【MTBカスタム考察】TREK MARLIN 7のブレーキ交換を妄想してみた

前回のクランク編に続き、今回は「ブレーキ交換」をテーマに妄想カスタムを展開します。制動力は安全性に直結する重要パーツ。TREK MARLIN 7のブレーキを、より信頼性の高いものにアップグレードするなら…という視点で考察してみました。

【MTBカスタム考察】TREK MARLIN 7のクランク交換を妄想してみた

現在の仕様と交換を考えた理由

MARLIN 7にはTEKTRO AURIGA COMP（油圧ディスクブレーキ）が標準装備。
街乗りや軽いトレイルでは問題ないものの、制動力やメンテナンス性に不安があり、将来的なアップグレードを検討中です。

シマノ製MTBブレーキのグレード構成と価格比較

※価格は左右セット＋前後キャリパー＋ローター（160mm）での目安です。

シマノに交換する場合のポイント

• 6穴ローター対応が前提（XTRやXTはセンターロックが主流のため注意）
• ACERA/ALIVIOはシフター一体型のため、変速系との互換性に注意
• DEOREやSLXはレバーとキャリパーが独立しており、アップグレードしやすい

現実的な選択肢としては、SLX M7000またはDEORE M615がコスパと性能のバランスが良くおすすめです。

SRAMに変更する場合のメリット・デメリット

SRAM製油圧ディスクブレーキ（例：Level、Guide、Code）も人気があります。以下に比較をまとめました。

メリット

• レバータッチが軽く、コントロール性が高い
• 4ピストンモデル（Guide/Code）は制動力が非常に強力
• SRAMコンポとの統一感が出る

デメリット

• 国内でのパーツ流通がやや少なめ
• DOTフルード使用のため、メンテナンスに注意（シマノはミネラルオイル）
• 価格がやや高め

SRAM代表モデルと価格目安

結論：どこまで求めるかで選択肢が変わる

• 街乗り＋軽トレイルならSLX M7000で十分
• 本格トレイルや下り重視ならSRAM GuideやCodeも視野に
• 将来的な1x化やSRAMコンポ導入を考えているなら、SRAMに統一するのもアリ

まとめ

TREK MARLIN 7は完成車のままでも充分楽しめますが、パーツの“ちょい足し”や交換だけで世界が変わるのがMTBカスタムの面白さ。本シリーズでは、クランク・ブレーキ・タイヤ・ポジション周りなど、具体的なカスタム案を妄想しながら深掘りしてきました。

ブレーキ編 – 安全性と操作性の追求

• 現状：TEKTRO AURIGA COMP（油圧）
• 交換候補：シマノ SLX or DEORE、またはSRAM Guide系
• SRAMとの比較：軽いレバータッチ＆強力制動 vs DOTフルードの管理が必要
• 価格感：DEOREで約20,000円前後、SRAM Codeは35,000円〜

妄想こそ最強のアップグレード！

カスタムは一気にやる必要はありません。「ここが少し気になる」→「ちょっと変えてみる」→「めっちゃ快適！」
この“気づきと変化の連鎖”こそが、愛車との距離を縮めてくれます。

MTBカスタム考察シリーズ

[TREK MARLIN7 2015]MTBを買いました

【MTBカスタム考察】TREK MARLIN 7のクランク交換を妄想してみた

【MTBカスタム考察】TREK MARLIN 7のブレーキ交換を妄想してみた

【MTBカスタム考察】オンロード快適化！TREK MARLIN 7のタイヤ＆ホイール交換を妄想してみた

【MTBカスタム考察】ポジションを変えれば世界が変わる？TREK MARLIN 7のハンドルまわりを妄想カスタム！

スポンサーリンク

みぞお

おっさんサイクリスト

自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。