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Specialized VENGE Vias組立レポート(3)

みぞお
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ヴェンジを正しく組む

フレーム:Specialized VENGE Vias 2016

コンポ:SHIMANO 105 (5800)

少し不安があるまま友人に納品したら、きっちり指摘を受けて、最初からやり直します

失敗を経験したので成功します

間違えた手順や判断をし、失敗しているので、ここを気を付けようをイメージして、今回はうまくいく気がする

ケーブルルーティングが難しいフレームです

2016 Venge Pro ViAS
2016 Venge Pro ViAS

使用したケーブル

VENGEは、内臓するケーブルの長さ重要で、これを間違えれると、どうにもなりません

必要なケーブル

シフトケーブル:アウターインナーセット1組+アウターケーブル2m×2

ブレーキケーブル:アウターインナーセット1組+アウターケーブル2m×1

無駄にしたケーブル

シフトケーブル:アウターインナーセット1組インナーケーブル×2

ブレーキケーブル:アウターインナーセット1組インナーケーブル×5


概算金額:15,000円

安くついたと思うべきか、無駄が多すぎと思うべきか・・・

組立3回目(成功)

ケーブルルーティングを最初からやり直します

フロントフォーク内部

前回まで、目をつぶっていた箇所に着手

マニュアルから引用

通す穴が違うので、エキスパンダープラグを抜いて、やり直します

引いてだめなら叩き込む

マニュアルから引用

引き抜くのは無理で困っていたら、ボルトの真ん中を叩くと書いてあったので、下台座に8㎜アーレンキーを当てて、ハンマーで叩いたら外れました

上台座は専用工具で簡単に外れます

壊れたらネタだと言ってくれた友人に感謝

構造を理解する

自転車の部品は、それぞれの構造を理解しないといけません

これで、ケーブルを新品に交換できたし、動かないように固定できました

ケーブルの長さを調整する

マニュアルから引用

カットする長さは出口から25mm指定ですが、ケーブルの引っ張り方で大きく差が出ます

抜けない程度に強く引っ張って30mm(25mm+5mm)でカットしました

フレーム内部

マニュアルから引用

内部より、外に出ているケーブルの長さを見直しました

フロントディレイラー出口

マニュアルから引用

範囲内でカットしました(中央値の110㎜)

リアディレイラー出口

マニュアルに指定された数値が見当たらないので、好みの長さにしました

リアブレーキ出口

マニュアルから引用

130㎜からケーブルアジャスターの長さを計算してカットします

S-Worksなどのフレームセットでは”ジョグワイヤー”製が付属していたので、それに合わせた数値です

今回はシマノ製を使ったので、手探りで合わせました

でも、ケーブルアジャスターは必要ないと思っています

ケーブアジャスター不要

ホイール(タイヤ)に接触することが多く、乗車時に鬱陶しいので外しました

調整が必要なら、ケーブルを張りなおした方が早い(結論)

ハンドル+ステム内部

マニュアルから引用

(E)(F)の長さを見直し、最初からやり直しました

ハンドルバーからのケーブルの長さ一覧表

ハンドルバーからのケーブルは、以下の長さになります

ステム長ブレーキケーブル長 (E)シフトケーブル長 (F)
70mm45mm50mm
85mm60mm65mm
95mm70mm75mm
105mm80mm85mm
115mm90mm95mm
125mm100mm105mm
135mm110mm115mm
マニュアルから引用
今回のサイズとケーブルの長さ

95mmステムの場合、(E)70mm、(F)75mmになります


ハンドル内部のケーブルの張り方で長さが変わるので、+10mmしてカットしました

おそらく正しい状態の長さ

固定台座にセットした状態で、(E)(F)の長さを合わせたら、適正値ではないかと思います

インナーケーブルを通して調整

これでダメだったら、ストア丸投げだと思いながら作業をしました

結果

なにこれ?まったく別物に変わりました

DURA-ACEブレーキと同等で制動力が高いと聞いていたけど、それ以上

ブレーキの調整が難しいと聞いたけど、一発で決まる(Vブレーキの左右幅の調整は必要)

シフトは5800とフルアウターだから、それなりだけど、快適レベル

フレームやハンドル内部のアウターケーブル長を正しく調整すれば、何も問題ない

マニュアル通り作業すれば、だれでもベストな状態にできる

”VENGE Vias”を理解するために、ケーブル数セット無駄にする必要がある

後処理

ブレーキ、変速の調整は解決しましたが、最後に悩みがあります

ブレーキインナーケーブルの先端処理

フロントブレーキ

短く切って、フォーク内に留めておくことを検討しましたが、熱圧チューブでは外れやすいし、この隙間でハンダ付けをする技術もないので、長めにカットして下へ引っ張ることにしました

ホイール着脱時に、必ずケーブル位置を直す必要あり

リアブレーキ

フロントブレーキと同様に長く切って、ブレーキ本体に引っ掛けて下へ引っ張ります

ケーブルを長く残している方が、伸びた時に再調整しやすいかと思っています

まとめ

無事、組み上げることができたのは、メーカーが公開してくれているマニュアルのおかげです(アドレスは見つけられず・・・)

スペシャライズドは敷居が高いバイクだけど、サポートが充実しているので、私も”Specialized VENGE Vias”が欲しくなりました

今なら、作業手順が頭に入っているので、DIYで組み立てられる自信があるから・・・

シリーズ投稿

1回目・・・失敗(適当にやるな)

Specialized VENGE Vias組立レポート(1)
Specialized VENGE Vias組立レポート(1)

2回目・・・失敗(数値は正確に)

Specialized VENGE Vias組立レポート(2)
Specialized VENGE Vias組立レポート(2)

3回目・・・成功(マニュアル通りに)

Specialized VENGE Vias組立レポート(3)
Specialized VENGE Vias組立レポート(3)
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  1. タケ

    自分も舐め気味で代替品でいいので交換したいのですがトップキャップの長いネジのサイズを教えて貰えないでしょうか?
    フレーム内を通ってフロントディレイラーまで真上に上がって行きますが、フレームから出てディレイラーまではアウターは使わずシフトケーブルむき出しで張りましたでしょうか?

    • みぞお

      ブログを読んでいただきありがとうございます。

      <ボルトサイズについて>
      別の記事にも書きましたが、VENGEが手元にないので、サイズは分かりません。
      友人の大事なバイクで、見た目にも影響する箇所に代替品を使うアイデアがなく計測もしていないので、憶測でも答えられません。
      Amazonに同商品が9千円オーバーで販売されていますが、正規代理店ではもっと安く買えます。

      <ケーブルについて>
      フレーム下にアウター受けがありますので、そこから先はインナーケーブルのみをFDまで引っ張ります。

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みぞお
みぞお
おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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