初号機カラーに一目惚れ!CARRERA Veleno TSを“エヴァっぽく”組んでみた記録

「この配色、どう見ても初号機やん」
そんな直感から始まった、CARRERA Veleno TS(2016年モデル)を“エヴァ初号機風”に仕上げるバラ完プロジェクト。
ヤフオクで見つけたこのフレームは、スペックよりもカラーリングに惹かれて落札。
当初はカンパニョーロで組む予定でしたが、手元にあったSRAM RIVAL 10速コンポを活かす方向にシフトしました。
今回は、中古パーツの組み合わせや不足部品の調達、BB圧入やケーブルワークの工夫など、DIYならではの試行錯誤を交えながら、
“見た目の統一感”と“走れる仕様”を両立させた1台を完成させるまでの記録です。
🛠️ この記事でわかること
- CARRERA Veleno TSの特徴と“エヴァっぽさ”の理由
- SRAM RIVALコンポで組む際の注意点と代用パーツの工夫
- プレスフィットBBの圧入とクランク取り付けのポイント
- ケーブル内装フレームの通し方と見た目重視のケーブル処理
- バーテープやサドル選びで“初号機感”を演出するコツ
ヱヴァンゲリヲン
エヴァ地上波放送世代なので、このカラーリングを見たときに、初号機を思い浮かべました

Carrera Veleno TS(2016)
フレームとフォーク合わせて1542gの軽量フレームが、しっかりしているけど細身に見えますね

ヤフオクで、スペックよりエヴァっぽいなこれをカンパで組んだら、いい感じかもと考えていたら、手元にありました
落札
最近よく自転車を組んでいる友人も興味があったみたいなので、組んで押し付けたらいいや

思考がおかしくなっていますが、組み立てていきます
コンポーネント
カンパニョーロで組もうと思っていたのですが、”SRAM RAIVAL”を安く手に入れたので、構成変更です
カンパニョーロ ケンタウル
10速で集めていたのですが、別のバイクで使います

カンパニョーロコンポ組

別のバイクで使用する
メインバイクに使おうと思っていましたが、集めすぎた気もします

友人からもらったバイクをカンパニョーロ化しました
手放す
他にも色々と思うことがあり、メルカリなどで売ることにしました
スラム ライバル
時代的に、ちょうど10速で合いそうだし、見た目がいいのでこちらに変更

並べた写真を消してしまっていた・・・
組立前準備
組み立てる前に集めたコンポーネントの不足部品などを用意します
クランクボルト
クランク固定用ボルトの頭が舐めているので、交換しました

Amazonで購入したら、中国発送なので、時間がかかりました(ネジの規格が特殊でした)
シートポストシム
27.2mmのカーボンシートポストを手に入れたのですが、フレームに合わないので31.6mm変換シムで調整しました

ポストが細いほうが、エヴァっぽいと感じたのもあります

FD固定ボルト
中古で購入しているので仕方ないですが、ボルト(ワッシャー)が欠品していました

スラムのパーツを見つけられなかったので、シマノ用を購入して代用しました
ブラケットカバー
ブラケットカバーも欠品していたので、新品を購入しました

組立が終わってから取り付けます(ブラケット部分のケーブル通し方を知らないで、ちょうどよかった)
組立
リムブレーキ紐引きなので、特に難しいことがないので、順調に作業を進めました
ヘッドパーツ
汗などが浸水しないように、しっかりグリスを塗りました

BB
SRAM GXPはプレスフィットですが、シマノとは互換性がありません

工具
あまり出番がないと思っていた圧入工具大活躍


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圧入
BBに左右表記がなかったのですが、右側(ドライブトレイン)の穴が大きくて、間違えるとクランクを取り付けられません

クランク
BBを無事圧入できたので、クランクを取り付けます

締め付けトルク
カンパニョーロのウルトラトルクと同じように、飛んでもないトルクで締め付ける必要がります

8mmヘキサレンチを42N/m~60N/mで締め付ける荒業です

しっかり締め付けないと危険なので、レンチを買いました(出費がかさむ・・)
外蓋は12㎜
購入した中国製は、外蓋が12mmのヘキサレンチが必要でした

それも買いましたよ(出費が・・・)

ケーブルはフレーム内蔵
フレームの入り口のグロメットがしっかり外れるので、ケーブルを通しやすかった

フレーム内には、ライナーを通しました

ケーブルワーク
ケーブルの長さは、見た目の邪魔にならないように試行錯誤しました

色付きアウターにしようかと思ったけど、黒のほうがエヴァっぽい気がしました
バーテープ
在庫の黄色を巻きましたが、表面が崩壊した

まさにエヴァか!です
巻きなおし
白のバーテープに巻きなおしました

RIDLEYの使いまわしです

包帯っぽいので、これだと思って変えました
サドル
サドルは、メルカリで青ベースにTESTと大きく入ったテストサドルが売られていたので、これだ!と選びました

完成
組みあがって、乗れるようにペダルなどを取り付けましたが、外が暑すぎです

いい感じに仕上がったので、満足ですが、まだ乗っていません
エヴァっぽい?
カラーリングと配色は、イメージ通りです

組んで満足、眺めてニヤリ。“エヴァっぽい”1台ができるまで
カラーリングがすべての出発点
フレームの紫×緑の配色を見た瞬間に、「これは初号機だ」と確信。
スペックよりも“見た目のインパクト”を優先して組むという、
趣味全開のバラ完がスタートしました。
中古パーツの“足りない”をどう埋めるか
FD固定ボルトやブラケットカバーなど、中古ならではの欠品に直面。
シマノ用パーツで代用したり、Amazonで中国発送の特殊ネジを注文したりと、
“なんとかする力”が試される場面が続きました。
ケーブルワークとバーテープで“初号機感”を演出
色付きアウターも検討しましたが、黒の方が“エヴァっぽい”と判断。
最終的に、白いバーテープと青ベースの“TESTサドル”で仕上げたことで、
「これは初号機だ」と納得できる1台に完成しました。