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【古いフレームの落とし穴?】今どきのステムを使いたいなら「アヘッド変換コラム」が必要だった話

みぞお
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ヤフオクで掘り出し物のロードバイクフレームを見つけて、「これで安く自転車が組める!」とワクワクしていたんですが…

実は、古いフレームには“今のパーツがそのまま使えない”壁があったんです。

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古いロードバイクは「スレッドステム」が主流

ヤフオクで見かける安価なフレームの多くは、90年代〜2000年代前半のモデル。
この時代のロードバイクは、ステアリングコラムが「スレッド式」になっているものがほとんどです。

つまり、ステムが“突っ込むタイプ”のスレッドステム

一方、今主流のロードバイクは「アヘッド式」と呼ばれるタイプで、コラム外側をクランプで締める“アヘッドステム”が使われています。

今のステムを付けたい!でもポン付けはできない…

現行の軽量ステムや短めのライザーステムを使いたいと思っても、そのままでは規格が違って取り付けられません

そこで登場するのが、今回の主役:

「アヘッド変換コラム(スレッド → アヘッド化アダプター)」

“なんちゃってアヘッド”の正体は「アダプター」

このパーツは、スレッド式のコラムに差し込んで固定し、アヘッドステムを使えるようにするアダプターです。

見た目はアヘッド化したように見えますが…

  • コラム自体はネジ切りスレッドのまま
  • 本来のアヘッドの剛性・整備性・拡張性は得られない

つまり、「アヘッド風に見えるだけ」=“なんちゃってアヘッド”なんですね。

アヘッド変換コラムは各社から販売中!でも用途は割り切りが大事

調べてみると、各メーカーから以下のような変換コラムが販売されていました:

商品例用途価格帯
BBB BHP-21スレッド → アヘッド変換約2,000〜3,000円
TIOGA アヘッドアダプター軽量タイプ約2,000円前後
KALLOY製 アダプター汎用型約1,500円〜
注意点
  • 本格的な剛性やフィット感を求めるなら、本物のアヘッドコラムに対応したフォークに交換する方が良い。
  • あくまで「見た目重視」「今のステムを使いたいからの応急処置」と割り切って使うのが正解。

まとめ:古いフレーム×現代パーツの“接着剤”が「アヘッド変換コラム」

古いロードバイクをベースに自転車を組む場合、スレッド式かアヘッド式かの確認は必須です。

「今どきのステムが付かない!」と焦らないように、必要に応じて“アヘッド変換アダプター”を用意しておくと安心です。

ただし、「なんちゃってアヘッド」であることを理解し、無理なトルクや激しい乗り方は避けるようにしましょう。

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  1. hayazou2002

    こんばんは
    私はこのパーツを
    なんちゃってアヘッドと
    呼んでます☆

  2. みぞお

    なるほど!的確な表現ですね!

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みぞお
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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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