理を行います
ダウンロード
専用アプリを各ストアでダウンロードする必要があります
- XOSS G+ Gen2:パッケージに誘導QRコードあり
- COOSPO BC26:アプリストアへの誘導なし(自分でググる必要あり)
アカウント作成
データ管理を行うために、アカウント作成する必要があります
Strava連動
どちらのアプリもストラバと連動できるようになっています(要アカウント)
データ連動速度
サイコン本体とアプリを起動すれば、勝手に連動し、データを更新してくれます
XOSS G+ Gen2の方が少し早い気がします(発売時期の差かな?)
USB充電
充電は、付属のUSBケーブルで充電を行います
- ACアダプタは付属しない
- XOSS G+ Gen2の充電端子はUSB-C
- COOSPO BC26の充電端子はminiUSB
外部機器連動
ケイデンスセンサーなどの連携について
- COOSPO BC26:外部機器と連動できない
- XOSS G+ Gen2:ANT+・Bluetooth対応機器と連動できる
防水
どちらもIPX7に対応しているので、雨が降っても大丈夫(水没は無理)
COOSPO/XOSS動作感比較
使用時の感想

取付
一般的な取り付け方なので、違和感なし

- 本体を横向きで、マウントにセットする
- 本体を90度回して、マウントに固定する
外すときは逆の動作をする
ブライトン
ブライトンマウントとは互換性がないので、マウントの使いまわしができない

汎用マウントだと、ユニットを取り換えれば問題なし

動作時間
メーカー公表の動作時間
- COOSPO BC26:20時間
- XOSS G+ Gen2:28時間
バックライト
暗くなったら液晶画面が光ります
- XOSS G+ Gen2:センサーが反応するらしい
- COOSPO BC26:設定している時間で反応するらいい
実際動作を確認できていないので、そうらしいとしか言えません
表示画面
2台のサイクルコンピュータ画面を比較します

主観ですが感想
COOSPO BC26
- 画面が少し大きく文字が見やすい
- 時計が小さいのが少し不満
- 画面カスタムができない
- 初期画面が走行時間なので、走行距離に左側ボタンで切り替える必要がある
キャットアイの有線・無線のシンプルサイクルコンピュータと同じ使用感

XOSS G+ Gen2
- 1画面で情報を沢山見える(アプリでカスタム可能)
- 情報量が多くて、少し見づらい
使い勝手
好みの問題だが、表示画面のメリット・デメリットは大した差はない
ボタン操作
ボタンの位置が違うので、使い勝手が違う
COOSPO BC26
ボタンを押しやすい設計(左右にライトなどを置くと押しにくい)
- 本体右側:電源・収録・停止ボタン
- 本体左側:画面切り替えボタン(上下)
- 収録開始:電源が入った状態で押せばスタート(カウントダウンがある)
- 収録停止:収録している状態で長押しすれば停止する
- 収録一時停止:1度押せば止まり、再び押せば再スタートする
- 設定画面:左側下ボタンを長押し(使いにくい)
XOSS G+ Gen2
画面下部に集合しているので使いにくい(マウントの形状によっては押せない)
- 本体下部右側ボタン:電源・画面切り替え
- 本体下部左側ボタン:収録・停止ボタン
- 電源投入:長押しをするのだが、反応が悪い(初期不良?)
- 収録開始:電源が入っている状態で押せばスタート
- 収録停止:収録している状態で長押しすれば停止する
- 収録一時停止は1度押せば止まり、再び押せば再スタートする
収録
オートスタート・オートストップがあるので、何も気にせず使える
収録開始:スタート(ストップ)ボタンを押す
収録終了:スタート(ストップ)ボタンを長押し
※省電力で電源が切れても、収録が停止している状態になる
省電力
電池の持ちをよくするため、COOSPOは停止時間が長いと電源が切れます
- XOSS G+ Gen2:電源は常に入ったまま
- COOSPO BC26:15分停止すると電源が落ちる
セーブモードで電源が切れる
コンビニなどで少し長めの休憩をすると、電源が落ちています
- コンビニ休憩(15分以上)
- 出発前に電源投入
- 起動確認後、スタートボタンを押す
これは非常に面倒な作業で、仲間とのライド中に忘れがちな行動になりそう
省電力モードを変更できないようです
COOSPO BC26 まとめ
格安サイクルコンピュータ”COOSPO BC26”を購入しました
ターゲット
とりあえずサイコンが欲しい・安価でシンプルなものがいい人、初心者向け
トレーニング
パワートレーニングやケイデンス管理を行う場合は不向き(機器連動できない)
シンプル
一般的にオススメされるキャットアイのサイクルコンピュータと比べると、センサーが不要なので使いやすい
データ管理
走行データを管理できるアプリ・ストラバと連動できるので、サイクリングが楽しくなる
使い勝手
安いなりに不満はあるけど、この値段で買えるのなら、十分だと思います
中国・台湾メーカー
安価で良いものを作っているので、新製品が出るごとに良くなっています

【まとめ】“COOSPO BC26はGPSロガーとして優秀”——格安でも走行記録を残したい人におすすめ!
今回のレビューでは、COOSPO BC26が“サイコンというよりGPSロガー”として使えることを実感。
速度・距離・標高などの基本項目は記録でき、アプリ連携でStravaにもアップロード可能。
ガーミン互換マウントで取り付け自由度が高く、画面もシンプルで視認性良好。
GPS捕捉にやや時間がかかる点や、センサー連携の制限はあるものの、
“走行ログを残したい”という目的には十分な性能でした。
また、価格が約4,000円〜と非常に安価で、
“サイコンは欲しいけど高機能は不要”という人にはぴったりの選択肢。
次回は、センサー連携や他モデル(BC107・CS300など)との比較もしてみたいですね。
COOSPO BC26は、“記録を残すこと”に特化したコスパ重視のサイコンです。