【保存版】スポーツバイク購入時に買っておくべきもの一覧(2025年版)

— 輪行あり・女性向けロードバイク編(2025年最新版)
スポーツバイク、特にロードバイクを購入するときに本体以外で必要なものは意外と多いです。
とくに「輪行(電車などで自転車を運ぶ)」を前提とした使い方をする場合は、初期装備が非常に重要になります。
ここでは、女性の自転車ライフをサポートしてきた経験をもとに、「買ったあとに慌てないためのチェックリスト」としてまとめました。
本体購入時にプラスして最低限そろえるべきもの(走行編)
アイテム | 目的・注意点 | 目安価格 |
---|---|---|
ペダル | 完成車には基本付属しません。最初はスニーカー用のフラットペダルがおすすめ。 | ¥4,000前後 |
ライト(前後) | 法律で装着義務あり。夜間でなくても装備を。 | ¥4,000(前後セット) |
フロアポンプ | 空気圧管理は超重要。空気圧計付き、女性でも扱いやすいものを。 | ¥4,000前後 |
ロック錠 | 短時間でも外出時は必須。軽さと丈夫さのバランスが鍵。 | ¥3,000前後 |
ディスプレイスタンド | 家での保管用。安定性重視。輪行前提なら携帯スタンドは不要。 | ¥2,000前後 |
ここまでで合計:約¥17,000(走るだけの最低限装備)
安全・快適性を高める装備(保安編)
アイテム | おすすめ・理由 | 目安価格 |
---|---|---|
ヘルメット | 頭を守る命の装備。女性にはOGK REGASなどが◎ | ¥12,000前後 |
グローブ | 滑り止め・衝撃吸収・日焼け防止。指ありタイプが◎ | ¥4,000前後 |
サングラス | 紫外線・虫・砂除けに。OGKなど日本人向け設計がおすすめ。 | ¥5,000前後 |
クッションパンツ | お尻の痛み軽減。インナータイプなら普段着とも併用可。 | ¥6,500前後 |
ここまでで合計:約¥27,500(安全・快適に走るための装備)
輪行・トラブル対策用品(遠出・旅のために)
アイテム | ポイント・アドバイス | 目安価格 |
---|---|---|
輪行バッグ | オーストリッチ L-100が使いやすくコンパクト。 | ¥8,000前後(付属パーツ込み) |
替えチューブ | 出先のパンクに備えて必ず携帯。 | ¥800 ×1〜2本 |
パンク修理キット | 念のため入れておくと安心。 | ¥500前後 |
携帯ポンプ or CO2ボンベ | フロアポンプを携帯できない場合の代用。 | ¥5,000前後 |
携帯工具キット | サドル調整やトラブルに。 | ¥3,000前後 |
サドルバッグ等 | 工具類の収納に。 | ¥2,000前後 |
ここまでで合計:約¥20,000(輪行・パンク対応の基本装備)
プラスアルファ:あると便利な日常装備
アイテム | 補足 |
---|---|
自転車用バックパック | 背負えて軽く、汗や汚れに強い素材が◎ |
軽量ウィンドブレーカー | 夏でも冷房・山間部対策に便利。コンパクト収納可 |
軽量スニーカー | おしゃれ重視の靴より、動きやすい・軽い靴がおすすめ |
コンパクトカメラ | スマホ電池節約のためにも1台あると便利 |
仲間(重要) | 冗談抜きで、トラブル時や輪行移動時に助かります! |
トータル予算目安
カテゴリ | 金額 |
---|---|
最低限走る装備 | ¥17,000 |
安全・快適性装備 | ¥27,500 |
輪行&トラブル対応 | ¥20,000 |
合計 | ¥65,000前後 |
自転車本体とは別に、このくらいの予算は見ておきましょう。
はじめに全部そろえなくてもOK!
もちろん、いきなりすべて揃えるのは大変です。
しかし、安全性・トラブル対策の装備は「いざという時に困らないための保険」です。
少しずつ、自分に合ったものを買い足していくのが一番。
「最初はフラットペダルとライトだけで街乗り」→「徐々にヘルメット・輪行用品」
というように、段階的に揃えるのがおすすめです。
まとめ:バイクは“装備力”で快適さが変わる!
スポーツバイクは、本体だけで完結しません。
安全・快適・輪行・トラブル対策の4つの視点から、必要なものを揃えることが、楽しくて続けられるサイクルライフの第一歩です。
初めての1台を買うときこそ、「装備の計画」も一緒に考えることを忘れずに。
スポーツバイクは要るものが多い
以前にも記事にしたけど、女性の自転車探しを手伝うようになり、また色々と考え方が変わったので、購入時の説明用のまとめです。
条件は輪行ありのロードバイク女子
ターゲットはロードバイクを買って、輪行をするのに必要なものです。
自転車は買った前提
まず、買うフレーム(完成車)を決めました。
ペダル
自転車で街を走る為には、ペダルがありませんので、ペダルです。
最初からビンディングを付けるのは勇気がいるので、まずはスニーカーで乗る為にフラットペダルで、2,000円〜8,000円程度です。
車種によっては元々付いているものはありますが基本ついていませんし、意外と高いです。
デザインを選ぶことを考えると4,000円位は必要です。
ライト
前後灯もついていません。
1,000円〜20,000円以上と用途によって違いますが、まずは安いもので良いので付けないと交通違反です。
前後合わせて4,000円位
フロアポンプ
3,000円〜30,000円以上
乗車前点検で、空気圧は必ずチェックする癖をつけないと、空気圧が適正未満だとパンクのリスクは飛躍的に上がります。
空気圧計がついたもので、使いやすいものは4,000円位で買えると思います。
これは買う前に実際に使わせてもらう必要があります。力の無い女性が適当なものを買うと最悪適正空気圧を入れることができず、完全な銭失いになります。
ロック錠
自転車を置いてどこかへ行くのは自殺行為だと思いますが、出先でカフェやコンビニに寄ったり、記念撮影をするために少し位場所を移動すると思うので、鍵が要ります。
1,000円〜20,000円以上
ピンキリで、丈夫になれば重くなるので、ある程度覚悟を決めて、3,000円程度のものが軽くて使いやすいものが多いです。
ディスプレイスタンド
2,000〜100,000円以上
スタンドは付いていませんし、輪行を前提にするとスタンドは邪魔です。
しかし、家に置いておくのに不安定な状態では置いておけないと思うので、ディスプレイスタンドがいります。
手頃なもので安定するものが良いと思うので、2,000円位で買えると思います。
最低限のものだけ
自転車で走るだけで、17,000円は本体にプラスされます。
保安装備
つぎに、保安の為に必要なものです。
ヘルメット
値段は5,000円〜30,000円以上とピンキリですが、女性を前提に考えるとOGKのREGASが良いと思います。
12,000円程度
軽いし、丈夫だし、女性が使いやすく出来ています。
手袋
値段は、2,000円〜20,000円以上とこれもピンキリです。
これは、好みですが、日焼けを心配する女性には指切りの無いものが使いやすいみたいです。
4,000円位がどのお店も多く種類を揃えている気がします。
サングラス
値段は、3,000円〜50,000円以上
これは要らないと思う人が多いですが、コンタクトをしている人は無いと辛いですし、メガネだとゴミを巻き上げて目を痛めますので、買う方が良いです。
調光レンズが欲しいけど、最初に高すぎる気がするので、OGKの入門用が日本人の顔の形に合いやすいので、オススメです。
5,000円位
クッションパンツ
あのサドルに乗り続けると、どうしてもお尻が痛くなりますので、クッションの入ったパンツを履いてから、その上に動きやすいオシャレな服装でいいと思います。
パールイズミが日本人向けで女性用サイズも豊富で、6,500円位
自転車に乗る為の服装は、金額に含めるのは無理なので、これくらいでしょうか。
安全対策で
保安のために、27,500円は要ります。
安全に走るための経費
この段階で、44,500円は必要経費になります。
輪行のために
これでは、自転車を電車等に乗せることがまだできません。
輪行には、輪行バック等が必要です。
輪行バック
5,000円〜10,000円程度
これは完全にワタクシの好みですが、オーストリッチのL-100が使いやすいです。
前後タイヤ外さないといけませんが、大抵の電車の2列シートの後ろに綺麗におさまるので、周りの邪魔になりませんし、畳むとコンパクトで軽いです。
これに、部品が必要で、全部合わせて8,000円程度です。
パンク対策用品
出先でのパンクなどのトラブルの為に、替えのチューブ等が要ります。
○チューブ1本 800円程度
○パンク修理用の道具 500円程度
○携帯空気入れ 値段はピンキリですが、力の無い女性にはフロアポンプかC02ガスタイプがいいですので、5,000円程度
○携帯用工具キット 出先で違和感を感じてサドルの高さを買えたいとき等に要ります。3,000円程度
○サドルバック(等) 上記の工具類をカバンに入れてもいいのですが、意外と重いので自転車に付けておく方が疲れません。 好みの分からない最初に高いものはあまりすすめにくいので、2,000円程度
輪行の合計
輪行などで、20,000円程度必要です。
トータル金額
これ位は要るだろうというのが以上で、65,000円位は、自転車のカタログや店頭の価格にプラスした方が良いと思います。
一度にこの額はキツいし、好みもあると思うので、必要に応じて順次揃えていくことをオススメします。
多めに計算したつもりなので、上手に買い物したら安くは買えるかもしれませんが、ケチると良い結果にならないものが多いので、お気をつけ下さい。
その他
あとは、ワタクシが考える輪行する時にあったら良いかと思うものです。
荷物を入れる為のカバン
普段使いのお気に入りのカバンを使うのは良いかもしれませんが、自転車に乗りますので、背負えるもので、汗の心配をしなくていいもの、輪行時に汚れても良いことを考えると、普段使いの大事なカバンを使わずに、自転車用に別にしておいた方がいいと思います。
スポーツ用のカバンを使わないと、カバン自体の傷みが早いです。
スニーカー
これは持っていると思うので、必要ないかもしれません。
しかし、スポーツバイクに乗って輪行を考えると、スポーツだと思った方がいいです。
オシャレ重視の重いスニーカーを履いていくと、意外とペダルを漕ぐことは激しい運動で痛みが早いですし、疲れてきます。
ウィンドブレーカー
山ガール売り場などで、軽くてコンパクトに畳めるウィンドブレーカーでおしゃれなものがあるので、カバンに入れておいた方がいいと思います。
夏場だと電車に乗るとエアコン等で冷えるので、すぐに着れるように持っておいた方がいいです。
コンパクトなデジカメ
大きいものを持っていくのはナンセンスです。
携帯のカメラだと電池が心配です。
仲間大事
最後に、これは冗談でもありますが、輪行は仲間と行くようにして、可能なら力の強い(体力のある)男を仲間に引き込むと良いです。
パンクをした時に、女性だと道ばたで困っていたら「おっさんライダー」等に助けてもらいやすいですが、いないときは自分たちでやらないといけません。
コツが分かっていても力が要ります。
最大のメリットは、疲れた時の荷物持ちに便利です。
(我々ヘタレ集団なりに、旅行時には男は女性の荷物を分散して持っております)
最後は完全に蛇足ですが、まとめでした。
ホント、お金要りますよね(笑)
いろいろ分かってくると、もっと欲しい物が出てくるし、大変です。
> tsun様
本当に塵も積もればという感じでかなりの出費になってしまいますね。
今回は友人さんが決めた予算を聞いていたので、自転車以外の金額も考えないと後で困る気がしてまとめました。
ハハハ・・・細かく計算してみましたねえ。
実は恐ろしくてきちんと計算したことがありません。
こうやって見るとやはり初期費用は想像以上にかかりますねー。
このコストの大きさになれるかどうかが自転車継続のカギの一つでしょうね。
ぽち。
それも考えた上で予算を決めるんだけど、どういう訳か設定予算の斜め上に欲しいものの金額があるんだよね〜(;´Д`)
サプライにお金がかかるのも、まぁ仕方ない。
ただし、実際に本格的に乗るのは春になったら・・・ってケースが多いし、寒い間にチマチマ揃えるのも有りやね。
優先順位的には【ペダル】>【保安用具(メット、グローブ、前照灯・尾灯or反射材)】>【補修用具(パンク修理キット、携行工具)】
ロードバイクに付けるのは色々反感も有りますが、警音器(ベル等)な無いのは触法するし・・・悩ましい所。
長距離乗る事を考えると、保険についてもきちんと考えておかないと恐いし、メンテするならそれ相応の機材や消耗品が必要。
イニシャルコストもありますが、概ねこういった代物には「維持コストも結構かかる」ってのが・・・(;´Д`)
> moumou様
趣味だから、ザル計算で行きたいところですが、女性は特に予算に厳しいので、先に計算しておきました。
自分の計算をすると恐ろしいので、見なかったことにします。
> tac-phen様
ママチャリの影響で、自転車は意外とコストがかかるとの意識改革が難しいです。
でも、年ごとに安くて良い製品が出ているから、まだマシな気がします。
> 新田様
趣味は総じてコストがかかるものですよね。
仲間でシェア出来るものは極力無駄無く使いましょう。