【飛行機輪行ガイド】L-100輪行袋で安全に!専用箱なしでも安心してロードバイクを運ぶパッキング術と体験レポート

「自転車を飛行機で運ぶなら専用箱が必要?」
そう思っている方にこそ試してほしいのが、輪行袋『L-100』を使った飛行機輪行スタイル。
今回は、JAL国内線での実体験をもとに、専用ハードケースなしで安全・快適にロードバイクを運んだ方法を紹介します。
緩衝材の工夫や保護パーツの活用によって、預け入れ時もスムーズに対応できました。
L-100は、扱いやすく車載もしやすい軽量モデル。
肩掛けスタイルで移動できるため空港内でも取り回しが良く、自転車旅の可能性が一気に広がるギアです。
この記事でわかること
- L-100輪行袋で飛行機輪行を行うための準備と手順
- 保護パーツ(エンド金具・ディレイラーガードなど)の役割
- 空港での荷物預け方法とスムーズな対応例
- パッキングの注意点と失敗しないコツ
- 飛行機輪行で遠征やサイクルイベントへ行く際のポイント
飛行機に自転車を乗せる
はじめての飛行機輪行のため、パッキングをテストしました
JAL利用を前提にバイクパッキングを考えました
沖縄へ行く
2017年のGW連休旅行は、初の飛行機輪行旅を計画しました

再び行く
2025年3月に2回目の沖縄へ行きました

専用のバックや箱は邪魔だな
飛行機輪行だったら、丈夫なカバンか箱に入れるべきなのですが、荷物を増やしたくない

JAL利用
JALを利用するから、大丈夫だろうと、普段使っている輪行袋を使うことにしました。

実践レポート
飛行機預かり荷物対応の輪行を行います
養生をしっかりすれば大丈夫だろう
飛行機に乗せる間は、ワタクシの手元から離れるので、エンド部分を保護しながら袋詰めを行いました。
外せるものは外す
ライト等の外せるものは外します。

ペダルも外す
ペダルも外しておきます。

忘れないように袋詰め
無くさないように個別でチャックありの袋に入れておきます。

輪行あるある
ペダルを忘れて、現地で乗れない(実体験あり)
普段の輪行よりしっかり対策
普段の輪行では、面倒なのでやらないのですが、エンド金具を利用して、チェーンがたわまないようにしました。

有名な輪行マスターのブログ等で紹介されている輪行テクニック
チェーンはフックで引っ張る
自作のチェーンフックも使いました。

弱いところを守れるように
後輪タイヤの付け外しは、変速をハイ側にしているのですが、輪行するときは、この段階でロー側へ変速しておきました(後日、良くないと知りました)

ディレイラーをロー側に移動はしない方が良い(オーストリッチの中の人談)
養生開始
100円ショップで買ったクッションを使って、エンド部分を保護していきます。

クッションで包む
弱い部分を保護していきます
リアディレイラーを外さず包む
リアエンド周辺をクッションで包んで、ラップで固定しました。

フロントフォークも包む
フロントもエンド金具を使います

ここもクッションで保護しました。

ブレーキも外さず包む
前後ブレーキもクッションで保護です。


写真を撮り忘れていますが、ブレーキレバーも引いた状態で、固定しクッションで保護しました。
傷が入りそうなところは緩衝材
傷防止に、ホイール(スプロケット)とフレームが当たる場所を保護材で守りました。

保護大事
ここの保護とスプロケットカバーで守ってなくて、傷だらけにしていました。
袋詰め
養生したら、通常の輪行です。

※)この時は、ブレーキレバーの保護と固定を忘れており、やり直しました。
空気は少し抜いておく
空気を半分くらいまで抜いておきました。

間違えないように名札
袋に入れて、飛行機からの受け渡しで同じ袋の人がいて、取り違えないように名札もつけておきました。

車にも乗せられるかチェック
この状態で車に積んでも問題ないことを確認しました。

オーストリッチL-100輪行方法
L-100の使い方はこちらをご覧ください

問題なし
以上で、おそらく問題ないと思うので、当日はこの方法でバイクパッキングします
当日対応
出発日は、義父が車で駅まで送ってくれることになりました
先に輪行しておくことができたので、保護する場所等の研究ができました。
これで問題があったら仕方ない
この状態で、飛行機でちゃんと運べるのか不安でしたが、もう出発まで時間がないので、乗って行くだけです。
2025年も問題なし
2017年・2025年に、JALを利用して飛行機輪行をしましたが、問題ありませんでした

【まとめ】“輪行袋だけで飛行機輪行”は可能——L-100で広がるサイクルライフの可能性
今回の飛行機輪行では、L-100の扱いやすさとパッキングの工夫で、
専用箱を使わずに快適なバイク移動が実現しました。
リアディレイラーの取り外しやエンド金具の装着、
緩衝材を活かした梱包によって、破損リスクをしっかり回避できたのもポイント。
また、空港でのチェックインやバイク預けもスムーズに進み、
「輪行袋では心配」という不安が“やってみれば案外いける”に変わる体験でした。
この方法を知っておけば、旅先のイベントやサイクリング計画の幅がぐっと広がります。
ぜひL-100とともに、“空を越えるライド”に挑戦してみてください。