【近鉄サイクルトレイン×お伊勢参り】自転車で伊勢神宮を走る贅沢旅！アクセス・ルート・立ち寄りスポットを徹底ガイド

「電車で自転車を運んで、そのまま伊勢を走れたら最高じゃない？」
そんな願いを叶えてくれるのが、近鉄の“サイクルトレイン”サービス。
今回は大阪から近鉄サイクルトレインを利用して、伊勢神宮を中心にサイクリングで巡る1日旅を実践！
この記事では、実際の体験記とともに、乗車方法・サイクリングルート・立ち寄りグルメ・注意点まで詳しく紹介します。

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近鉄サイクルトレイン

近畿日本鉄道が伊勢志摩などでサイクリングを楽しめるように運行している自転車をそのまま詰めるサイクルトレイン（運行列車は決まっています）を利用して伊勢サイクリングに行ってきました。

通年運行は三重県のみ

平日・休日（イベントなど開催条件など）の日付・時間を指定された電車のみになりますが、松阪駅～賢島駅までのエリアが対象です。

近畿日本鉄道｜サイクルトレイン

大阪（名古屋）からも利用できる

1年に数回だけですが、臨時列車で大阪上本町（近鉄名古屋駅）から、賢島駅まで利用できる企画が行われました。（2025年は各4日間）

さいたまクリテリウムにて

2025年11月9日の”さいたまクリテリウム”を観戦したときに、元プロロードレーサー・近鉄アンバサダーの中島康晴氏と話す機会があり、近鉄サイクルトレイン大阪便の乗車券プレゼントキャンペーンを聞き、応募しました。

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当選

中島康晴氏いわくサイクルトレイン大阪便（名古屋便）の告知が不十分で、プレゼント企画も応募者が少なかったみたい（さいたまクリテリウム開催時）で、運よく当選しました。

伊勢へ行く

KettA利用券は、賢島駅まで行けるのですが、賢島方面は平地がほぼない山なので、のんびりサイクリングと伊勢神宮参拝をする計画を立てました。

サイクリストの朝は早い

さて、サイクルトレイン大阪便のチケットは手に入れましたが、私が住む岸和田から出発駅の近鉄大阪上本町駅へ6時25分までに到着する必要があります。

始発しかない

走っていくも検討しましたが、ナイトライドで岸和田から大阪市内を目指すのは危険だと判断して、電車利用で行くことにしました。始発で間に合うだろうと思っていたら、本当に始発しか6時25分までに大阪上本町駅にたどり着けませんでした。

輪行のまま乗車

地元駅を始発で出発すれば間に合うのですが、輪行を解く時間がなかったので、そのままサイクルトレイン大阪便に乗り込みました。

珍しい車両

元は観光列車として運行していた車両をサイクルトレインに改装しているので、撮り鉄さんたちが珍しそうに撮影していました。

電車の中で作業

乗務員さんに許可をもらって、車内で輪行を解いて、サイクルラックに載せました。

出発する前に組み立て完了して、無事伊勢方面へサイクルトレインは出発しました。

珍しい風景

近鉄はあまり利用しないのですが、観光などで利用時はいつも混んでいるイメージでしたが、この日は6人（大阪4人・途中で2人乗車）の貸し切りで伊勢へ向かいました。

見られるし、見ている

元観光列車だったので、座席が窓側を向いているので、通勤客などが珍しくこっちを見ていましたし、私も外を向いたままでした。

ゆっくり朝食

テーブルもあるし、１グループ（2人）で1車両貸し切り状態だったので、朝ご飯をゆっくり食べられました。（帰りは弁当を持ち込んで食べればいいと、この時思いつきました）

豆情報

大和八木駅での乗車時間は10分程度あるので、前方車両（3号車）出入り口前のコンビニを利用できる可能性あり（事前に乗務員に伝えておく方がベター）

電車はのんびり進む

通常の特急なら2時間程度で伊勢神宮に最も近い五十鈴川駅に到着するのですが、臨時列車は停車時間が長いので、約3時間旅です。（利用者が間違えないようにドアが開かない）

ラッピング列車発見！

伊勢神宮参拝

9時30分、伊勢神宮内宮に最も近い駅の五十鈴川駅に到着しました。

時々出てくる白く丸いマスコットは、相方さん推しのお文具さんとアザラシ（ちいかわ作者キャラ）です。

伊勢神宮内宮

自転車のままホームに降り、エレベーターを降りたら、そのまま自転車で走りだせるのは楽ですね。すぐに伊勢神宮内宮に到着しました。

参拝

伊勢街道を松阪駅まで往復（約55キロ）しか計画していないので、観光（参拝）をメインにしているため、ゆっくりお伊勢参りを楽しみました。

鍵をかけ忘れる

伊勢神宮にサイクリングで過去数回来ていますが、毎回カギをかけ忘れていますが、自転車は無事です。（本当に気を付けてください）

おかげ横丁

走り出す前に、伊勢名物を頂きました。

赤福とぜんざい

冬限定のぜんざいをいただきました。

伊勢うどん

伊勢うどんも食べようかなと思ったのですが、サイクリングをすませてから、ゆっくりおかげ横丁を散策しようと考え、次の目的地へ向かいました。

ランチ

伊勢神宮内宮をスタートし伊勢街道を通り、伊勢神宮外宮方面を目指しました。

猿田彦神社横の坂が今回唯一くらいの坂で、ややきつい。（帰りも内宮出てすぐ位に同じくらいの坂がありました）

伊勢街道は走りやすい。

うなぎの香り

伊勢神宮外宮を過ぎて、松阪駅を目指そうとした途端に、香ばしいウナギを焼くにおいにつられて、足を止めました。

はじめ（有限会社伊勢淡水）

おそらく魚屋の店舗を食堂に改装したお店なのですが、美味しいウナギをリーズナブルな価格で食べられました。

うな丼ランチ

2切れで1,500円ですが、とても大きなウナギがのっていたので、大満足です。（うまき・うざく付き）

ひつまぶしランチ

並2,000円ですが、こちらも値段以上のボリュームです。

伊勢名物「へんば餅」

伊勢名物は赤福が全国的に有名ですが、伊勢街道沿いには多くの餅菓子があり、その中でも”へんば餅”が相方さんの好物です。（本店の雰囲気も良い）

松阪駅往復

予定外の補給を済ませた後は、松阪駅を目指して、走りやすい伊勢街道を往復しました。松阪駅で立ち寄るつもりだった”天むす”のお店は臨時休業（長期休養）でした。先にランチを食べておいてよかった。

マストスポット？

松阪駅前のファミマでボトルの水補給（伊勢街道を走ると必ず立ち寄っている気がするコンビニ）

風向き

行きは向かい風・帰りは追い風で、ちょうど良いサイクリングでした。

伊勢神宮外宮

松阪駅までのサイクリングを終えて、伊勢神宮外宮を参拝しました。

初参拝

伊勢神宮外宮を参拝するのは初なんです。内宮は何度も行っているのですが、サイクリングだと途中過ぎて寄ることがなかった。

駐輪場

駐輪場は警備員詰所横

今回はカギをかけた

猿田彦神社

ここも毎回通り過ぎていた猿田彦神社も参拝しました。

駐輪場

駐輪場は、バス・タクシー用駐車場のトイレそばにあります。（巫女さんの説明では白い建物横と言われた）

帰路

思っているよりサイクリングとウナギの焼き上がりに時間がかかり、おかげ横丁へ再び行く時間がなくなり、駅へ向かいました。

イオンで夕食

五十鈴川駅前にはイオンがあり、そこでお弁当を購入してから駅に向かいました。

サイクルトレインにレンジがないので、冷たくても食べられるものを選びました。

輪行

サイクルラックを利用できるのですが、大阪上本町駅から輪行はしないと帰られないので、時間にも余裕があったので、輪行しました。

KettA号到着

五十鈴川駅のホームで数分待ったら、サイクルトレインが到着し、乗り込みました。

無事、帰りの電車に乗れました。

帰りも不思議な光景

混み合う伊勢市駅や宇治山田駅などを、ガラガラの電車が抜けていくのは不思議な感じでした。いつもは混み合う側の利用客なのですが、今は車内で弁当をのんびり食べながら、大阪へ帰っている。

電子レンジ希望

近畿日本鉄道の担当者の方が見られていたら、サイクルトレインに電子レンジを設置してください！

近鉄サイクルトレインはあり

サイクルトレインについて、利用料を試算すると、特急券よりも安く、絶対に混むことがない。もちろん時間がかかる・朝夕の時間が決まるはありますが、メリット・デメリットのバランスをとれるなら、利用してもいいと思います。

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みぞお

おっさんサイクリスト

自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。