【TREK MARLIN7ヘッドパーツ交換記】セミインテグラル規格&シールドベアリングでハンドリング改善!DIY圧入作業の記録

「掃除してもハンドルの違和感が消えない…」
そんな悩みを解消すべく、TREK MARLIN7のヘッドパーツをセミインテグラル規格のシールドベアリングタイプに交換した改造記録です。
この記事では、ヤフオクで購入したMOWA CHS-BUのスペック・ベアリング規格の確認・専用工具の使用感・圧入作業の難しさ・見た目の変化と乗り心地の改善などを実体験ベースで紹介します。
この記事でわかること
- TREK MARLIN7のヘッドパーツ交換に必要な規格と部品選び
- セミインテグラル(1-1/8インチ)&PT-R408 ZS41ベアリングの互換性
- シールドベアリング採用による耐久性と滑らかさの向上
- 専用工具(ヘッドワンリムーバー・圧入工具)の使用感と作業効率
- DIYでの圧入作業の注意点とコツ
- 見た目の変化(ロープロファイル化)とコラム長の調整
TREK MARLIN7をカスタム
ヘッドパーツの交換
先日、ヘッドパーツを開けて、掃除をしました。
しかし、ハンドリングがスムーズにはならなかったので、交換します。
部品調達はヤフオクで
いつも通り、ヤフオクで格安品を購入
MOWA CHS-BU(セミインテグラル/ロープロファイル)です。
セミインテグラル(1-1/8インチ[28.6cm])
ベアリングはシールドベアリング
もともと取り付けてあったものは、ベアリングむき出しでしたが、これはシールドベアリングです。
規格が一緒なら日本製に変えよう
このベアリングだけでも、日本製に変更したら、もっと良くなるのでしょうね。
ベアリングの規格が、PT-R408 ZS41(41x30x6.5mm 45度)で、1-1/8インチのセミインテグラルヘッド用の部品のようです。
交換します
下玉受けを外す
専用工具がないので、下玉押しを外すのに、苦労しました。
隙間に工具を押し込んでいく地道な作業です。
なかなか外れない
15分くらい格闘して、なんとか外れました。
この段階で、滝のような汗でした。
上下の玉受けを押し出す
フレームに圧入されている玉押しを外します。
専用工具って素晴らしい
先日に買った工具が役に立つぜ!
簡単に外れました。
専用工具って素晴らしい。高いけど・・・
新しい部品を取り付ける
新しいパーツを取り付けていきます。
圧入していく
玉受けを圧入します。
専用工具って素晴らしい
安物だけど、専用工具です。
下側は簡単に取り付けられました。
安物だから、工夫が必要
しかし、上が斜めに入ってしまうので、何度もやり直し、試行錯誤しました。
15分くらい格闘して、これもなんとか取り付けられました。
玉受けは叩き込んだ
この後、フォークに玉受けを取り付けるのです。
しかし、専用工具がなく無理やり取り付けました。(叩き込んだ)
専用工具って高い
いちいち専用工具を買っていたら、自転車を趣味にするのが嫌になりますね。
ハンドルを元に戻す
残りのパーツを取り付けて、ハンドルを戻しました。
ロープロファイルなので、厚みが変わる
ヘッドパーツがスリムになっているみたいで、フォークのコラムが5mmほど余りました。
コラムカットはしない
スペーサーが20mmになってしまいました。
しかし、また切るのが面倒なので、このままいきます。
結果
動きがスムーズになっただけではなくて、見た目が変わりました。
次のポイントは?
次は、サドルです
“ヘッドパーツ交換は、MTBの乗り心地を劇的に変える”——TREK MARLIN7のハンドリング改善と見た目の変化を両立!
今回の改造では、TREK MARLIN7のヘッドパーツをセミインテグラル規格のシールドベアリングタイプに交換することで、ハンドリングの違和感を解消し、見た目もスリムに変化させることができました。
専用工具の有無による作業効率の差や、圧入作業の難しさも含めて、DIYメンテナンスの奥深さを再認識。
“交換して・整えて・満足する”——そんな気持ちになれる、MTBヘッドパーツ改造の体験記でした。