【ロードバイク初心者の手組ホイール挑戦記】32Hホイールを自作!工具選び・失敗・達成感までリアルに記録【要約版】
「完成車のホイールじゃ物足りない。自分で組んでみたい」 そんな想いから始まったのが、今回のロードバイク初心者による“32H手組ホイールDIY挑戦”です。
パーツ選びからスポーク長の計算、工具の選定、そして実際の組み立てまで。 知識ゼロからのスタートで直面した、ニップル破損の失敗や振れ取りの苦労、そして完成した時の達成感を余すことなく記録しました。
「手組ホイールって難しそう…」と二の足を踏んでいる方へ。 これは、決して完璧なマニュアルではありませんが、失敗も含めたリアルな体験記として参考にしていただければ幸いです。
この記事は2013年の体験記をまとめたものです。専門的な知識なしの自転車好きがDIYで部品調達・組立チャレンジプロジェクト

フルバージョンが長すぎるので、要約版を作成しました。
プロジェクト始動:なぜ手組ホイールなのか?
きっかけは、「自分だけのホイールを作ってみたい」という単純な好奇心でした。 以前使っていた手組ホイール(DURA-ACEハブ)に満足できず、DT SWISSのディープリムやカラースポークを使ったカスタムに憧れを抱いたのが始まりです。
ネットで情報を集めるうちに、「振れ取り台」や「スポークテンション」といった専門用語に圧倒されつつも、「やってみなければ分からない!」と覚悟を決めました。
パーツ選びと調達:安さとこだわりのバランス
今回は練習用として、「安くて丈夫なホイール」をコンセプトにパーツを集めました。
ハブ: SHIMANO Tiagra 4600シリーズ(前後)
ヤフオクで格安入手。練習用には十分なスペックです。

ヤフオク落札金額100円+送料680円

価格記録なし(多分安かったはず)
リム: ALEXRIMS ACE-18
定番の安価なリム。ニップル穴のバリ取りが必要など、値段なりの手間はかかります。

価格記録なし(多分安かったはず)
スポーク: 14番(2.0mm)プレーンスポーク
フロント・リアは強度を考えて選定。(一部青のカラーカスタム)

PAXCYCLE(パックスサイクル)
http://www.paxcycle.com/index.html
有限会社 金澤輪業
http://bike.gn.to/bicycle.htm
ニップル: 星スポーク アルミニップル(ブルー)
ここだけは見た目にこだわり、青色のカラーニップルを採用しました。

ヤフオク落札金額1000円+送料180円
スポーク長の計算と工具の準備
手組ホイールの最初の壁が「スポーク長の計算」です。 今回は、ネット上の計算サイトを活用して数値を算出しました。
必要な工具
- 振れ取り台: ミノウラ FT-1
- プロ用のパークツールは高価なため、コストパフォーマンス重視でミノウラを選択。
- スポークレンチ: パークツール SW-2
- レンチの精度は作業効率に直結するため、ここは信頼できるメーカー品を選びました。
- センターゲージ: ミノウラ FCG-310
組み立て実践:仮組みから振れ取りへ

仮組みと「2交差」の罠
まずはスポークをハブに通し、リムにニップルで固定していきます。 リアホイールは「2交差(2クロス)」で組むことにしましたが、スポークの交差部分の処理(内側を通すか外側を通すか)で混乱。一度バラして組み直すなど、初心者の洗礼を受けました。




振れ取り作業とニップル破損事件
仮組みが終わり、振れ取り台に乗せてテンションを上げていきます。 ここで最大のトラブルが発生!

「バキッ!」

締め込みすぎたのか、工具の使い方が悪かったのか、アルミニップルをなめてしまい、ついには破損させてしまいました。 原因は、テンションの感覚が分からず、力任せに回してしまったこと。 アルミは柔らかいので、特に慎重な作業が必要だと痛感しました。
ニップルが破損するほどテンションをかけた原因
・スポーク長計算間違い(リムの外周までの長さ間違い)
・スポークの長さが短かった
完成と試走:苦労が報われる瞬間
ニップルを買い直し、再度慎重に調整を続けて、ついに前後ホイールが完成! タイヤ(中古)を装着し、愛車にセットした時の感動はひとしおです。

センターずれと微調整
試走してみると、リアタイヤがフレームに接触していることが発覚。センターが出ていませんでした。 そこから再び振れ取り台に戻り、微調整を繰り返してようやくまともに走れる状態に。

手間も時間もかかりましたが、自分で組んだホイールで走る感覚は格別です。「自分でメンテナンスできる」という自信もつきました。
まとめ:手組ホイールは失敗してこそ楽しい
今回の挑戦で学んだことは、以下の3点です。
- 工具はケチらない: 特にスポークレンチは良いものを使うべき。
- テンション管理は慎重に: 感覚だけでなく、音や手触りで確認しながら少しずつ締める。
- 失敗は経験: ニップルを壊しても、組み間違えても、やり直せばいいだけ。
手組ホイールはハードルが高いですが、自転車いじりの楽しさが詰まった最高のDIYです。 興味がある方は、ぜひ安価なパーツから挑戦してみてください!


