【2027年】サイクルロードレース移籍情報まとめ:ユンゲルス引退とUAEの補強

みぞお
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夏のグランツールシーズンが本格化する中、サイクルロードレース界では早くも来季(2027年)に向けた移籍や契約延長のニュースが報じられ始めています。

本記事では、ベルギーのスポーツメディア『Sporza』が報じた最新の移籍情報をもとに、2026年8月19日時点での主要チームの動向をまとめました。

15年間のプロキャリアに幕を下ろすボブ・ユンゲルス選手の引退表明をはじめ、タデイ・ポガチャル選手を擁するUAEチームエミレーツの新たな補強、ミケル・ランダ選手の古巣復帰、アルノー・ドゥ・リー選手の移籍など、来シーズンの勢力図を左右する注目のトピックを整理しています。

ひいきのチームや選手の来季の動向を把握するための参考としてご覧ください。

Sporzaの移籍情報特集ページ(随時更新型)をまとめました。

Wielertransfers: UAE versterkt zich met Spanjaard Abel Balderstone, Bob Jungels stopt met koersen | Sporza

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2027年移籍市場まとめ

夏はグランツールシーズンと並行して、翌シーズンに向けた移籍・契約延長の発表が相次ぐ時期でもあります。ベルギー公共放送Sporzaが随時更新している移籍情報特集をもとに、2026年8月19日時点までの主な動きをまとめてご紹介します。今回特に大きな話題となったのが、UAEチームエミレーツによるアベル・バルデルストーン選手の獲得と、ボブ・ユンゲルス選手の現役引退表明です。

この記事のポイント
  • UAEチームエミレーツ-XRGが、カハ・ルラルのアベル・バルデルストーン選手(26歳)と2029年までの契約に合意
  • ネットカンパニー・イネオスのボブ・ユンゲルス選手(33歳)が今シーズン限りでの現役引退を発表
  • アルノー・ドゥ・リー選手はロット・インターマルシェを離れ、スイスのチューダーへ移籍(2030年まで)
  • ミケル・ランダ選手は「古巣」エウスカルテル・エウスカディへ復帰
  • そのほかアルペシン・プレミアテック、ソウダル・クイックステップ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエなど、各チームで補強が続々発表

ボブ・ユンゲルス選手、15年間のプロキャリアに幕

最も大きな驚きをもって迎えられたニュースが、ルクセンブルクのオールラウンダー、ボブ・ユンゲルス選手(33歳、ネットカンパニー・イネオス)の現役引退表明です。SNS上で「プロとして15年間過ごした後、今シーズン限りで引退することをお伝えします」と発表しました。

ユンゲルス選手は、クイックステップ時代にリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、クールネ〜ブリュッセル〜クールネ、そしてジロ・デ・イタリアでのステージ優勝など数々のタイトルを獲得したほか、AG2R時代にはツール・ド・フランスでもステージ優勝を飾っています。ルクセンブルクナショナルチャンピオンジャージを9年間にわたり着用し続けたことでも知られる存在でした。今後の進路については明らかにされていませんが、本人は次のキャリアの章でも同じ規律と情熱を持って取り組んでいきたいとコメントしています。

UAE、バルデルストーン選手獲得でポガチャル選手のサポート陣を強化

一方でチーム強化のニュースとして注目を集めたのが、UAEチームエミレーツ-XRGによる新戦力の獲得です。カハ・ルラル所属の26歳スペイン人、アベル・バルデルストーン選手が、2029年までの契約でタデイ・ポガチャル選手のチームメイトに加わることになりました。

またUAEは今週すでに、NSN所属のマルコ・フリーゴ選手についても、今後2年間ポガチャル選手のチームメイトとなる形での加入を発表したばかりです。グランツール三冠を視野に入れるポガチャル選手を支えるアシスト陣が、着実に厚みを増している格好です。

アルノー・ドゥ・リー選手、チューダーへ電撃移籍

ロット・インターマルシェを離れることになったのが、ベルギーの若手有力選手アルノー・ドゥ・リー選手です。移籍先はスイスのプロチーム、チューダーで、2030年までの契約が正式発表されています。前回お伝えしたロブリッチ選手のロット・インターマルシェ移籍観測とあわせて、同チームは大きな選手層の入れ替えを進めている最中です。

ミケル・ランダ選手、「原点」エウスカルテル・エウスカディへ復帰

ソウダル・クイックステップを離れることになったミケル・ランダ選手(36歳)は、自身がキャリアをスタートさせたバスクの名門チーム、エウスカルテル・エウスカディへ2年契約で復帰することになりました。同チームは今回の復帰について「彼は一度も本当にチームを離れたことはなかった。今、家に帰ってくる」とコメントしています。

ランダ選手は2011年、バスクの下部組織出身選手としてすでにブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を経験。その後アスタナ、チームスカイ、モビスター、ソウダル・クイックステップと渡り歩きながらも、エウスカルテル・エウスカディの財団とのつながりは保ち続けていたといいます。2017年には財団の会長も務め、資金難に陥ったチームの存続に尽力したという経緯もあり、今回の復帰は単なる契約という以上に、選手にとって特別な意味を持つ移籍となりました。

そのほかの主な移籍・契約延長

選手名移籍元移籍先(2027年〜)
カスパー・ファン・アウデン(蘭)ピクニックPostNLアルペシン・プレミアテック
マディス・ミケルス(エストニア)EF-イージーポストアルペシン・プレミアテック
イバン・ガルシア・コルティナ(西)モビスターアルペシン・プレミアテック
ヴァレンタン・マドゥアス(仏)グルパマ・FDJコフィディス
ミヒール・コッペンス(白)BEATサイクリングコフィディス
マウロ・シュミット(スイス)ジャイコ・アルウラピナレロQ36.5
パヴェル・ビットネル(チェコ)ピクニックPostNLピナレロQ36.5
アンドリュー・オーガスト(米)ネットカンパニー・イネオスピナレロQ36.5
ゲオルグ・シュタインハウザー(独)EF-イージーポストレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ
ティム・トルン・トイテンベルク(独)リドル・トレックソウダル・セーフティジョガー
ロレンツォ・ミレージ(伊)モビスターソウダル・セーフティジョガー
ヴィクトル・ランジェロッティ(モナコ)ネットカンパニー・イネオスXDSアスタナ
ファビオ・ヤコブセン(蘭)ピクニックPostNLヴィスマ・リースアバイク
サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)バーレーン・ヴィクトリアスNSN

まとめ

今シーズンの移籍市場は、UAEチームエミレーツ-XRGがポガチャル選手を支えるアシスト陣を着々と補強する一方、ロット・インターマルシェやピクニックPostNLなど苦戦するチームからの主力流出も目立つ展開となっています。ロブリッチ選手のロット・インターマルシェ移籍観測なども含め、今後さらに動きが活発化しそうです。続報が入り次第、改めてお伝えします。

出典
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おっさんサイクリスト
関西在住の自転車DIY愛好家。 「自転車組立はプラモデルみたいで面白そう」という直感をきっかけに、ロードバイクの世界へ。 現在は、自転車の組立(バラ完)・メンテナンス情報のほか、10年以上続くフェリー輪行旅の記録、さらに家電修理などのライフハックも発信中。 「自分の手で直して楽しむ」をモットーに、初心者でも真似できる等身大のDIY記録を綴っています。
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