【ST-5700対応】ブラケットカバー交換方法を解説|105レバーの握り心地を復活!

「最近、ブラケットの握り心地が悪い」「ラバーがベタつく・破れてきた」——そんな症状に心当たりはありませんか?
それ、STIレバーのブラケットカバーの劣化が原因かもしれません。
この記事では、SHIMANO 105グレード「ST-5700」のブラケットカバーを自分で交換した実体験をもとに、作業の流れや必要な工具、交換時のコツを詳しく紹介します。
✅ 発売から10年以上経っても、まだ純正パーツが手に入るST-5700
✅ バーテープより交換頻度は少ないけれど、快適性が大きく変わるパーツ
✅ 工具不要でできるメンテナンスなので、初心者にもおすすめ!
こんな方におすすめ
- ロードバイクのブラケットがベタつく・破れてきた方
- ST-5700を長く使い続けたい方
- 自分でできる簡単なメンテナンスを探している方
- ブラケットカバーの交換方法や注意点を知りたい方
作業の流れ(概要)
- 古いブラケットカバーの取り外し(滑り止めやビニール袋を活用)
- STIレバーの状態確認(汚れや破損の有無)
- 新しいカバーの装着(滑りやすくする工夫がポイント)
- 仕上がりチェックと握り心地の確認
実際の作業記録(体験記)
以下からは、筆者が実際にSHIMANO ST-5700のブラケットカバーを交換した作業記録を写真付きでご紹介します。
手順やコツ、注意点をリアルな目線でまとめているので、これから交換を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
SHIMANO ST-5700
もう世の中の変速は12速が出始めていますが、ワタクシは10速です。
何年経っているんだ??
シリーズ発表
5700シリーズがリリースされたのは、2010年

ブラケットカバー劣化
使用期間が長くて、ブラケットカバーが痛み、ゴム特有のネバつきが出てきました
作業費用
作業は、新しいブラケットカバーの購入のみ
※特に他に必要なものはありません
Amazon購入
約1,000円
補修
見た目をよくするため、試せることを行いました
アーマーオール
穴も開いているので、見た目も悪いのですが、アーマーオールで延命を試みました
効果なし
残念ながら、効果はありませんでした
ブラケットカバー交換
バーテープを巻くより簡単な作業ですし、乗り心地が良くなる効果は高い
作業手順
作業はとても簡単
- 古いブラケットカバーを外す(再利用できないので、切っても良い※刃物注意)
- ブラケットの不調がないか確認(目視でヤバいものが見えることがある)
- 新しいブラケットカバーを装着(少しコツがいるけど押し込むのみ)
数分で作業は終わります
工具類
特に、工具は必要ありません
あると便利なもの
作業を簡単にするため、あればいいもの
- カッターナイフなど(ブラケット着脱時)
- ビニール袋(裏技・ごみを片付けるため)
購入
まだ在庫があるうちに、ブラケット交換しました
純正だと白もあるのですが、黒ブラケットに交換します
1000円程度で買えるので、バーテープより安い(2023年9月現在)
交換
数分で終わる作業です
ブラケットカバーを外す
ブラケットカバーを外しました
引っ張れば外れますが、カッターナイフなどでカットしながら外すこともできます
崩壊する
劣化しすぎて、古いブラケットカバーは、崩壊しました
新旧比較するため、キレイに外しましたが、破れたというより崩れたが正しいような壊れ方です
新旧比較
新旧を比較すると別素材?って思うくらいに痛んでいました。
素手でブラケットを持つ機会が多いので、それが悪いのかな?
目視
カバー内のブラケット本体を見る機会は少ないと思いますが、よく見ると痛んでいる個所が発見できる場合があります
- ネジ類の劣化(錆び)
- ケーブルの劣化(ケーブルが切れかけている場合あり)
- 本体のヒビ(転倒などで、見えない箇所にひびがあったりします)
新しいブラケットカバー装着
装着は、脱着時の逆工程をするので、レバー側から通します。
硬いゴム製品なので、少し伸びますが、力技ではめていきます
簡単裏技
ブラケットの握る部分は突起があったりして、思うように滑らないので、ビニール袋などをかまして、滑らせると楽に通すことができます(後でビニールは引っ張ればとれます)
ビニール袋が、最も安く手に入って、使用後はごみ袋に使えるのでエコ?です
装着完了
取り付けました。
写真で見る限りは、何も変わってない気がします。
まとめ
ブラケットカバーは、見た目と握り心地の両方に影響する消耗パーツです。
とくにST-5700のような旧世代モデルは、今のうちに交換しておくことで、快適性と操作性を長く維持できます。
「工具なしでできるメンテナンスから始めたい」という方にとって、最初の一歩にぴったりの作業です。
ぜひこの記事を参考に、愛車のリフレッシュに挑戦してみてください。
105(5700)
古いコンポーネントになりましたが、105(5700シリーズ)は、まだ使います
メンテナンス大事
メンテナンスを続けていれば、しばらくは問題なく使えます(部品が入手不可になるまで使う)
共通
5700・5800シリーズは同じように交換できます
上位グレード
この時代のDURA-ACE・ULTEGRAも同じ方法で交換可能
サードパーティ
純正以外のブラケットカバーに交換する方法も同じです(5700はもう売っていない・・・)
アーマーオール
黒色のゴム製品は、アーマーオールで拭くと綺麗になります(劣化していたら無理)
ブラケットカバー交換
痛みがひどいと感じた時・オーバーホール時に、交換します
SHIMANO ST-6700

SRAM RAIVAL
