【CRUXのヘッドパーツ交換DIY】テーパードベアリングをヤフオク調達!ハンドリング復活のメンテ記録

「ハンドルが重い…これはもう、バイオハザード級かも」
そんな違和感から始まったのが、2017年モデルのSpecialized CRUXのヘッドパーツ(ベアリング)交換DIY。
この記事では、アヘッド・テーパード規格の確認・ベアリングの状態・交換部品の選定・ヤフオク調達・交換後の変化などを実体験ベースで紹介します。
この記事でわかること
- CRUXのヘッドパーツ不調の原因と症状(ハンドルの動きが悪い)
- 下ワンの状態は“公開不可レベル”のサビと泥まみれ
- 圧入不要のベアリング構造でDIY交換が可能
- ヤフオクで台湾製の互換ベアリングを調達(上下セット)
- 交換後のハンドリングは“気持ちいいくらいスムーズ”に復活
- 上下異径のテーパード規格(上:TH-MR040/下:TANGE SEIKI ECO)と互換品の選び方
ベアリング交換
普段のトレーニング使いをしようと思っているクラックスのハンドルの動きが悪いので、ヘッドパーツを確認しました。
2017 CRUX
2017年に購入したスペシャライズドのシクロクロス用バイク
状態最悪
下ワンが人様にはお見せできない位に、ひどい状態でした。
まさにバイオハザード
シクロレースにも出たし、ひっくり返して洗車したり、高圧洗浄機で洗ったりもしているので、水や泥が侵入していて、サビサビのドロドロでした。
公開不可レベル
写真に残そうかと思いましたが、これは見なかったことにしたいと考えて、写真はないです。
DIYで交換
最近のヘッドパーツは、圧入じゃないので、部品だけを取り寄せてDIYっす。
再利用しないけどクリーニング
外して、綺麗にした状態の下ワンです。
うまく分解できたので、汚れを落としてグリスを入れましたが、ボールなどが削れたりサビでガタガタなので、再利用はできないですね。
ヤフオク購入
ヤフオクで見つけた台湾からの輸送品です。
使わなかったけど、上ワン用も買って、予備においています。
結果良好
交換したら、気持ち良いくらいのハンドルの動きが戻ってきました。
これで気分良く朝練を走れますが、暑いので外を走りません。
交換したパーツ
取り外したベアリングの型番
上下でサイズが違うテーパード・オーバーサイズ(OD)になっています
下ワン
交換前のパーツ(外したもの)
TANGE SEIKI 1-3/8″ 49×7×45° ECO
上ワン
購入している予備
TH-MR040 1-1/8 36°×45° D5
Amazon購入
ほぼ同じ規格のパーツ
その他のサイズは、ノギスなどで正確に計測すれば、Amazonで互換品を購入可能
“テーパードヘッドは、DIYでも復活できる”——CRUXのハンドリングを取り戻すベアリング交換記録
今回のメンテナンスでは、圧入不要のテーパードヘッドパーツ構造を活かして、DIYでベアリング交換を実施し、ハンドリングの不調を見事に解消することができました。
ヤフオクでの互換品調達や、上下異径の規格確認など、実践的なノウハウも満載。
“見えない部分こそ、乗り味を左右する”——そんな気持ちになれる、CRUXのヘッドパーツ交換レポートでした。