検索キーワード「坂を楽に登りたい」について考えてみました

アクセス解析を見ていて検索結果のところに面白い文言がありました。

「坂を楽に登りたい」

これは、スポーツバイクを楽しむ中での「遠くまで走りたい」と並ぶ二大目標だと思うのです。

ワタクシはどちらかというと、距離を走りたいと思うタイプでブログの内容も登りについてはあまり興味がないと思っているので、どの文言がyahooやgoogleの検索に引っかかったのか気になるところです。

最近は、相方さんの影響で坂を比較的登るようになった経験から思う坂を楽に登る方法を考えてみました。

● その１

最初に考えつくことですが、「自転車を高価な軽量のモデルに買い換える。」

● その２

１と同様に最初に考える事で、「とことんダイエットして最大ウエイトの自分の体重を減らす。」

この辺りは、当然だけど労力と資金力等の問題から実現が難しいです。

しかし、資金に余裕があって自転車生活が基準になるような人は、これを選択されるのでしょうね。

楽しく自転車で走るから遠くかけ離れたマニアックかつ修行の日々になる気がするので、ワタクシはできれば選択しない方法です。

● その３

お金をかけずに簡単にできる方法として考えついたもので、「空気圧を少し低めにする。」
最大と最小の空気圧がタイヤに書いてあると思いますが、その数値の低い方の空気圧より少なめにすると気持ち位ですが登りが楽になります。
ただし、リム打等によるパンクのリスクは上がります。

この内容は、体重の重いワタクシの感覚で、空気圧を高めた方が登りやすいと、相方さんに指摘されたので、修正します。

次に考えるのが、お小遣いのやりくりで買えそうなパーツを一部変更するです。

● その４

「スプロケットの最大歯数を大きなものに変更する。」

入門用によくアセンブルされているTiagraのRD4600だったら、30Tのスプロケットまで使えるので、フロントがコンパクトだと登れない坂はないと思われます。

最近のコンポだと28Tは大抵入ると思います。

リアタイヤの見た目が凄い事になりますけど、有効な手段だと思います。

ただし、チェーンの長さ等トラブルの原因になることがあるので、ちゃんと知識のあるお店で相談しないと、楽に坂を登ることもできずにチェーントラブル等の辛い結果が待っているかもしれません。

● その５

「タイヤとチューブを軽量でグリップの良いものに交換する。」

これは、登りだけではなくて、ロングライドでも大きな効果が期待できます。

入門用ロードバイクにアセンブルされている初期のタイヤを少しグレードの良いものに交換して、いつもの練習コースを走った時の衝撃は、今でも鮮明に思い出せる位に別次元でした。

実際にグリップが良くなると、一生懸命ペダルを回している力が地面にしっかり伝わるようになりますので、登りが楽になります。

● その６

タイヤの交換と同じく足回り交換で、「ホイールを軽量なものに交換する。」

足回り（ホイールとタイヤ）で、100gも軽くなると走りが別次元になり、自転車仲間の先輩が乗っているものは大抵良いホイールを履いていることに心底納得し、同時に今までこの人達は自分より楽をしていたんだと怒りを覚える程の効果があります。

投資額は3万円以上出さないと効果はあまり期待できませんが、入門用ホイールが３万円台のホイールに変わると、前後合わせて大体200g以上（選択によっては400g以上）の軽量化になるのでタイヤ交換以上の別次元になります。

タイヤとホイール交換を併用すると、坂の上で涼しそうな顔で待つ先輩方への仲間入りの時期が早くなると思います。

以上が、ワタクシの知識で考えた坂を楽に登れる方法です。

個人的な意見ついでに、雑誌等の影響でコンポーネントを上位のものに交換すると、プロ選手のように速く走れるとか坂を楽に登れるようになるのは幻想だと思います。

コンポーネント自体が軽く丈夫にはなるので効果はもちろんありますが、初級〜中級者での坂を楽に登るという視点では、投資額ほどの効果はないと思います。

あと、登ったら下りが待っているので、安全のためにブレーキはグレードの良いものに交換する方がいいです。

しっかり止まる安心感がある方が、下りをより楽しめると思います。

ワタクシの経験したなかでの最大の効果は、物欲大魔王から譲ってもらったホイールのA-class ALX440SLとタイヤをパナレーサーのクローザーへの交換でした。

相方さんの自転車での交換でしたが、これを交換した位から、相方さんの自転車の興味や楽しみ方が明らかに変わりました。

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みぞお

おっさんサイクリスト

自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。