[SCOTT AFD SPORT修理]リプレイスエンド交換

「“変速が決まらない…原因は意外なところにあった!”」
そんなモヤモヤを解消してくれたのが、SCOTT AFD SPORTのリプレイスエンド交換に挑戦した筆者の実践レポートです。
この記事では、リアディレイラーの不調に悩まされ続けた経緯から、交換作業の手順、必要な工具、そして交換後の変速の劇的な改善までを、初心者にも分かりやすく紹介。
さらに、「歪みは1mm以下でも影響する?」「旅先でのトラブルに備えるには?」といった実用的な視点も盛り込まれており、DIYメンテナンスのヒントが詰まった一記事になっています。
「変速がうまくいかない」「自分で直せるか不安」——そんな方にとって、“小さな部品が走りを変える”ことを実感できる内容です。
あなたの愛車も、リプレイスエンドの見直しで生まれ変わるかもしれません。
リア変速不調の対処方法
リアエンド変速不調が起こる場合
- 落車
- 駐輪時の転倒
- 輪行時にぶつける
- 変速調整不足による負荷
大抵の場合、リアディレイラーと本体を繋いでいるネジ穴のある部品が歪んでしまっています
名称
リプレイスエンドの名称は、色々ある
- リプレイスエンド
- リアエンド金具
- リアディレイラーハンガー
色々なメディアやメーカー毎に言い方が違うので、ネット検索するとき困る
リアエンド修正
特殊な工具があれば直すことができます
工具超高価
とても高価な工具ですし、自転車屋ではないので工具自体が邪魔になります
エンド部品交換
そういう要望があるからなのか、最近のロードバイクはすぐに修理ができるよう工夫されています。
カーボンフレームなら間違いなくそうなっています
リプレイスエンド交換で対応
購入したロードバイクの販売店にリプレイスエンドを注文すれば、問題なく買えます
互換品あり
互換品などを販売しているメーカーもあるので、フレームの型番を調べてネット検索すれば、Amazonなどで購入可能です
部品は高い
こんな小さな部品なのに、2,000円を超えることに驚きを感じます

価格を見て「高い!」と思うかもしれませんが、自転車の部品はどれも高いです
(作業フレーム:SCOTT AFD SPORT)
交換
作業当時(2012年)は作業台を持っていなかったので、自転車をひっくり返して作業しています。
ディレイラーハンガー交換だけなら、作業台不要
部品を外す
ホイール・リアディレイラーなどを外します
アーレンキー(5㎜)
写真を撮るため、ホイールを装着していますが、先にホイールを外してから、アーレンキー(5mm)を使ってディレイラーを外します

外したディレイラーは邪魔にならないように退けておいて、リプレイスエンドを交換します
新旧部品比較
作業する上で確認しておきたいのが、新旧で状態がどうちがうのかです
明らかに分かるのは汚いことと部品を締め付けた跡が残っっているくらいです。
本体を守るため柔らかいアルミ素材です。
部品を無くさない
ネジ類は使いまわすので、綺麗にして本体に取り付けましょう(←大事なこと)
取付と逆の方法
取り外した旧パーツと同じ位置に取り付けます
ネジの締め付けトルクが決まっていますが、大体人間が普通に締め付けていたら、大きく問題になることはありません。
締め付けトルク
体重を乗せて思いっきり締めたらカーボンは割れるかもしれません(←トルクを管理できる工具を使いましょう)
変速調整

ホイールを元に戻し変速調整をしたら、交換前では気持ち悪い位決まらなかったギアもちゃんと変速してくれると思います
まとめ
歪みは1mm以下の場合が多いですが、その差は大きいです。ギアが特定の段でガタガタと嫌な音を出して乗りにくい状態で乗り続けるなら、交換をオススメします
プロに相談
交換ができないタイプのフレームなら、自転車屋に相談してください。
リアエンド修正器具
その武器はなんだ?って工具で修正してくれます(←工賃は部品代くらいかかります)
作業は簡単
アーレンキーだけで作業ができますし、部品も小さいので、サドルバックやツール缶に入れておくと、旅先やレース会場ですぐに直せますよ
ディレイラーハンガー交換は頻繁
ロードバイクを趣味にしていると、意外と交換する回数が多い


