引きの重さにさようなら!DAHON ROUTEのブレーキワイヤー交換で快適ライド復活

折りたたみ自転車「DAHON ROUTE」。
コンパクトで扱いやすく、街乗りにも旅にも活躍してくれる頼れる相棒ですが、長く使っていると避けられないのがワイヤー類の劣化。
今回は、ブレーキの引きが重くなってきたことをきっかけに、前後のブレーキワイヤーをDIYで交換しました。
交換に使用したのは、信頼のシマノ製インナー&アウターケーブル。
アウターの長さ調整やグリスアップも丁寧に行い、スムーズなブレーキ操作が見事に復活!
「こんなに軽かったっけ?」と思わず笑ってしまうほどの変化に、メンテナンスの大切さを改めて実感しました。
🛠️ 今回の作業ポイント
- ブレーキの引きが重くなった原因は、ワイヤーの劣化と保管環境
- シマノ製のステンレスインナー&アウターケーブルに交換
- セット付属のアウターでは長さが足りず、別途2mのアウターを用意
- グリスアップと長さ調整で、引きの軽さと操作性が大幅改善
- DIYでも十分対応可能!必要な工具と注意点も紹介
DAHON ROUTEのトラブル
室内保管しているDAHON ROUTEのトラブル解決
ブレーキの引きが重い
自宅の室内保管しているミニベロは折り畳んだ状態になっている
保管方法が悪い?
保管方法が原因なのか、ブレーキの引きが重い
カスタムが原因?
ワイヤーにテンションがかかっていることが原因かもしれない
- 走行距離は短い
- 折り畳んだまま保管している
ワイヤー交換
ワイヤーが傷んでしまっている可能性があるので、交換することにしました
部品調達
ワイヤーを新しいものに交換しました
ブレーキ・シフト両方
今回はブレーキだけですが、両ケーブルを交換した場合の費用(作業費はDIYなので0円)
購入金額:約3,700円
必要なワイヤー(ケーブル)
Amazonで購入する場合(セットではなくバラで購入)
シフター
リアディレイラーしかないので、アウター・インナー1本ずつ
購入金額:約1,700円
アウターケーブル(1本):約1,000円
インナーケーブル(1本):約700円
ブレーキ
前後ブレーキなので、アウター2、インナー2本なのですが、セット付属のアウターケーブルでは長さが足りません
購入金額:約2,000円
アウターケーブル(2本):約800円
インナーケーブル(2本):約1,200円
フラットバー用ブレーキレバーを使っているので、インナーケーブルは、MTB用を使います
交換作業
DIYで交換していきます
長さ調整
前回交換した時と長さを変更します
- 折り畳み時に余裕がある長さ
- ハンドル操作時に、余裕がある長さ
標準の状態とは全く違うのオレンジ号です。
新旧比較
交換するワイヤーと新しいワイヤーと比較してみました。
品質が違う
古いアウターケーブルは、標準についていたものを流用していたのですが、何処のメーカーなんでしょうね?
交換品はシマノ製
新しいワイヤーはシマノ製の白色です。
切り口の処理が大事
適当な長さにカットしたアウターワイヤーの先端を整えて、目打ちで穴を広げています
この作業を綺麗にしないと、ブレーキの引きは重たくなるそうです。
グリスアップ
ブレーキ・シフトの引きを軽くするため、グリスアップします
アウターワイヤー:潤滑油で満たす
アウターワイヤー内に、潤滑油をスプレーしておきました。
家にあったクレ556を使ってみました。
インナーケーブル:グリスを塗る
インナーケーブルにもグリスをしっかり塗りました。
シマノのデュラグリスをたっぷり塗りました
作業終了
1時間ほどの作業時間で、前後のワイヤーを入れ替えてみました。
長さ調整
ほんの少し長めにしたつもりが、少し余裕を取りすぎたかな?
動作に問題なさそうなので、このまま使うことにします。
自転車DIYは楽しい
自転車の組み替え作業は楽しいですね
メンテナンスで蘇る、折りたたみバイクの魅力
ワイヤー交換は“走り”を変える
ブレーキの引きが重いと、走行中の安心感も半減。
今回の交換で、指一本でもしっかり効くブレーキに生まれ変わり、街乗りがより快適になりました。
セット品の落とし穴と、長さの重要性
市販のブレーキケーブルセットは、ミニベロや折りたたみ車には長さが足りないことも。
今回は2mのアウターケーブルを別途用意し、余裕を持って取り回しできるように調整しました。
DIYでもできる!でも慎重に
ワイヤーカッターや六角レンチなど、基本的な工具があれば作業は可能。
ただし、ブレーキは命に関わるパーツなので、調整には慎重さが求められます。
不安な場合は、最後の仕上げだけでもショップに見てもらうのがおすすめです。