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[アーカイブ]2010年以前のサイクルモード体験記録

みぞお
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2010年にインテックス大阪で開催されたCYCLE MODEの様子を写真付きでレポート。

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CYCLE MODE international 2010(インテックス大阪)

2010年2月、インテックス大阪で開催された「CYCLE MODE international 2010」に行ってきました。会場は1〜3号館を使用し、スポーツバイクやパーツ、ウェアなどが一堂に会する、日本最大級の自転車イベントです。

開催概要(大阪会場)

  • 開催日:2010年11月13日(土)・14日(日)
  • 時間:両日とも10:00〜17:00
  • 会場:インテックス大阪(1〜3号館)
  • 入場料:前売り1,000円/当日1,200円(高校生以下は無料)
  • 主催:サイクルモード実行委員会(テレビ大阪など)
  • 出展数:約570ブランド(東京・大阪合計)
  • 試乗コース:一般試乗、マウンテンバイク、リカンベント、電動アシストなど多彩なコースが設置されていました。

印象に残った展示

各ブランドの2011年モデルがずらりと並び、試乗も可能。特に印象的だったのは、カーボンフレームの軽さと剛性感。普段はなかなか触れられない高級モデルに実際にまたがれるのは、サイクルモードならではの醍醐味です。

また、初心者向けの「試乗前レッスンコーナー」や、女性向けのレディスコーナー、著名人によるトークショーなど、展示以外のコンテンツも充実していました。

2013年以降

大阪で開催されていたころは、ほぼ毎年参加していました

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PINARELLO

展示・試乗された主なモデル

モデル名特徴・仕様例
DOGMA 60.1カーボンモノコックフレーム。試乗車はCampagnolo Super Record仕様。展示車にはDura-Ace仕様もあり。
PRINCE CARBON軽量で剛性の高いカーボンモデル。女性や小柄なライダー向けサイズも展開。
FP7ミドルグレードのカーボンバイク。ブルーカラーが展示。
FP6ホワイトカラーで展示。上位モデルの設計思想を継承。
FP3アテナ仕様(シルバーホワイト)やアルテグラ仕様(ホワイト)など複数バリエーション。
FP2エントリー向けカーボンモデル。ホワイトカラーで展示。
FP1アルミフレームモデル。ブラックカラーで展示。
TREVISOクラシックなスタイルのクロモリバイク。ゴールドカラー。
LUNGAVITAシングルスピードの街乗りモデル。グリーンカラー。

また、DOGMA 60.1の「Giro d’Italia Special Edition」には、カンパニョーロの電動コンポーネント(エレクトリック・スーパーレコード)が搭載され、世界初公開となったことも話題になりました。



OPERA

主な展示モデル(OPERA)

モデル名特徴・仕様例
LEONARDOカーボンモノコックフレーム。ピナレロ譲りの美しい曲線と剛性バランスが特徴。Shimano Ultegra仕様で展示。
CANOVAカーボン+アルミのハイブリッド構造。エントリー層向けながら、しっかりとした走行性能。
SUPER LEONARDO上位モデル。DOGMAの設計思想を取り入れた高剛性・軽量フレーム。Campagnolo仕様で展示。
PAVAROTTIクラシックなクロモリフレーム。ツーリングや街乗りに適した設計で、落ち着いたカラーリングが印象的。

OPERAは当時、ピナレロの技術をベースにしつつも、よりクラシカルで芸術的なデザインを志向しており、特にLEONARDOシリーズは「美しさと機能性の融合」として高い評価を受けていました。


Wilier

Wilier 展示モデル(2010年)

モデル名特徴・仕様例
Cento1(チェントウノ)フラッグシップモデル。カーボンモノコックフレームで、剛性と快適性を両立。プロチーム「ランプレ」カラーが人気。
Izoard XP(イゾアールXP)セカンドグレードのカーボンモデル。エントリー〜中級者向け。105仕様で展示。
La Triestina(ラ・トリエスティーナ)アルミ+カーボンバックのハイブリッド構造。コストパフォーマンスに優れた入門モデル。
Mortirolo(モルティローロ)軽量アルミモデル。街乗りからヒルクライムまで対応。

特に注目されたのは、Cento1のランプレチームレプリカ仕様で、Campagnolo Super RecordやShimano Dura-Aceを搭載した完成車が展示されていました。Wilierらしい流麗なフレーム形状と、鮮やかなチームカラーが来場者の目を引いていました。



SCOTT

SCOTT 展示モデル(2010年)

モデル名特徴・仕様例
CR1 SLHMXカーボン採用の最上位モデル。Dura-Ace仕様、重量6.7kg。振動吸収性に優れたロングライド向け。
CR1 PROHMFカーボン。Ultegra仕様、重量7.3kg。快適性と剛性のバランスが良好。
CR1 TEAMHMFカーボン。105仕様、重量7.94kg。コストパフォーマンスに優れる。
CR1 COMPHMFカーボン。Tiagra仕様、重量7.1kg。エントリーモデルとして人気。
ADDICT R1 / R2 / R3 / RC超軽量HMXカーボン採用のレーシングモデル。R1は6.44kg、RCは電動Dura-Ace搭載で6.6kg。
SPEEDSTER S10 / S20 / S40 / S55アルミフレームのロングライド向けモデル。S10はダブルバテッド仕様。
PLASMAシリーズトライアスロン・TT用モデル。完成車やフレームセットで展示。
CX COMPシクロクロスモデル。オフロード対応の設計。

特にCR1シリーズはフルモデルチェンジされ、シートステーの形状変更により振動吸収性が大幅に向上。石畳のような荒れた路面でも快適に走れる設計が話題になりました。また、ADDICTシリーズは軽量性を極めたレーシング志向のモデルで、RCには電動Dura-Aceが搭載され、当時としては先進的な仕様でした。

選手モデル


商品ラインナップ


MERCKX

MERCKX 展示モデル(2010年)

モデル名特徴・仕様例
EMX-5フラッグシップモデル。高剛性・軽量なカーボンモノコックフレーム。Shimano Dura-Ace仕様で展示。
EMX-3セカンドグレードのカーボンモデル。快適性と剛性のバランスが良く、Ultegra仕様で展示。
AXMクラシカルなデザインのアルミ+カーボンバックモデル。レース志向の設計。
San Remo 76メルクスの伝説的勝利を記念したモデル。エアロ形状と剛性を両立。
Milano 72クロモリフレームのクラシックモデル。街乗りやツーリング向け。

特にEMX-5は、当時のプロチーム「Quick Step」でも使用されていたモデルで、剛性と反応性に優れたフレーム設計が注目されました。また、San Remo 76はエアロロードの先駆けとして、洗練されたフォルムとカラーリングが来場者の目を引いていました。





BMC

BMC 展示モデル(2010年)

モデル名特徴・仕様例
SLR01新型フラッグシップモデル。ナノカーボン採用の超軽量フレーム。フレームセット定価:504,000円。
SLC01ピュアカーボンのハイエンドモデル。CNTコンポジット採用で剛性と軽量性を両立。
SLX01カーボン+アルミのハイブリッド。Ultegra 6700仕様で完成車価格:399,000円。
SL-01アルミ+カーボンバックの中級モデル。完成車価格:315,000円。
SSX-01アルミフレームのエントリーモデル。105仕様で完成車価格:199,500円。
TT01 / TT02タイムトライアル用モデル。TT01はフルオーダー対応のハイエンド仕様(定価:1,575,000円)。
CX01 / CX02シクロクロスモデル。カーボン+アルミ構造で、CX01はフルカーボンフォーク仕様。

特にSLR01は、当時のBMCが掲げた「New Carbon Concept」の象徴として登場し、軽量かつ高剛性なフレーム設計が話題に。SLC01はプロユースにも対応する完成度の高さで、展示会場でも多くの注目を集めていました。

大人気だったので

試乗でほとんど出払っていた。

GHISALLO


MASI


FELT


Cervélo

Cervélo 展示モデル(2010年)

モデル名特徴・仕様例
R5ca“Project California”で開発された超軽量フレーム。マットブラックに赤いeマークが印象的。日本には5本限定入荷予定。
R5ツール・ド・フランスでサストレ選手が使用した実車を展示。軽量かつ剛性に優れたヒルクライム向けモデル。
R3軽量性と快適性を両立したオールラウンドモデル。試乗車としても人気。
S2エアロロードの定番モデル。空力性能を重視しつつ、剛性と快適性も確保。試乗可能だった。

展示ブースでは、赤を基調とした背景に2011年モデルがずらりと並び、R5caの実物を間近で見られる貴重な機会となりました。さらに、サーヴェロ・テストチームの実戦使用車も展示され、ファンの注目を集めていました。


TREK

TREK 展示モデル一覧(2010年)

モデル名特徴・仕様例
Madone 6 SSL / UNITYランス・アームストロングがツール・ド・フランスで実際に使用した実車を展示。UNITYはがん撲滅キャンペーンモデル。
Madone 6プロ仕様のハイエンドモデル。軽量性と剛性を両立。52, 54サイズで展示。
Madone 5.2ミドルグレードのカーボンモデル。50〜56サイズで展示。
Madone 4.5 WSD女性向け設計(WSD)。47サイズで展示。
Madone 3.1エントリー向けカーボンモデル。52, 54サイズで展示。
2.1アルミフレームのロードバイク。54サイズで展示。
7.5 FX / 7.3 FX WSDクロスバイク。街乗りやフィットネス向け。17.5サイズで展示。
Top Fuel 9.8 / Fuel EX8フルサスMTB。トレイルライド向け。17.5サイズで展示。
Gary Fisher CollectionSUPERFLY 100 / ELITE / PARAGONなど、29er MTBやシクロクロスモデルを展示。

また、Project Oneのカラーオーダー体験ブースも設置され、来場者はPC上で自分だけのMadoneをシミュレーションできるデモが人気を博していました。

さらに、別府史之選手(当時レディオシャック所属)によるトークショーも開催され、プロの視点からTREKバイクの魅力が語られました。

2007年ツールドフランス王者バイク

この時は、あまりグランツールに興味がなかったけど、格好よかったから、写真を撮りました。


2008 Madone 6.9 Pro

スペックなど

2008 Madone 6.9 Pro
2008 Madone 6.9 Pro

2008 Madone 4.5 WSD

スペックなど

2008 Madone 4.5 WSD
2008 Madone 4.5 WSD

2008 2.1 WSD

スペックなど

2008 2.1 WSD
2008 2.1 WSD

MTB




Lemond


TESCHNER

メーカー不明

どこのメーカーだったのか記録が残っていないのが残念です。

来場者の声・体験記まとめ

試乗体験が充実

  • 試乗コースはロード、MTB、クロスバイク、電動アシストなど多彩。
  • ヘルメット持参で本格的な試乗が可能。
  • 「CR1」「R3」「DOGMA」など、憧れのハイエンドモデルに実際に乗れる貴重な機会。

展示ブースの見どころ

  • TREK、Cervélo、Wilier、SCOTT、BMCなどの2011年モデルが勢揃い。
  • ピナレロのDOGMA 60.1やCervélo R5caなど、注目のフラッグシップモデルが展示。
  • 女性向けのWSDモデルや、街乗り向けのクロスバイクも豊富。

会場の雰囲気

  • 幕張会場は比較的ゆったりと見学でき、ベビーカーでも安心との声も。
  • 各ブースではスタッフが丁寧に説明してくれ、初心者でも楽しめる雰囲気。
  • 試乗前レッスンやファッションショー、トークイベントなども開催。

印象的だったポイント

  • Project One体験ブース(TREK):カラーオーダーをPC上でシミュレーションできる人気コーナー。
  • 女性目線のレポート:ウェアやサドルの試着・試乗体験が丁寧に紹介されており、初心者にも参考になる内容が多い。
  • デジタル×自転車の融合:GPSナビやスマートアクセサリーの展示もあり、ガジェット好きにも刺さる内容。

まとめ

CYCLE MODE 2010は、単なる展示会にとどまらず、「見て・触れて・乗って・学べる」体験型イベントとして、多くの来場者にとって記憶に残る時間となりました。特に、プロ仕様のバイクに実際にまたがれる試乗体験や、ブランドごとの個性が光る展示ブースは、自転車ファンにとってたまらない魅力だったようです。

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おっさんサイクリスト
自転車趣味歴だけは長いサイクリスト。レースは観戦するもので、自転車旅を楽しんでいます。西日本を中心に活動しています。
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