洗車・メンテナンス
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[アワイチチャレンジ]ロードバイク女子のパンク修理練習会

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ロードバイク女子のパンク修理練習会

アワイチへ一緒に行く予定のアンカー女子さんは、自転車を始めて以来より一度もパンクをしたことがないので、パンク修理に不安があるそうです。

女子はパンクしない説

相方さんも4年近く経ちますが、一度もサイクリング中にパンクをしたことがありません。

おそらく女子は男と比べると体重が軽いから、リム打ちなどのパンクリスクが低いのでしょうね。

覚えるために実践してみる

今は替えのチューブを買ったけど、使い方が分からない状態なので、みぞお講師による女子でもできるパンク修理講座を行うことになりました。

パンク修理方法

このブログの内容は一度パンク修理を行ったことのある人への覚え書きです。

クリンチャータイヤ

パンク修理は、クリンチャー(タイヤの中にチューブが入っているもの)です。

(1)場所選び

パンクしたらその場で修理を行うのが基本ですが、その中でも出来るだけ環境の良い場所で行いましょう。

舗装された歩道や広場、広い駐車場等が好ましく、周りの邪魔にならない場所を選びましょう。

砂やゴミだらけの場所で行うと、色々問題がでます。

(2)タイヤからチューブを外す(ここから実践)

チューブを外す時に、空気入れのバルブがネジ留めをされている場合があるので、それを外しておく。


タイヤレバーをつかって、ホイール本体からタイヤを外す。

(ここからの説明の写真がないので、文章のみになっています)

1本のタイヤレバーを空気入れのバルブの反対側のスポーク(ホイールの真っ直ぐの細い針金みたいなもの)辺りのタイヤとの隙間(ビート)に入れ、あとの1本を隣のスポーク位の場所のタイヤとの隙間に差し込みます。

タイヤレバーは平たくなっている方の片側に山があり引っ掛けられる構造になっています。

差し込んだものをテコの力を利用してレバーをタイヤの中心側に起こし、スポークに引っ掛けます。

そして、2本目のスポーク辺りに3本目のタイヤレバーを差し込み起こします。

アンカー女子はタイヤレバーを持っていなかったのですが、安いものなのでチューブと一緒に持っておいてください。

タイヤレバーの3本目を入れてレバーを起こしたくらいで、タイヤとホイールの隙間に指を入れれる隙間が出来ていると思います。

このときに、女子のメンテナンスには必須の軍手(汚れ防止と怪我の防止)を用意しておいてください。

出来た隙間に指を入れて、力を入れてタイヤを外していきます。

タイヤがホイールから外れたら、空気入れバルブの反対側からチューブを抜き出します。

女子の自転車の場合は、長時間チューブを入れたままになっている場合が多いので、固着している可能性があります。

その場合はタイヤからチューブを剥がすことに抵抗があるかもしれませんが、パンクしているチューブなのでやや強引に引っ張ってください。

女子の力で引き千切れる可能性は低いです。

(3)パンクしたチューブのパンク箇所の確認とタイヤの異物の確認

外したチューブに空気を入れて、パンクして空気の抜ける場所を確認します。

パンクしている箇所が見つかったら、パンク箇所のタイヤの辺りを重点的に異物が刺さったり、内部に混入していないかを確認します。

このときに、砂地やゴミの多い場所ではパンク修理の最中にゴミ等が入る場合があり、再びパンクをする原因になったりします。

※)出かけた先でのパンク修理には携帯の空気入れやCO2を使った空気入れは必須です。
※)お店で相談して、自分の考え方やスタイルに合ったものを購入しておいてください。

(4)タイヤにチューブを入れる

チューブに少し空気を充填しておきます。

目安としては、チューブに折り目が見えないくらいに膨らませてください。

空気入れバルブからホイールにチューブを入れていきます。


チューブが折れ曲がったりしていないことを確認してください。

少しずつホイールに沿って、タイヤ内にチューブを収めます。

チューブに適当な空気が充填されていると、綺麗にタイヤ内にチューブが収まります。

(5)タイヤ(ビート)をホイールにはめこんでいく

(力が要りますが、コツが分かれば簡単です)

空気入れバルブのところから反対側へ向かって始めていきます。

両側を少しずつはめていきます。

一度に沢山のビートをはめようとせずに、少しずつ奥へ向かっていきます。

最後の方になると指の力では押し込めなくなりますので、親指の付け根を押し当てながら、体重をかけていきます。

男性なら力技で押し込んでしまえそうですが、女子は出来るだけ指だけの力で行わないでください。

女子は男性と比べると力がないので、最終手段は、ホイールを寝かせてタイヤの方へ体重を乗せる感じで、押し込むと良いと思います。

※)このときに、加重のかかるクイックレバーやハブに傷が入らないようにホイールのクイックレバーをはずしておき、ウエス(このときは手袋で代用)を下に敷いておきましょう。

(6)タイヤとホイールの間にチューブが噛みこんでいないかを確認します。

※)とても重要です。

もしも、チューブが噛んでいると、空気を入れている最中に破裂し、大事な交換チューブと今までの労力を無駄にしてしまいます。

(7)空気を充填します。


携帯用ポンプだと、一度に充填できる量が少ないので、力仕事ですが、少しずつ頑張りましょう。

※)携帯用の空気入れ及びCO2ボンベなどは、自身の体力や腕力などのスタイルに合うものを必ず選んでください。

見た目だけで選ぶと実際に使うときには、全く役に立たずに困ることになります。

購入するときは、空気を完全に抜いた状態から、最低限走れるまで空気を充填できるかを試させてもらうか、ネットなどの評判を確認してください。

(8)フレームに戻します。

ブレーキをリリースしていると思いますので、元の状態に戻し、ブレーキが効いているかを確認してください。

タイヤとチューブをホイールから外すときは、空気入れバルブの反対側から始めていきます。
逆に戻していくときは、空気入れバルブから始めていきます。

女子は腕力が男性より弱いので、一度に沢山すすめようとせずに、少しずつコツコツと作業をしてください。

以上です。

パンク修理に必要なもの

  • 替えのチューブ又はパンク修理用のテープ
  • タイヤレバー
  • 空気入れ(携帯用のポンプ又はCO2充填ポンプ)
    ここまでは当たり前のものですが、女子には以下のものがあれば良いと思います。
  • 軍手
    (汚れと怪我の防止で、可愛いデザインの軍手も今は売られています。)
  • ウエス
    (タイヤをはめるときの力の入れ方で、体に押し当てることもあります。そのときに大事なウエアが汚れないように当て布として使います。)
  • 携帯用のウエットシート
    (軍手をしても手は汚れます。必ず手洗いがあるわけではないので、必要です)

服が汚れる危険な方法

タイヤをはめるときに、こういう方法を行うとやりやすい場合がありますが、ウエアが汚れます。

このときに、ウエスを体に当てておくと、ウエアの汚れを防げます。

使い勝手の良い携帯ポンプを選ぶ

相方さんが使っている携帯用フロアポンプは少し値段が張りますが、空気入れのゲージもあり見た目も良いのでオススメです。

パンク修理ができると

パンク修理が出来ると、タイヤ交換を自分で行えることになるので、カラータイヤなどを購入して変更ができます。

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  1. koni

    私も自転車を乗り始めて4年程経ちますが走行中のパンクの経験がありません。
    タイヤを交換する時にチューブ挟んで爆発した事はありますが・・・(笑)
    普段はCO2ボンベも携帯用ポンプも両方持って走ってます。
    アワイチですか、良いですね。

  2. みぞお

    > koni 様
    なるほど。
    パンクをするかしないかは、日ごろの行いの良さなのですね。
    サイクリング中、タイヤ交換、空気を入れただけでもパンクはしています。
    おかげで、パンクを直すのは慣れているので、外で困ることはなくなりました。
    参加者全員が初のアワイチの150kmコースです。
    不安と期待です。

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みぞお
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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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